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雨の中を傘をささずに歩く

雨が降っていたら普通は傘をさします。
でも私は濡れてもいい、いや、濡れた方が気持ちいいと思う時がある。
頭から全身に雨を浴びて歩くのが気持ちいいと思う時があるのです。
それは困難に直面している時に似ています。
困難はそのハードルが高ければ俄然やる気が湧いてきますが、雨にも同じ感覚を覚えるのです。
晴天は平穏無事な日常だから特に感情が揺さぶられることはない。
曇りは不穏な空気。
これからの不幸を予見しているようです。
そして雨。
雨は待望の困難。
困難は楽しい。
困難の渦中にいる時は辛いこともあるけれど、後になって考えると笑うことができる。
「あの時はほんと大変だったよな〜。」。
ただの雨なら浴びている間も楽しいです。
濡れて寒いのが少々気になるくらい。
びちゃびちゃに濡れるのは気持ちいいことなんです。
これが大雨、台風になれば尚更です。
困難の度合いが増します。
人はそんな状況になるとはしゃぎます。
雨、風が猛烈になればなるほどはしゃぎます。
それはその目の前の困難にワクワクしているからです。
台風で家が倒壊し、被害を被る人もいるかもしれません。
それは悲しいことです。
しかしある人は、台風という圧倒的な力に心が浮き足立つことがあるのです。
それは心の平穏を揺さぶって、魂を揺さぶるからです。
平穏を揺さぶるのは危機です。
でも危機というのは人にとって必要。
危機には人を鼓舞し、否が応でも前進させる力があるのです。
今日も雨でした。
だから私は傘をささずに歩きました。
周りの人は皆、私を不思議そうに見ます。
雨の日は傘をさすのが常識だと捉われているのです。
なぜささなければならないのか。
私がささない理由はきちんとあります。
しかしあなたが傘をさす理由はきちんとあるでしょうか。
濡れたくないから?
そうですか。
しかしもう少し機知に富んだご返答をいただけたら、私もさぞかし濡れ甲斐があったことでしょう。

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エアーマン
ごめんなさいね〜サポートなんかしていただいちゃって〜。恐縮だわぁ〜。