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映画語録 『潜水服は蝶の夢を見る』

こんにちは!

私達のおすすめ映画や好きな監督などをご紹介していけたらと思います〜
※完全なる独断と偏見で綴らせていただくのでそこはご了承くださいませ!


今回は『潜水服は蝶の夢を見る』をご紹介いたします。
※現在映画館では公開予定などはございません。

『潜水服は蝶の夢を見る』

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1995年12月8日、ファッション誌ELLEフランスの編集長である43歳のジャン=ドミニック・ボービーは脳梗塞を患った。20日に渡る昏睡状態から目覚めると、閉じ込め症候群(“Locked-in syndrome”)と呼ばれる意識と記憶は正常だが全身が麻痺した意識障害に陥っていた。ボービーは言語療法士や友人の力を借り、かろうじて動かせる左目のまばたきによって意思疎通を行ない、1冊の本を書き上げた。20万回のまばたきによって綴られた回顧録は1997年にフランスで出版され、ボービーは本の出版から2日後の3月9日に感染症によって亡くなった。出版後、本は初日だけで2万5000部を売り上げ、最終的に数百万部を発行するベストセラーとなった。(ウィキペディア 引用)


日本では2008年に公開した映画です。
元々、フランスの俳優であるマチューアマルリックが私は好きで見た映画なのですが、ストーリーはもちろんのことジュリアンシュナーベルの撮る映像美がとにかく美しかった。

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主人公であるジャンドミニックの一人称の視点で基本的に描かれているため、次第に観客も主人公の体が不自由である視点に同一化されていく演出になっている。映像もそうだが物語も含め最初はこの演出に慣れるのは難しいし、見辛いと感じるのではないか。
見ているこっちの視点が徐々に崩壊されていく。

だが、主人公の視点が物語が進むにつれ映像と主人公の気持ちがリンクしていき、目に写る(映像)人や景色が美しく感じていく。
カメラで写しているのではなく、人間の肉眼がそのまま映像化されているように少なくとも私は感じた。

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ジュリアンシュナーベル監督作品の映像美は個人的に大好きでこの作品以外でも『バスキア』(1996)も良かったですが
3年前に公開していた『永遠の門 ゴッホの見た未来』(2018)も個人的にとても良かったのを覚えています。

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更にジュリアンシュナーベルは映画監督としてだけでなく画家としても有名な方です。
彼の作品は下記にてご覧になれます。

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この機会にご覧になってない方は是非見てみてください!!

それでは本日はこのへんで!
ありがとうございました。


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