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#音楽 記事まとめ

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楽曲のレビューやおすすめのミュージシャン、音楽業界の考察など、音楽にまつわる記事をまとめていきます。
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#私の仕事

ONENESS「Original ONES」全曲解説

東京のヒップホップコレクティヴのONENESSのアルバム「Original ONES」配信解禁のプレスリリース文章を担当しました。各種配信サイトで聴ける・ダウンロードできます。 東京・平和島発のヒップホップコレクティヴのONENESSは10月23日、1stアルバム「Original ONES」の配信を開始した。同作はCDで9月に先行リリースしていたもの。ラップやビート、アートワークなど全てをメンバーだけで完結させた作品だ。 ONENSSSはラッパーのMVTENとstz、7

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Charlotte Day Wilson「Cyan Blue」全曲解説

カナダのシンガーのCharlotte Day Wilsonのアルバム、「Cyan Blue」の国内盤ライナーノーツを書きました。国内盤CDに封入されています。 DrakeやBADBADNOTGOODなどCharlotte Day Wilsonと同じカナダのトロント出身のアーティストを例に出しつつ、その地域性を考えるような内容です。 2021年にリリースされた前作「ALPHA」では、フォーキーな要素も備えたオルタナティヴR&Bとネオソウルの中間のようなスタイルを聴かせていま

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Hiatus Kaiyote「Love Heart Cheat Code」全曲解説

オーストラリアのソウルバンドのHiatus Kaiyoteのアルバム、「Love Heart Cheat Code」の解説を書きました。国内盤CDと日本語帯付きのLPに封入されています。 今回のアルバムは、複雑で要素の多い音楽性で知られるHiatus Kaiyoteがシンプルな方向性に舵を切った作品です。また、これまで数多くのヒップホップ作品でサンプリングされてきましたが、今回は逆にHiatus Kaiyote側が名曲の引用やカヴァーなどを行っています。解説ではこういった点

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KaworuMFが語るPlain Jayとの制作「自分がJayにプロデューサーとして信頼されていることを感じました」

仙台のラッパーのPlain Jayがリリースしたシングル「Change」のプレスリリース文章を担当しました。各種配信サイトで聴ける・ダウンロードできます。 仙台のラッパーのPlain Jayは6月21日(金)、次なるミックステープ「Only One Jay」からの二曲目の先行シングル「Change」をリリースした。 Plain Jayはシリアスな情景・心理描写とラフさを両立したリリックを、フロウや発声を多彩に変化させて表現するラッパー。福島のプロデューサーのKaworuM

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Atomsphere「Talk Talk EP」全曲解説

ミネアポリスのヒップホップデュオ、AtmosphereのSlugのインタビューで質問作成と構成を担当しました。Rolling Stone JapanのWeb版に掲載されています。 Atmosphereは1990年代から活動するベテランで、ラッパーのSlugとプロデューサーのAntの二人組です。ブーンバップから出発しつつもロックやエレクトロニカなどにも接近するようなサウンドと、スキルフルなラップでアンダーグラウンドヒップホップファンの間で高い人気を集めています。 しかし、そ

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Sam is Ohmインタビュー「寿司漫画みたいな感じでやっている」

新潟出身で東京を拠点に活動するプロデューサー、Sam is Ohmが先日ソロEP「Chaos engineering」をリリースしました。 これまでベースミュージックやハウス文脈のスタイルを積極的に取り入れてきたSam is Ohmですが、今回のEPではそれらの要素はやや控えめ。さらにトレンドというよりも、古くからある普遍的なスタイルに現代のフィルターを通して挑んだような曲が目立ちます。 冒頭を飾るのは、ヒップホップ名曲のフレーズを弾き直したファンキーな「愛じゃないから」

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ヒップホップ史における15人の名「シンガー」

音楽誌「別冊ele-king ヒップホップ誕生50周年記念号」に寄稿しました。名盤100枚を紹介するディスクガイド部分で12枚のレビューを担当しているほか、「50年分の私の偏愛アルバム/シングル」のコーナーで3枚の作品を紹介しています。 今回の私の裏テーマとして、「名盤を聴くだけではわからないことも伝える」というものがありました。そのためDJのカルチャーやある時代に局地的に起こったムーブメント、リスナーの感覚の変化などにも触れています。 その試みの一つに、とある作品のレビ

