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心の門

 子供の頃は、人に心を開くことが簡単にできていたのに、大人になるにつれて、簡単にはできなくなってしまったように感じます。
なんでだろうか?
それは、誰かに心を開くことで自分が傷ついた経験が何度もあるからだと思います。
それを繰り返すうちに、人に簡単に心を開いてしまうとまた自分が傷つくと思って、自分を守るために心を開かなくなってしまったように感じます。
でも、今日読んだ本の中に書かれていたことを見て、理由はそれだけではないのかもと思いました。
 玄関や部屋が日ごろからきれいに掃除してあると、いつ誰かが来ても、どうぞどうぞと招き入れることができますが、散らかり放題では、恥ずかしくて家に入ってもらうことは簡単にはできません。
人の心もそれと同じということ。やましいことや隠し事、ウソなどがあると心の門を開けなくなってしまう。
 
 まさにその通りだなと思いました。

私の場合、それは、自分の自信のなさからくる、自分自身を隠したいという気持ちや、偽りの自分でいることなのかなと思います。
相手のせいで心を開けないのではなくて、自分自身の問題。
それに気付いたら、心を開くにはどうすれば良いか、なんとなくわかってきた気がします。

 心を開くべき人には、気持ちよく開いていきたいから、お家の中をきれいにしておくのと同じように、自分の身も心もきれいに整えておくことが大事なんだなと思いました。

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