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社長通信Vol.94 義務だけでは続かない。Giveだけでは続かない。

4年目のひつじサミット尾州、大きな事故もなく無事に開催できました!3日間走り切った三星毛糸の皆さん、本当にお疲れ様でした。遊びに来てくれた三星ケミカルの皆さん、ありがとうございました(^^)

こちらは三星グループ代表の岩田真吾が月一で書くオープン社内報「社長通信」です。

社員だけじゃなく、いつか仲間になってくれるかもしれないあなたや、お客様や取引先、地域の方々など共に新しい価値を創り出す全ての皆さんに向けて発信しています。

自発性が光った三星毛糸のひつじサミット尾州

僕が一番欲しかったもの」というnoteにも書きましたが、今年はメンバーの自発性が光りましたね。

終わった翌日の日報にも、

ひつじサミット準備の中で普段喋らない人とも会話ができ、終わった後もひつじサミットの出来事について会話が生まれ、今後の仕事にも繋がっていく気がしました。

最終日は「わかりやすい解説だった」と声をかけてもらえたりと、自分の行っている仕事に自信が持てるような、そんな活力をもらいました。

余り糸の販売は予想以上に売れて良かった。一手間だが、小さい巻きにしてラベルを付けたことも良かったのだと思う。生産の上でどうしても少し残ってしまう糸の活用としてとても良いと思う。

など、良い振り返りがあって嬉しくなりました。

ひつじサミット尾州をきっかけに、素敵な企業文化が醸成されつつあるのを感じます。

始まる前にパシャリ
オリスタ見学。素晴らしい説明でした!
カード織りワークショップは、メンバーサポートが肝。

柔らかい文化が生み出す創造性

素敵な企業文化って、どんなものでしょうか?

それを考えるのにとても良い補助線を引いてくれるのが、ひつじサミットのオープニングトークにも登壇してくれたエリアイノベーションアライアンス代表の木下斉さんが早速書いてくれたこちらのnoteです。

ひつじサミット尾州を経営論の観点から分析した興味深い考察で、発起人/実行委員長である僕も「ひつじサミットってそうだったんだ!」と再認識できるような素晴らしい内容でした。

その中でも語られている「柔らかい文化」というのは三星グループでも意識していきたい方向性です。

結局はやってみなきゃわからないわけですからね、新しいことなんてものは。だからこそ、やってみよう、細かなことはやってみてからわかるもの、という前提でゆるくふわっと始めたことが、気づけば大きく成長するというものなのです。

木下斉さん

もちろん僕らはものづくりメーカーなので、品質重視の硬い(堅い?)ところも必要ですが、堅さと柔らかさを両方合わせ持つ企業文化を目指していきたいと思います。

義務だけでは続かない。Giveだけでは続かない。

企業文化創りに終わりはありません。これからも地道なアクションを日々積み上げていく必要があります。では、どうやってそれを継続していけば良いでしょうか?

⚪︎⚪︎しなければならない」という義務感だけで続けられるでしょうか?

「誰かのために…」というGiveの精神だけで続けられるでしょうか?

どちらも答えはNoだと思います。

自分を振り返っても、「なぜ岩田さんはひつじサミット尾州を頑張っているのですか?」と訊かれることがありますが、決して義務感やGiveの精神だけでやっているわけじゃありません。

義務ではなく好奇心。
GiveではなくEnjoy。


この自己認識がキーポイントになると思っています。

この気づきは、先日仲良くなった国際協力NPOテラ・ルネッサンスの鬼丸さんが「自分の事業永続の原動力は使命感や正義感じゃなく、好奇心」と言っているのを聞いて「あ、自分も一緒かも」と思ったのがきっかけの一つ。世界平和ですら義務ではなく好奇心!

一緒に行ったICC北海道サステナブルツアー
ジンギスカン。どこに行っても羊はマスト!

ちなみに鬼丸さんは11/14(木)にビジネス・ジャーニーという企画で三星毛糸に視察に来てくれます。直接話を聴きたい人はチェックしてみてくださいな。

このテーマについてはまだ1万字くらい書きたい(笑)のですが、今日はこの後、STATION Ai(愛知県が100億以上投資する日本最大級のオープンイノベーション拠点)のオープニングイベントで登壇することになっていて、もう出掛けなければなりません。

またみんなで折りに触れて対話しましょう(^^)

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