![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115207110/rectangle_large_type_2_328be73a8eabe3abb5e0c42e547fe8aa.jpeg?width=1200)
中国映画「薬の神じゃない!」感想※ネタバレあり
Amazonプライムで無料だったので、観ました。
すごくよかったです。
泣けました。
法と良心についての映画です。
多分初めて私が観た中国映画になると思います。
中国で大ヒットの理由がよくわかる良作でした。
名シーンがたくさんあった中で、特に心に残ったのは、ポールダンサーの女性がお客さんとして働いているお店に来てるのに、店長に踊れってしつこく言われて、戸惑っていたら、
主人公が「客として来てるんだ。彼女は踊らない。お前が踊れ。」って言って大金払って、店長がお金ね誘惑に負けて「ちゃんと見てろよ」って言って、ポールダンスする。
それをみんなで見て、「もっと踊れ」って言って盛り上がるシーンの女性の表情がすごく良かった。最高でした。
良識あるキリスト教の司教さんがみんなでエセ薬の講演会に行ったときに、ステージに立って「この薬はとんでもないニセモノだ」って言って主催者に食ってかかるシーンも、自分の良心を忠実に貫く姿勢がよかった。
人と争うタイプじゃないのに、人を寝たきりにさせるような薬を嘘ついて売るとんでもない奴には、容赦しない。
エセ薬の販売者には「地獄に堕ちろ」、
効く薬の関係者には「神の御加護を」って言ってた。
亡くなった2人のシーンもやるせなくなった。
主人公の罪が決まって車に乗せられた時に、白血病患者さん達が集まってマスクを外すシーンはすごく感動した。
彼のおかげで生きられた人、生きていく希望をもらった人達。
刑期の3年の間に薬が手に入れやすくなって、主人公は密輸の必要がなくなった。
衣服?の工場商売でも上手くいっていたみたいだから、またビジネスで成功してほしいし、きっとするだろうなぁ、と思いました。