【自己紹介】僕のnoteは、「僕が夢中なこと」を最優先できる場所
僕はサラリーマンだ。サラリーマンは大変だ。自分の生活がまわせるくらいの収入を得るために、自分の興味関心とは関係のないところで最低でも1日の三分の一を「労働」という活動を通して、株主や上司やなんやら偉いらしい人たちにご奉仕しなければいけない。
そう、サラリーマンは大変だ。だけど、サラリーマンにも良いことがある。それは、「労働」さえしていれば、安定した収入が見込めること。フリーランスの人や、起業家みたいに、自ら参画しているビジネスの収益化を図らなくてもよいのだ。だからこそサラリーマンには労働時間が終わったら何もしなくてもなんの不安も心配もないという「余裕」がある。
この「余裕」こそ、サラリーマンの良さである。一日8時間の労働を半分強いられているということは、裏を返せば一日16時間の圧倒的自由を手に入れているということなのである。起業したばかりの起業家の友人を見ていると、一日8時間働いたからと言って、安心してぼーっとしている人はいない。
サラリーマンには「余裕」があるからこそ、自分の人生を自由にデザインするチャンスがたくさんあるはずだ。16時間何もしていなくても毎月給料は振り込まれるのだから、例えば、副業をやるにしてもその収益性をまずは無視して始められる。
僕がこのnoteを改めて書き始めたときはこのポイントを見落としていた。「会社をいつでも辞められるように、はやく副業で収益化したい。」そう思っていた。しかし、この思考だといつまでもある種の「労働」という奴隷制度から抜けられないように思う。
「収益化」が目先のゴールになってしまうと、今すぐに利益が出せそうな流行りや業界、ビジネスモデルに手を出しがちになってしまうのである。しかし、これらのことに自分が関心を持てる可能性はどれくらいあるだろうか。流行りだからと始めたことは、その流行りの波が引くとともに自分の歓心もだいたい退いているものである。
せっかく「余裕」を使って行う活動なのだから、自分のためになることをしよう。それは今の自分の仕事でより成長できること、でもいいし、純粋に没頭できる活動でもいい。ただ、利益を追い求めて自分があまり関心のない分野について、無理をして語るのはやめよう。
Twitterなどを見ると、外資系コンサルタントと就活生とはかなり相性が良いみたいだ。就活に手を差し伸べるふりをして、フォロワー数を稼いだり、noteの有料記事を売ったり。そのほうが収益化は簡単できそうである。しかし、正直言って僕は今の就活生に興味がない。全く知らないそのへんの大学生を応援するモチベもない。そんな人間が表面的な記事を書いたり、ツイートしたりしても大して続かないだろう。
それよりも、自分が関心を持てることに注力したい。僕は、歌(特にミュージカル)を歌うことや、モノやコトをキレイに整理するのが好きだ。アウトドアスポーツも結構好きだ。最近はビジネス書を読むのも好きだ。自分の人生について思いを巡らせるのも好きだ。新しいことを学ぶのはだいたいなんでも好きだ。仲の良い友達や、会社の同僚とくだらない冗談を言い合うのも好きだ。
このnoteは僕が「労働」する場所じゃない。このnoteでは、僕は株主の、上司の、そして資本主義の奴隷じゃない。このnoteは「僕が夢中なこと」を最優先していい場所なんだ。