フィールドワークしたら行動経済学の知識がリンクした話
こんにちは、リサです。
先日、スシローの企業分析をしました。
だから、
フィールドワークに行ったんです。(ガチ勢)
実際に行ってみると、定量的な分析では気づけなかった、
「また行きたくなる」「なんとなく手に取ってしまう」ポイントが隠れていました。
そして、それは行動経済学に基づいた設計にも見えました。
行動経済学とは、ホモ・エコノミクスを前提とせず、人間の心理的、感情的側面の現実に即した分析を行う経済学のことをいう。(コトバンクより)
ということで、今回は、
自分の体験(フィールドワーク)と
自分の知識(大学で学んだこと)が
リンクしたのでnoteでシェアさせてください~
それでは、気楽に宜しくお願いしますっ☺
①3段階の価格設定(極端回避性)
みなさんも一緒に考えてください~!
ついつい真ん中を選んでしまうんです。
3段階の選択肢を与えられると
1番下や上、という極端な選択を回避して
できるだけ無難な選択、真ん中の選択肢を選ぼうとする傾向があります。
そのため、
最初は「高い」と思って避けていた値段でも
選択肢が変わると、感覚や価値観がガラリと変わることがあります。
ここで、スシローの値段設定をみてみましょう。
上記の例と桁が1つ違うので、
様々なご意見があるとは思いますが、
無意識の中で同じような感覚が動いているのではないかな、と私は思います。
もしこれが、行動経済学に基づいた設計だったら、
と思うとゾッとしますね。。。
ちなみに、競合のくら寿司やはま寿司は
100円か200円の2択です。
②同じ商品同じ値段なのに(アンカリング効果)
同じ価格の同じ商品でも
基準となる情報に左右されて
価値の大小を判断してしまう傾向があります。
要するに、同じ商品同じ値段でも、
割引されているスシローに価値を感じる=アンカリング効果
ということです。
まあ、
前回の企業分析でスシローは原価50%(くら寿司は40%)なので、上記のサーモンはスシローのほうがお得、ということになるのですが。(笑)
多分お客さんは原価50%とは知らずにスシローを、そして値下げ商品を選んでいる人も多いんじゃない?と、私は思っております。
→多店舗で食べても同じ値段なのにお得に感じる
=アンカリング効果
余談ですが、
先日のaupay10億円還元でも「還元分値上げ」という
このアンカリング効果を狙った販売活動が行われていたみたいですので、
みなさん適正価格を確認してくださいね!!
以上、フィールドワークから得たnoteでした。
私が思ったままにまとめてみましたが、上記の例はマーケティング戦略という視点では確立されたパターンなのかもしれません。
ですが、
人間の心理に訴求しているパワーコンテンツ(行動経済学)
↕
有効なマーケティング戦略
という繋がりを体感できた気がします。
大学で何の役に立つのか分からなかったものが、こうして話のネタになるとは思ってもいませんでした。みなさん、心理学も勉強して損はないかもしれません!!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!