タバコの吸殻

コンビニの駐車場にタバコの吸殻がたくさんあった。
タケオはそれを見てため息をついた。
「なんでそうポイポイ捨てられるかな。」
タケオはタバコを吸わない。
別にタバコを吸うことに異論はない。
好きにすれば良い。
ただ、それを平気で捨てる神経がタケオには許せなかった。
「携帯灰皿にぽんっと入れれば済む話だろう。それすらも面倒くさいって...それよりも面倒なことなんてたくさんあるはずなのに。」
タケオは喫煙者の心理が全く理解できなかった。
「捨てなけりゃ俺だって何も思わない。ったく、実に不愉快だ。ケッ。」
タケオは駐車場に唾を吐き捨てた。
.....
トミコがやってきた。
店に入ろうとすると、店の前にはタバコの吸殻と唾が。
「まぁ!なんて汚いのかしら!タバコの吸殻に人の唾!わざわざこんなところに捨てないで我慢すりゃ良いのに。全く理解できないわ。唾だってそうよ。ぺっぺぺっぺと吐き捨てる人がいるけど、あれは一体何なのかしら。理解に苦しむわ。」
.....
買い物を終えたトミコ。
手にはレシートが。
トミコはそのレシートをおもむろにくしゃくしゃと丸めて...
そっと駐車場の隅に放っては、その場を後にしたのでした。

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ごめんなさいね〜サポートなんかしていただいちゃって〜。恐縮だわぁ〜。