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Google UX Design Certificate~認知バイアスについて~
こんにちは!デジタルキューブのWebデザイナーNです。
実は今年の1月からGoogle UX Design Certificate(Google UXデザインプロフェッショナル認定)を受講しています!
Google UX Design Certificateとは
Google UXデザインプロフェッショナル認定
Coursera(コーセラ)で提供されている学習コース。
完全オンライン。動画、資料、論文作成、テストを組み合わせた勉強方法で学ぶことができるプログラム。
※動画には日本語字幕の機能はありません。
Googleの社員さんが指導する動画やインタビューなどもありました。
全7コースの構成になっており、UXデザインの基礎知識〜進行方法、UI構築など幅広い知識を吸収することができます。週10時間未満の学習を行うことで 6 か月以内に修了できるプログラム。各コースを修了すると証明書が発行されます。
料金
現時点(2024年5月)では月額7,211円。
変動もあると思うので気になる方は公式ページで確認してください。7日間の無料トライアル期間もあり、いつでも解約が可能です。
コース内容
1.UXデザインの基礎(19時間)
2.UXデザインプロセスの開始(21時間)
3.ワイヤーフレームと低忠実度のプロトタイプを構築する(17時間)
4.UXリサーチの実施と初期コンセプトのテスト(20時間)
5.Figmaで高忠実度のデザインとプロトタイプを作成する(29時間)
6.Webサイトのための動的なUIを構築する(22時間)
7.ソーシャルグッドなUXをデザインし就職の準備をする(24時間)
受講のきっかけ
デジタルキューブに入社する前からUXデザインの業務に関わりたい気持ちが強く、GoogleのUXデザイナーの方がどのような方法でUXデザインに取り組んでいるか興味があったからです。
また、Webデザインやコーディングの経験が5年目に突入したので「自分にもっと自信をつけたい!」「何かに挑戦したい!」「資格欲しい!!」と、完全に欲望から始まりました。笑
(ちなみに私が所属しているプロダクトデザイン部の先輩、banjoさんも資格を取得しています🔥)
勉強方法
1.翻訳アプリを使用する
コース内の動画には日本語翻訳の機能がないので
動画の解説テキストを翻訳して勉強を進めています。
※現在、動画の字幕変換が可能な言語は英語、トルコ語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、インドネシア語です。
私は「DeepL翻訳」を使用しています(翻訳精度が高くておすすめです)。
2.メモを取る
コースの数は多めなのでメモアプリとbacklogの二つを活用しています。
(メモアプリに解説をコピペして検索しやすい環境を作っておき、最終的にbacklogに勉強した内容をまとめる)
メモアプリはテキスト検索がしやすいアプリをおすすめします。
また、後から再翻訳ができるように英語と日本語、どちらもメモをとっておいても良いと思いました。
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3.各コースでのテスト
各コースのモジュールにテストが用意されているため
勉強した内容を振り返りやすい環境を作るのがベストだと思います。
(動画視聴中にもたまにテストが出現します)
認知バイアスの種類
現在、私はコース5に突入しました。
私はユーザー心理の勉強が大好きなので、今日はGoogle UX Design Certificateで学んだ認知バイアスについてご紹介したいと思います。
概念としてのバイアス
偏見とは、ある人や物事に対して好意的であったり不利であったりする、不合理で不公平な判断の歪みのことである。バイアスには有利なものと不利なものがある。バイアスを表す他の言葉には、predisposition(素因)、preconception(先入観)、predilection(嗜好)、partiality(偏愛)などがあります。
UXデザインにおける認知バイアス
UXデザインでは、バイアスの概念は認知バイアスという用語に焦点が当てられています。インタラクションデザイン財団によると、認知バイアスとは、文脈が判断や意思決定に影響を与える体系的な(ランダムではない)方法である。言い換えれば、情報のフレーミングに関するもの。
UXデザインには、次のようなさまざまなタイプの認知バイアスがあります。
興味があったので他の記事やサイト、本を読んでさらに噛み砕いてまとめてみました。例題には私のバイアスが発生しておりますが流してお読みいただけると嬉しいです。
確証バイアス(Confirmation bias)
自分の既存の信念を裏付ける方法でデータを解釈する傾向。
![](https://assets.st-note.com/img/1714638766092-yu5UGoMcyz.jpg?width=1200)
誤ったコンセンサスバイアス(False-consensus bias)
自分の意見や行動は一般的である一方、他の意見や行動は珍しいものであると考える傾向。
![](https://assets.st-note.com/img/1714638771948-mnHecjlbEb.jpg?width=1200)
サンクコストの誤謬(Sunk-cost bias)
すでに時間、労力、お金を投資している場合、たとえ現在のコストがメリットを上回っていても、その行動を継続する傾向。
![](https://assets.st-note.com/img/1714638777332-03mO6ZPmrm.jpg?width=1200)
暗黙のバイアス(Implicit bias)
意識することなく、人に関連する態度や固定観念を集めたもの。
![](https://assets.st-note.com/img/1714638796940-etiPk9qDVe.jpg?width=1200)
認知バイアスについて勉強を進めていくうちに
UXデザインの過程で発生するバイアスに対して注意するようになりました。
デザインチームでの打ち合わせでも自分にバイアスが発生していないか周りに確認するようになったり、声がけもできるようになったと思います。
学んだ知識を仕事に活かし、この勢いで全7コースを達成したいと思います!