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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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#SNS

僕がつくって失敗したサービスのまとめ

こんにちは!Jiffcyというテキスト通話アプリをつくっている、株式会社穴熊代表取締役CEOの西村成城と申します。 私は19歳、大学1年生の終わりごろから色々なサービスをつくってきました。 思いついたものを形にすることが楽しくて無邪気にサービスをつくってはリリースしていた学生時代。資金調達をし自信満々でリリースしたプロダクトが失敗し、焦りの中で試行錯誤し続けた暗黒期。どちらも失敗に彩られています。 今でこそ世界を変えるプロダクト「Jiffcy」にたどり着き、人生を懸けて

【無料公開】10代向けアプリ『GAS』買収から学ぶ、次世代SNSの作り方【Off Topic Ep169】

宮武徹郎と草野美木が、アメリカを中心とした最新テクノロジーやスタートアップビジネスの情報を、広く掘り下げながら紹介するPodcast『Off Topic』。このnoteでは、番組のエピソードからトピックをピックアップして再構成したものをお届けする。 エピソード『#169』は、前回取り上げたInstgaram創業者たちがリリースした「Artifact」をもとに語った『#168』を引き継いで、「次世代SNSの作り方」がメインテーマに。宮武が推しているアプリだという『GAS』の作

「SaaSって何?」からはじめる異世界事業戦略

はじめに2022年7月9日、カネコデラックスは3度目の寅年誕生日を迎えました。 その数日後、いわやん(弊社YOUTRUST代表 岩崎)のSlackにこんな書き込みが。 そうなんです。約1年ほど前にあたる2021年7月13日に、私カネコデラックスは、YOUTRUSTへの転職の意思決定をしたようです。サイバーエージェントに勤めて10年、そして、35歳という節目に、新たな可能性にチャレンジしたいという意志を固めた結果だったのだと思います。 入社当時の想いはこちらの記事に。 せ

Z世代に使われる新SNS「パラレル」。プロダクト品質を支えるQAチーム立上げの裏側初公開【前編】

こんにちは。QAエンジニアのmiisanです。 今日は友達と遊べる通話アプリ「パラレル」のプロダクト開発における品質保証や品質向上のために行ってきた、約半年間の取り組みを紹介したいと思います。 昨今、様々な企業がプロダクト開発を進める中で、社内にQA組織を内製する企業が増えてきたように思います。一方で、QAエンジニア採用に苦戦していたり、QA組織の立ち上げの進め方に悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、少しでもそんな方の参考になればいいなと思い、パラレルに

単体のデザインから世界観に関わるデザインへ【デザイン奮闘記vol.2】

バーチャルSNS「cluster」を展開するスタートアップとして日々加速を試みるクラスター株式会社。 月に1、2回程度、クラスターCEOの加藤直人とデザインエバンジェリストの有馬トモユキ氏がクラスター社のデザインの現在を語り、発信していきます。 題して「デザイン奮闘記」 スタートアップがデザインをどのように考え、実践しているのか。 生の声をお届けします! 単体のデザインだけではなく、世界観に関わるデザインの面白さに気づく──コンテンツの仕事を通して 加藤 デザイン奮闘記第

YOUTRUSTが資金調達リリースからやってきたこと裏話

こんにちは。YOUTRUSTでマーケティングをしています、大前@kohsuke0817と申します。2021年4月に入社エントリを書いて以来約5ヶ月ぶりに筆を執っています。 突然ですが、私たちYOUTRUSTは先月8月30日にシリーズBの資金調達をいたしました。 調達リリースの前後から複数のリリースを重ね、8月末から9月前半はたくさんの反響がありました。 想定以上のグロース成果につながり、代表の岩崎もSlackで思わず本音が漏れこぼれてしまうほどでした。 これらの過程や意思

スタートアップの経営、もうやめます。

2020年10月23日に株式会社VAZの代表取締役を退任してから、今日までずっと、自分が主戦場としてきた「SNSマーケティング市場」の未来を考えてきました。 歴史を遡り、プレイヤーとして戦ってきた過去を反芻して得られた反省と学びを組み合わせ、数年先の未来を推察していると、僕なりの解を導くことができました。 結論からいうと、ようやく短尺動画の時代が到来します。 ついに到来する、短尺動画の時代僕は5年以上前に、短尺動画の可能性に賭けてプロダクションを立ち上げました。 しか

