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本を読んでのちょっとした気づき

【患者力を引き出す作業療法】
 CBTの話が中心になっており、セルフヘルプペイシェントを作ることがOTの専門性だと述べている。
 自分は作業療法は、「希望する未来を作ることを支援する専門家」と考えている。
 そのための手段として、認知行動療法(以下CBT)が有効なのではないかという考え。
そしてCBTはうつ病などをはじめとする精神疾患のみならず、脳卒中などの疾患あるいは健常人にも十分に適応できるものだと考えている。
この本を読んでいて感じたのは以下のこと。

職場で作業療法を開始する際に、インテークで使用する共通した書式がある。 これを使用することで同じ説明で作業療法について話ができる。
しかし、そうするとあまり作業療法の良さが伝わらない。
だからこそ、インテークの段階で「作業療法はこういうものです。そして、私と行う作業療法はこういうイメージで進めていきます」と伝えてしまうこと。 それが良いのではないかと思った。
※当然同意はもらいますが。

だから自分はこの先、CBTを深く学んで臨床で使う。
自分が患者を治すのではなく、患者が自分で自分を治す。
そこに貢献できるように支援をする。
なんか自分自身で働きづらくしていた気がする。 もっと自由に表現しよう。

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