マガジンのカバー画像

#スポーツ 記事まとめ

6,539
noteに公開されているスポーツ系の記事をこのマガジンで紹介していきます。
運営しているクリエイター

#野球

【全文無料】高校野球ファンに何としても伝えたい、都市対抗野球の魅力

※ヘッダー画像の写真は東京新聞様から引用 初めまして。 別の記事を読んでいただいた方は、いつもありがとうございます。 日本各地で毎日のように行われている野球。 プロ野球ももうすぐ交流戦が始まります。 高校野球は春の都道府県大会が終了し、各地区の大会が行われている頃でしょう。 日本の野球人気はプロ野球と高校野球に大きく偏っています。 もちろんプロ野球はエンターテイメントであり、ファンを楽しませる野球のため当然ですが、高校野球は肩書き上はビジネス目的ではない、部活動の全

千葉ロッテマリーンズの現役アナリストに聞いた「アナリストを目指す学生へのアドバイス」

MLBやNPBの多くの球団で活用が進むラプソード。 プロ野球の世界でもデータ活用が当たり前になりつつある中で、注目度が増しているのが「野球アナリスト」という職業です。 日米のプロ球団はもちろん、最近では国内の高校・大学野球チームでも学生アナリストが活躍するチームも増えてきました。 ただデータの面からチームをサポートする野球アナリストに興味はあるものの、野球アナリストとはどういうお仕事なのか、またどのようなスキルが求められるのかなど、詳しく語られていないことも多いと思いま

広島東洋カープのアナリストに聞いた「選手へのデータの伝え方」

MLBやNPBの多くの球団で活用が進むラプソード。 春季キャンプでは、多くのチームがラプソードの計測機器を活用して練習に励んでいる様子がメディアで紹介されていました(下記は一例です)。 プロ野球の世界でもデータ活用が当たり前になりつつある中で、注目度が増しているのが「野球アナリスト」という職業です。 日米のプロ球団はもちろん、最近では国内の高校・大学野球チームでも学生アナリストが活躍するチームも増えてきました。 ただデータの面からチームをサポートする野球アナリストに興

【MLB】「亀裂」MLB選手会でクーデター勃発

現地3月19日、The AthleticのEvan Drellich記者らが「Unrest in the MLBPA: Players move to oust union’s No. 2(MLB選手会の反乱:選手らが組合№2の追放を働きかける)」と題した記事を報じると、3月21日にはESPNのJeff Passanが「Inside the battle raging in the MLBPA -- and what's next(選手会で激化する戦いの裏側 -- そして次に

新基準バットから考えるセンバツ展望予想2024

第96回選抜高校野球大会が3月18日から開幕する。 組み合わせ抽選も終わり、開幕を待ちきれない高校野球ファンも大勢いるのではないだろうか。 初戦から好カード目白押しの楽しみな大会となったが、今回は「組み合わせを度外視した視点」から大会の展望を占ってみたいと思う。 メディア等では優勝候補として 大阪桐蔭 広陵 星稜 作新学院 の4校がよく挙げられている。 尚、出場キャプテンへの優勝候補アンケートは 1位 自チーム(20校) 2位 星稜(4校) 3位 どのチームも強い

【MLB】山本投手(ドジャース)・上沢投手(レイズ)に共通する落とし穴

 今季からNPBより今永投手(カブス)、松井投手(パドレス)、山本投手(ドジャース)、上沢投手(レイズ)の4投手が、MLBのマウンドに立つ準備段階として、オープン戦に登板している。現時点で、思い通りの結果が出ていない山本投手と上沢投手に共通する特徴がある。球種の多さだ。今永投手はストレートの他に3つの変化球でほぼ組み立てている。松井投手も主に投げている変化球は2つ。しかし、山本投手はストレートの他に5球種、上沢投手は更に勝負球でも通用するチェンジアップも配球に入れてくるため、

「ファンを作ることへの使命感」オリックスの名物職員・花木聡が抱き続ける思い

<トップ写真:©︎2024 MAISHIMA PROJECT> 舞洲に拠点を置くプロスポーツ3チーム、大阪エヴェッサ、オリックス・バファローズ、セレッソ大阪で働くクラブスタッフへのインタビュー特集企画「舞洲を支える人々」。クラブに関わることとなった経緯やチームへの思い、舞洲にまつわるお話などを伺います。 今回登場するのは、オリックス・バファローズ広報宣伝部プロジェクトマネージャーの花木聡(はなき・さとし)さん。これまで本拠地の球場長を務めたりブログを執筆したりと、顔の見え

