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誰でもできる片麻痺のイメージトレーニング

お疲れ様です。はらリハです。

本日は…
「片麻痺のイメージトレーニング」を題名にお話ししたいと思います!

はじめに

耳にしたことがあると思いますが、イメージトレーニングは知られていないメリットが多いです。

イメージトレーニングの有効性や方法について、脳卒中後遺症の方に向けて、説明させて頂きます。

イメージトレーニングの効果

☑︎ 自身の身体を動かすイメージをする際、筋はわずかではあるが曲がる方向へと実際に活動し、それは実際に動かす運動パターンとほぼ類似する筋収縮が得られる。

☑︎ 運動を行う際に脳はある特定部位を活用するが、同じ運動をイメージトレーニングで行う際に脳内の同領域が発火する。

☑︎ イメージトレーニングは脳卒中後の神経再接合を促すことが報告されており、研究にで実際に行うトレーニングと同じような神経可塑性が見られるものもある。

☑︎ イメージトレーニングは課題の積極的な繰り返しである。脳卒中発症前にできていた運動をイメージしながら繰り返し実践する。これは積極的で訓練的意味合い、集中が必要とする。

現在はVRでの訓練器具が存在しており、イメージトレーニングに似ています。

具体的な方法

方法 : リラックスと音声録音

リラックスする為のアイデアは、心地よい状態を想像し、心は空っぽにし、呼吸を整えるます。
この深いリラックス状態は少なくても3〜5分は実施して下さい。

そのリラックスしてに慣れてきたら、課題のイメージを音声録画します。
録音する際は、部屋の大きさ運動の詳細、どのように感じたかなどを全て記録します。

「ソファーに座っているイメージをして下さい、部屋はとても静かです、ソファーの前には机があります」など。

その後、詳細な運動イメージをします。

「100%りんごジュースが入ったコップがテーブルにに置いてあり、そのカップに手を伸ばす感覚を感じて、さらに自身の腕の重さを感じてみる。肘はまっすぐ、手首をしっかり持ち上がり、手は綺麗に開いて、冷たいコップに指が触れて…」

などをイメージします。

音声録音なしでのイメージトレーニングも可能ですが、研究としては立証されておらず、是非、この方法でイメージトレーニングをして頂きたいです。

課題における運動をよりリアルにイメージできればできるほど効果的です。

回数

録音音声を聴くのと運動の実践は、比率として3回の音声レッスンに対して、1回の運動実践が適当です。

補足 

☑︎リハビリ後
セラピストによる施術を受けた後、イメージトレーニングを補足的に活用すると良い。イメージの中で実施した身体トレーニングが「足跡として脳に刻まれる」よう行っていく。
各治療セッションの休憩時間にイメージトレーニングを活用すれば、実際の治療効果に多大な影響を及ばすことができます。

☑︎歩行は??
イメージトレーニングでは、必ずしも音声録音が必要ではありません。
たとえば、歩行訓練は発症前の自身の歩行を思い出して見ることで歩行トレーニングの効果を高めることができます。

注意点

イメージトレーニングを完璧に再現できても、実行した運動が完璧に再現できるわけはありません。

イメージトレーニング後にうまく動ける場合もあれば、動かない場合もあります。

そのため、実際の行為と、イメージした行為の違いをしっかり認識し、課題として取り組むことも大切となります。

おわりに

ここまで読んで頂きありがとうございます。

はらリハでは、自費リハビリを受けたいが、金銭的に難しい方に向けて、有料の自主トレメニューを販売しています。

そもそもの話をすると脳卒中後遺症の根本的な問題を解決するためには筋肉トレーニングだけでは不十分です。

なぜなら…

根本的な問題は『脳』にあるからです。

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