結果の原因を把握する
今日、大野泰敬さんの著書「ひとり会社で6億稼ぐ仕事術」という本を読んでいたら、パソコンを自作したというエピソードが出てきました。
電源は付くがモニターに画面が表示されないという現象が起こったと書いてあり、
発行ダイオードが光っているか、ファンが回っているか、といったチェックもしたが異常は無く、問題点を1つ1つ洗い出して検証していく作業を地道に続けた、という話でした。
このエピソードを読んで、会社員時代の機械メーカーの仕事で、機械が故障した時には現象と回路図を照らし合わせながら、原因箇所を特定していたことを思い出しました。
今の仕事でも、当たり前ですが、「結果には原因がある」ということを繰り返し繰り返し教わっています。
また、「良い時も悪い時も、結果の原因を把握することが大切」ということも教えたいただいたことがあります。
機械であれば、ランプが付いているか、ファンが回っているか、などの機械的な動作を1つ1つチェックすれば、原因を特定することができると思います。
仕事においては、チェックすべきは1つ1つの数字だと思います。
例えば営業の仕事で受注目標を達成していないのであれば、
案件数は足りているのか?
その前に見積書はどれだけ出したのか?
そもそも訪問件数はどのくらいなのか?
といったような数字に対して1つ1つ向き合うことで、今の結果の原因が分かってくるのではないでしょうか。
森哲平