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大判フィルムカメラで1枚撮影するコストとは?

こんにちは、ラウファンです!

今回は大判フィルムカメラについてお話ししたいと思います。特に、大判フィルムカメラで1枚の写真を撮影する際のコストについて詳しくお話しします。

大判カメラを使ったことがない方は、「1枚撮影するのにどれくらい費用がかかるんだろう?やっぱり高いよね?」と思うかもしれません。結論から言うと、はい、確かに小さいフォーマットよりもコストはかかります。しかし、その費用は、写真の素晴らしいクオリティや、大判カメラを使う過程の充実感を考えると、十分に見合うものだと言えるでしょう。

大判フィルム

フィルム

まず最初に必要なのはフィルムです。フィルムの価格は、ブランド、期限の有無、フィルムの種類(カラーネガ、カラーポジ、白黒)などによって異なります。僕の経験に基づき、各フィルムタイプの価格帯を以下にまとめます:

  • 新鮮なカラーネガフィルム(Kodak):1.3万〜1.8万(10枚)

  • 新鮮なカラーポジフィルム(Kodak):1.1万〜2.1万(10〜20枚)

  • 期限切れのカラーネガフィルム(Kodak & Fuji):5,000円〜1.2万

  • 期限切れのカラーポジフィルム:9,000円〜1.5万

  • 白黒フィルム:7,000円〜1.3万

Yahooオークをチェックしてみると良いですよ。僕もそこでとても良い取引を見つけました。Fuji Pro 160NSを25枚入りで¥5,000(2022年に期限切れですが、状態は良好)で手に入れました。

例えば、Kodak Portra 160の新鮮なカラーネガフィルムを使用し、10枚で1.4万の場合、1枚あたりのコストは1,400円となります。

現像

フィルムの現像については、実際それほど高くありません。1枚あたり500円〜800円程度で、35mmや中判フィルムの現像と同じような感覚です。ただし、もう一度考えてみると、小さいフォーマットでは35mmや中判フィルムの場合、10枚から36枚の写真が撮れますが、大判フィルムでは同じ価格で1枚しか撮影できません。

僕が通常利用している大判フィルムの現像料金は600円です。

大判Kodak Portra 160

スキャン

大判フィルムを撮影する目的は、そのクオリティとディテールにありますが、それを十分に引き出すためには、高品質なスキャナーやプロのサービスでスキャンしないといけません。ただ、その問題は非常に高額になってしまうことです。プロのラボでFlextightスキャナーを使用してスキャンする際の料金を以下にまとめます:

  • 30MBサイズ:1枚あたり¥2,000

  • 50MBサイズ:1枚あたり¥3,500

  • 100MBサイズ:1枚あたり¥5,000

僕としては、僕がやったように自分のスキャナーを購入することをおすすめします。自宅にスキャナーがあれば、このようなサービスは必要なくなり、かなりの節約になります。自宅でのフィルムスキャナーの構築については、下記の記事で詳しく書いていますのでぜひご覧ください。

大判Kodak Portra 160

計算してみましょう

フィルムは1,400円 + 現像は600円 = 1枚あたり2,000円です。
自宅にスキャナーがない場合は、さらに2,000円が加算されます。

どう思いますか?高すぎると感じますか?それともそうでもないと思いますか?僕にとっては、正直かなり高いと感じます。でも、やっぱりその体験や仕上がりを考えると、これからも月に2枚は大判フィルムカメラで撮影を続けたいと思っています。

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よろしくお願いします。

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