
ピンホール写真って知っていますか?瞑想のような撮影体験ができる写真ジャンルなんです
こんにちは、ラウファンです!
今回は、ピンホール写真を話したいんです。
ピンホール写真を試したことがありますか?それとも、そもそもピンホール写真って聞いたことがありますか?
僕は今回、大判フィルムカメラを使って初めてピンホール写真を2枚撮影してみました。その結果をシェアする前に、ピンホール写真とは何かを少し説明したいと思います。

ピンホール写真とは、レンズを使わずにシンプルなカメラで撮影する写真のことです。レンズの代わりに、小さな穴(ピンホール)を通して光をフィルムやデジタルセンサーの感光面に投影して画像を作り出します。以下、ピンホール写真の主な特徴をまとめました:
主な特徴
レンズなし:カメラにレンズはなく、小さな穴(針やピンで薄い素材に穴を開けることが多い)だけが開いています(これが「ピンホール」の由来です)。
小さな絞り:ピンホールは絞りとして機能し、ほんのわずかな光を通して画像を形成します。そのため、画面全体に渡って前景から背景までが比較的はっきり写る「無限の被写界深度」を生み出します。
長時間露光:ピンホールは非常に少ない光しか通さないため、露光時間がレンズ付きカメラと比べて格段に長くなります。数秒から数時間におよぶこともあり、これは光の条件によって異なります。
柔らかく夢のような描写:ピンホール写真は、柔らかい描写で、少しぼんやりとした雰囲気や周辺減光が見られることが多いです。これは、小さな穴を通過する光の回折によるものです。
広角の視野:ピンホールの小ささによって、広い視野が得られるため、独特なパースペクティブを持った写真になります。

仕組み
光が小さな穴を通過し、カメラ内部の反対側に反転した像を投影します。
ピンホールのサイズによって、画像のシャープネスや明るさが決まります。穴が大きすぎるとぼやけた画像になり、小さすぎると回折が起こりシャープネスが低下します。
投影された像は、フィルム、写真用紙、またはデジタルセンサーのような感光面に記録されます。
今回、僕は大判フィルムカメラとピンホールを使って2枚の写真を撮影しました。こちらがその結果です:


なぜピンホール写真を試してみたのか?
創造性:ピンホール写真は、伝統的なレンズでは再現できない独特なスタイルとアーティスティックな写真を撮ることができます。
学習効果:レンズの複雑さを排除し、カメラの基本的な仕組みを理解するのに役立ちます。
実験の楽しさ:さまざまな露光時間や構図を試すためのシンプルで手軽な方法です。
僕は写真撮影そのもののプロセスが大好きなので、ピンホール写真は「瞑想的でクリエイティブな写真の形」としてもよく知られています。撮影プロセス自体が最終的な写真と同じくらい重要な要素となるのが特徴です。
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