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Plain Jay「Frozen 2」全曲解説

仙台のラッパーのPlain JayがリリースしたEP「Frozen 2」のプレスリリース文章を担当しました。各種配信サイトで聴ける・ダウンロードできます。 仙台を拠点に活動するラッパーのPlain Jayは11月9日(木)、新作EP「Frozen 2」をリリースした。 オーディション番組「ラップスタア誕生」への出場でも話題を集めたPlain Jayは、今年既にソロでのEP「Frozen」と¥OUNG ARM¥とのコラボレーションミックステープ「Slime 4 Life 2

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sagwon「prescription」全曲解説

新潟のラッパーのsagwonがリリースしたアルバム「prescription」のプレスリリース文章を担当しました。各種配信サイトで聴ける・ダウンロードできます。 新潟を拠点に活動するラッパーのsagwonは11月8日(水)、1stアルバム「prescription」をリリースする。 2017年頃から活動を始めたsagwonは、オートチューンを使ったメロディアスなアプローチを多用したフロウを聴かせるラッパー。トラップを軸にメロウなR&Bやロックなどを取り入れたサウンドに、ク

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2023年国内シングルまとめVol. 2

岡山のラッパー、脱兎がリリースしたシングル「BBS (B-BOY SESSION)」のプレスリリース文章を担当しました。各種配信サイトで聴ける・ダウンロードできます。 岡山を拠点に活動するラッパーの脱兎は10月30日(月)、京都のラッパーの大樹a.k.a.考え中。をフィーチャーしたシングル「BBS (B-BOY SESSION)」をリリースする。 岡山のレーベルのTHE WEST CLASSIC RECORDSで活動する脱兎は、地に足の着いたリリックを力強いフロウで聴かせ

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DJ Shadow「Action Adventure」全曲解説

ベイのプロデューサー、DJ Shadowについての記事をRolling Stone JapanのWeb版に寄稿しました。 DJ Shadowは1996年にリリースした1stアルバム「Endtroducing.....」でのサンプリングベースのトリップホップ系のサウンドで高い評価を集めていますが、その後の活動もかなり興味深い試みの多いアーティストです。Rolling Stone Japanの記事では新作アルバム「Action Adventure」のリリースを機に、そのキャリア

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Zackey Force Funk & XL Middleton「Blue Blade Piranha」全曲解説

西海岸のラッパー兼プロデューサー、XL Middletonにメールインタビューしました。Rolling Stone JapanのWeb版に掲載されています。 XL Middletonはラッパーでプロデューサーというだけではなく、キーボードも弾きDJも行い、さらにレコードショップのオーナーでもあるという多彩な顔を持つ人物です。Gファンクから出発して現在はブギーやモダンファンクといった言葉の方が似合う音楽性に変化し、さらに2021年には変名のDelmar Xavier VIIと

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Coop MC「Home of the Killers」全曲解説

テキサスのラッパー、Coop MCにメールインタビューしました。WebメディアのFNMNLに掲載されています。 Coop MCはテキサス出身のベテランで、「GANGSTA LUV」誌にも作品が掲載されるなど日本のG好きの間では人気の高いアーティストです。ソウルフルでメロウな甘茶サウンドと適度な脱力感のあるラップが持ち味で、1995年のアルバム「Home of the Killers」などの名盤を残しています。近年はリイシューを精力的に行っているほか、先日には新たなシングル「

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Foolsdayboy「Foolish Step」全曲解説とバイレファンキ導入の経緯

新潟のラッパーのFoolsdayboyがリリースしたミックステープ「Foolish Step」のプレスリリース文章を担当しました。各種配信サイトで聴ける・ダウンロードできます。 新潟を拠点に活動するラッパーのFoolsdayboyは9月8日(金)、新作ミックステープ「Foolish Step」をリリースする。 Foolsdayboyは活動を始めた2020年に1stアルバム「Awesome Fools」をリリースし、その後も2021年に発表した2枚のコラボEPや2022年の

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