ライターはいくら稼ぐことができるのか? 4冊の著書を持つスポーツライターのリアル
出版不況が続くなか、フリーランスのライターはいくら稼いでいるのか。昨今は「1記事500円」という格安の仕事を引き受けている者もいるというが、ライター歴15年以上の筆者が、リアルな現状を伝えたいと思う。
陸上競技の長距離を得意とするスポーツライターとしては、12月が〝稼ぎ時〟となる。箱根駅伝を筆頭に「駅伝」関連の執筆依頼が多くなるからだ。例年同様、いくつもの締め切りをくぐり抜けてきたが、2016年12月の仕事とギャラについて明かしたい。まずは執筆した媒体と分量(文字数)から。