日本のキャリアSNS「YOUTRUST」、やっとアプリをリリースしました。

ご無沙汰してます。YOUTRUST代表の岩崎です。 やっとこの日がやってきました。YOUTRUSTをリリースして3年、キャリアSNS戦略に大きく舵を切って1年、何度も言われました。 「アプリ作らないんですか?」と。 その度にのらりくらり適当な回答でかわしてきたような気がするのですが、簡単に言うと当時はまだその時じゃないと思っていました。アプリはWebと比較するとリリースした後に簡単に修正できるものではなく、アプリは「プロダクトがおおよそ完成した時に」と思っていました。蛇

Instagramの再発明 - 「Dispo」特有の体験設計とは

こんにちは、アサヤマ(@taasayan)です。 巷で「Instagramの再発明」と言われてるアプリDispoを使ってみて、おもしろい体験設計だなと思ったことのメモです。 Dispo(ディスポ)とは?DispoはDavid Dobrikというアメリカのソーシャルメディアスターが作った新しい写真SNS。 disposable camera(使い捨てカメラ)を略してDispoという名前になっているようです。 既にアプリストアに公開されてる写真撮影機能のみのアプリとは違い

どうしたら日本人が「クラブハウス」をスタートアップできたのか15の考察

こういう音声SNSは誰もが考えていたはずだったのに。このタイミングでこう来たか──。しかも英語圏グローバルからの日本人浸透といういつものパターン。ため息が出続けた1週間でした。まだ時期尚早かもしれませんが、日本を含めグローバルな音声SNSは「クラブハウス」がポジションを築いてしまう可能性が高いと感じます。 このブログを読んでくださっている方にはもはや説明不要の「クラブハウス」は、昨年2020年3月にローンチしたばかり。日本では1月23日からβ版が公開されたところ、1週間たら

TikTokがEC機能をテスト導入、勢いを増すソーシャルコマースの波。

若者を中心に人気の動画アプリTikTokは、一部ユーザーに対し、EC機能のテストを開始した。リリースからわずか3年でダウンロード数が約15億回を突破したTikTok、今や一般ユーザーのみならず、ファッション企業やインフルエンサーも利用する一大プラットフォームだ。 そんなTikTokによるEC機能導入は、どのような影響を与えるのだろうか。近年増加しているソーシャルコマースやファッションの観点から、TikTokのEC機能について考えてみよう。 TikTokによるEC機能導入の

yutoriがつくりだした私たちの場所:SNSでファッションをビジネスにするには?(前編)

昨年、ZOZOグループにジョインした株式会社yutori。そのミッションは「臆病な秀才の最初のきっかけを創る」というもので、ストリートをオンラインでプロデュースしている。統括する社長は弱冠27歳の青年、片石貴展氏だ。古着に特化したInstagramメディア「古着女子」を皮切りに、現在までに「古着男子」というInstagramメディアのほか、数種のブランド等、ビジネスを拡大し続けてきた。 片石氏に話を聞くと、「SNSによるファッションの民主化」、「リッチな体験としてのオフライ

約3年間、経営者として自分の名前でメディアに出たりSNSで発信して思うこと

こんにちは。 リモートワークを当たり前にしたい、キャスターの石倉です。 2020年もあっという間にあと数日になりましたね。 今年はあまり外に出ずに家でゆっくり過ごすという人も多いと思いますが、ぜひ年末のお時間のあるときに読んでいただければ嬉しいです。 僕は、2016年からキャスターの取締役COOとして日々すったもんだありながらスタートアップの経営をしています。 会社の仕事はそれなりに忙しくやっているわけですが、2018年以降の2年間は特に意識的にテレビをはじめとしたメディア

過小評価されているアテンションを探せ

Off Topicでは、ポッドキャストやインスタグラムも更新してます。まだ購読されてない方はチェックしてみてください。 はじめに「アテンション(時間と集中)」は今のビジネスでは最も重要な指標になっています。NetflixがFortniteを競合と指名する理由、最近ではTikTokみたいな機能を出しているのは、ユーザーが最も限られたアセットであるアテンション戦争になっていることが関係しています。 どの大手SNS企業をみても、最も見ているKPIは滞在時間、いわゆるアテンション