シカゴ・カブス の魅力とは?どんな選手がいる?~今日から君もカブスファン~

はじめに どうも、ふかひれといいます。よろしくお願いいたします。 思えばJavier Baez(ハビアー・バエズ)に魅せられて2020年からカブスファンになり、もう今年で5年目になります。この数年で色々なことがありました。 解体、再建、日本人フィーバー・・・ MLBについてもほんの少しわかるようになってきましたので、今年は国関係なくカブスファンの皆さんと交流することを目標にしています。noteもその一環です。三日坊主になるかもいつかリグレーにも行きたいですね! …と前置き

なぜ「2軍を回すこと」を考えなければならないか~2020年代の投手起用・育成の現状~

 こんにちは、ドリーです。  ここ数年中日ドラゴンズの2軍投手陣が崩壊しており、それに加えて投手不足にも陥っています。そこで「2軍を回すためにも投手を獲得しろ」という話も出てきていますが、一部の人はこんなことを思うはずです。 別に1軍が勝てればそれで良くない? しかし、2軍の選手数が不足していることは1軍が勝つ確率すら下げてしまいます。それはなぜか、そして楽観的な戦力計算の危険性を見ていきましょう。 1.NPBの投手を取り巻く現状 平均球速が上がり、変化球の種類も増え

【SABR】得失点差+104のパドレスはなぜ低迷したのか

 鯖茶漬です。いつもお世話になっております。  過去2回に渡り、主要指標の解説として「wOBA」と「FIP」の記事を投稿しました。今回は、セイバーメトリクスの基本的な分析結果を踏まえながら「野球の構造」といった部分に触れたいと思います。 ただ、読者の中には「そんな基本的な話はいいからもっとホットなネタを提供してくれよ」という方もいるかもしれません。そういった方にも興味を持っていただけるよう、当記事では「2023年のサンディエゴ・パドレス」に焦点を当て、各方面から「不運」と

エスコン移転で得点は入りやすくなったのか?データから考察してみる

はじめに ついに球春到来しました。あけましておめでとうございます。 2024年最初のnoteのテーマはエスコンフィールド。2023オフは移転による恩恵としてエスコンマネーが話題になりましたが、今回は移転による広さの変化と、それに伴う得点・失点の変化をデータを踏まえて考察していきます。 ※サムネイル画像の提供はフォロワーさんからです。感謝…🙏 PF(パークファクター)を用いた分析 パークファクターという指標を聞いたことがあるでしょうか。1.02から概要を引用します。 長

西武ライオンズ公式note、はじめます

はじめまして! 株式会社西武ライオンズ広報部です。 私たちが働く株式会社西武ライオンズや、埼玉西武ライオンズにまつわるさまざまな“ストーリー”をファンの皆さまにお届けし、もっともっとライオンズを好きになっていただける場を作りたいと思い、公式noteを立ち上げました。 まずは、今回の開設の目的や、noteでどのようなことを伝えたいのかについてお話します。 ■株式会社西武ライオンズって何してるの?「ライオンズの社員ってさ、何してるの?」 ある時私は友人からこう尋ねられまし

【SABR】セイバー指標の解説 − FIP

鯖茶漬です。いつもお世話になっております。 前回は「主要打撃指標」として「wOBA」の解説を行いました。 ということで今回は「主要投球指標」として「FIP」の紹介。 □前書き▼「投手の貢献」とは? 「セイバーメトリクスの主要な指標」として先に打撃評価「wOBA」を紹介したのには理由があります。それは「私自身が『FIP』を含む多くの投球指標を人に説明できるまで理解できていなかった」という点です。 そしてさらに問題なのは、セイバーメトリクスという概念が誕生してから今日ま

2023年日本シリーズを語りたい。

日本シリーズを振り返って 野球ファンになって、初めてちゃんと観た2023年の日本シリーズ。 今までは現役選手の名前が全くわからなかったので、ホームランが出てもだた「へー」ぐらいにしか思っていませんでした。吉田正尚がメジャーに行く報道が出た時も、「ああ、あの時ホームラン打った、めっちゃ歯の白い人か...」と存在が一致したのはだいぶ後ことでした。正尚ファンの皆様、すみませんでした。 今年からパ・リーグはオリックスをゆる〜く応援している身として、今年は毎日吐き気がするくらい緊