なぜ、PTが事務職をキャリアの1つにしようと思ったのか。
現在、私は、クリニックのシステム管理者としての側面も持ちつつ働いています。そして、その様な働き方は待遇を変えるための有効な1つの手段だと考えてます。その考えや思いについて紹介致します。
理由は、シンプルでPDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)に基づいた思考に慣れていることです。
リハビリテーションの現場では、患者の状態評価、治療計画の実行、進捗確認、計画修正というプロセスが日常的に行われており、これはビジネスで求められる思考方法と酷似しています。対象が患者様か経営やシステム的な側面かの違いだけです。ですので、この思考法は、慢性的な人材不足に悩む医療機関の運営にも直接応用可能でした。
PDCAサイクルの実践経験を活かし、以下のような経営面でも重要な役割を果たすことができます:
1. 業務効率化:リハビリプログラムの最適化
2. 人材管理:スタッフのスキル向上と適材適所の配置
3. 患者満足度向上:サービス品質の継続的改善
4. 経営戦略:データに基づいた意思決定と将来計画の立案
このようなビジネス的側面を意識したキャリア形成は、個人の成長と所属施設の発展につながり、最終的には自身のキャリアの選択肢の一つとなると思います。専門性を活かしつつ、経営やビジネスの視点を取り入れることで、新たな価値を創造し、より幅広い分野で活躍することができるでしょう。
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