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奥能登事業者復興支援 副業人材インタビュー Vo.13
奥能登の事業者さんを支援している副業人材の方にお話をお聞きしました!
プロフィール
お名前: 渡邊 享子さん 巻組
職業: 不動産
支援先: 能登定住促進協議会
支援のきっかけ
能登町を訪れ、興能信金の田代理事長や定住促進協議会の森さんとお話ししたことから応募にいたりました。
東日本大震災の被災地である石巻市で13年、空き家を活用した地域活性化に取り組んできた経験を活かして能登町の復興に貢献できないかと考え、応募しました。
課題
能登町では住宅の復旧が遅れており、住宅不足が続いています。
その為、様々な方々の住む場所がないという問題が発生しています。
こうした中で、空き家を活用して住まいづくりをするための手法を検討することが必要となっています。
定住協とディスカッションする中で、まずは集落の文化に共感し、再生に寄与する人材を増やしていきたいということを第一の課題としました。
一次・二次避難者の戻り入居や、ゆくゆく定住につながるような関係人口創出につなげていくことが重要な課題です。
取り組み内容
●これまでの活動
定住協担当者と定期的にミーティングを行い、課題整理を行いました。
その上で、地域の関係者へのヒアリングや現地の空き家の現調を行いました。
上記を踏まえ、補助金や融資の方法を含めた事業スキームを提案しました。
●これからの活動
石川県とも調整を行い、補助金のスキーム設計なども含めて調整を行い、実現に向けて活動していきたいと考えています。
事業者さんについて
昨年の地震で大きな被害をうけられ、また豪雨災害でも大変な思いをされた中で、真摯に余所者の私を受け入れてくださり丁寧にご案内くださいました。
前向きに地域の持続可能な発展を目指す皆様に、とても感銘をうけております。
これからも微力ながら事業を進め、能登の復興にお役に立ちたいと思っていますので、よろしくお願いします。
能登復興へのコメント
14年間、東日本大震災の被災地にかかわってきましたが、日本全体で人口減少が進み、能登の復興現場は良い面でも悪い面でも時代が進んだと感じています。
逆にいえば、復興の歴史を変える大きなチャンスだと感じています。
興能信金はじめ先進的な活動をされている能登の皆様とこれからもご一緒できたら嬉しいです。