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ひつじサミット尾州2024⑤僕が一番欲しかったもの

いよいよひつじサミット尾州2024の開催まであと3日となりました!

今回のnoteでは岩田真吾の個人的なオススメコンテンツをご紹介します。

1. 三星毛糸の新しいワークショップ!

今回の三星毛糸の目玉はなんと言ってもこの2つです!

①カード織りで体験する尾州織ワークショップ

カードを綜絖(そうこう)にして、設計図どおりに経糸(たていと)を通して…
緯糸(よこいと)を経糸の隙間に入れて、一本一本織り進める
すると、だんだん細い幅の織物が!ミサンガみたいにアクセサリーにもなります。

余り毛糸の販売 / 毛糸ボンボン作り(予約不要)

シックなイメージの三星毛糸ですが、こういう色糸もあるんです
購入しやすいように、小分けにしています
手芸等に使うだけでなく、小さなお子さんもできるボンボンモンスター作りも!

なぜこの2つが目玉なのか?

それは普段から生地作りに従事しているテキスタイル事業部のメンバーから、自発的に生まれたコンテンツだからです。

ひつじサミット全体の実行委員長としてではなく、一つの参加事業者の社長として、ひつじサミット尾州に期待することは「普段とは違う仕事を通して、社員一人一人の自発性や創造性が刺激されること」だったり、「普段は接することの少ないメンバー同士のコミュニケーションが活性すること」だったりします。

そういう意味で、ひつじサミット4年目にして、このような素敵なアイデアがメンバー起点で生まれてきたのは本当に嬉しいです。

僕もカード織りをやりましたが、ファクトリーツアーの学びが深まる素晴らしい体験です。あと、かわいい毛糸もたくさんあって、社長なのに驚きましたw

当日の飛び入り参加もできますが、安心のためにぜひMITSUBOSHI 1887のオンラインストアからご予約の上、お越しください(^^)

2. あの人が尾州に?ひつじトークセッション

2023年は前夜祭として金曜日1日のみの開催だったひつじトークセッションですが、今年は3日間に分けて1日2回ずつ開催することで、より多くの人がスペシャルトークを聴けるようにしています。

全国から20名ものリーダー/チャレンジャーが尾州に集結し、実践を伴った「生きた知恵」を共有してくれます。

改めて並べてみると…壮観!

さらに、どの登壇者もセッションの前後に工場見学やワークショップ、グルメやショッピングなども楽しんでくれる予定なので、普通のイベントと違って「人と人」として繋がれるチャンスです。

僕がなぜこのトークセッションを(一見関係のなさそうな)オープンファクトリーで企画しているのかというと、逆説的ですが、これだけのリーダー/チャレンジャーを尾州(地方)に集めるチャンスはオープンファクトリーの時しかないからです。(←この文章、わかりにくい?)

このトークセッションを通して、尾州産地の仲間たちの想いに火がついて、新しいチャレンジがどんどん生まれるようにしたい…それが僕の想いです。

トークセッションは全て無料なんですが、席に限りがあるのでこちらも予約がオススメです↓

3. 参加事業者同士のコラボ企画

もちろん、他の参加事業者(工場、飲食店、マルシェ等)はどれもオススメなんですが、その中でも実行委員会や参加事業者交流会で話を聞いて良いなぁと思ったのは、参加事業者同士のコラボ企画です。

ワークショップ】 端切れ糸をアップサイクルした”つづれ織り”体験 by 伴染工

【ワークショップ】尾州の染め糸でクリスマスツリーを作ろう by 小塚毛織

この2つ、名前は違うんですが、同じ内容ですw

糸染めの伴染工さんと機織りの小塚毛織さんのコラボ企画とのことで、どちらの工場でも同じワークショップが体験できるそうです。

これからの季節にちょうど良いクリスマス柄

もともとひつじサミット尾州は、使い手と作り手がつながるだけでなく、作り手同士のつながりをアップデートするのも目的です。

そういう意味で、こういったコラボレーションが生まれるのは願ったり叶ったり。ぜひ多くの方に体験してもらって、アンケートで感想を書いてくれると嬉しいなと思っています。

追記】そういう意味では、ひつじDXを通して三星毛糸と一緒に生産管理システムのクラウド化にチャレンジする渡六毛織さんの工場見学もオススメです。(マニアな視点ではありますが)工場の中にある生産計画のディスプレイ、ぜひ見てきてください(笑)

4. 映画BISHUの聖地巡礼

10月11日より全国公開されている映画BISHU〜世界でいちばん優しい服〜ですが、ひつじサミット尾州が企画段階から協力しています。

繊研新聞さんが丁寧に記事にしてくれました

実は、三星毛糸のオリスタ(織り工房)が、主人公の実家の工場としてたくさん映っています!また、物語の鍵となるテキスタイルも三星毛糸にて制作させていただきました。
*僕もエキストラで1秒映っていますwww

他にも
・生地の染色整理のソトーさん
・糸染めの匠染色さん
が撮影地として協力してくれています。

また、一宮の街並みや工場、喫茶店などもとても美しく表現されています。映画自体、ご当地モノではなく作品としてとても評判が良いので、ひつじサミット尾州の際に「聖地巡礼」してみるのも面白いかもしれません。

最後に…僕の一番欲しかったもの

今年も直前まで準備でバタバタですし、始まるまで「ちゃんとゲストは来てくれるかな?」「天気は大丈夫だろうか?」と気持ちはハラハラドキドキなんですが、実は僕が一番欲しかったものはすで手に入っているんです。

僕が一番欲しかったもの…それはメンバーの自発的な企画や、多くの他地域リーダーとの交流や、参加事業者間のコラボと言った「僕の意図を超えた創発」です。

これが起きている時点で、嬉しくてしょうがない。もちろんゲストに喜んでもらうに越したことはないですが、仮にそうじゃなくても、こんな面白いことにチャレンジできてる時点で最高だなぁと。

ぜひ、10/25(金)〜10/27(日)に尾州に遊びに来てくれる皆さんとも、この気持ちを共有できたら嬉しいです。今のところ、10/27(日)なら僕もゆっくり接客できそうなので、まだ来る日を決めていないそこのアナタ、ぜひ10/27(日)に遊びに来てくださいね〜。最後まで読んでくれてメェルシー🐏

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