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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2021年1月の記事一覧

ソウゾウ再始動によせて / Restarting “Souzoh”

(English follows) 先日、メルカリグループとして子会社設立と新規事業の開始のリリースを出し、その中で新生ソウゾウの代表をさせて頂くことを発表しました。 一度は解散・清算したソウゾウ社を、再度始動させていくことに合わせて、考えていることなどをnoteに書いておきたいと思います。 自己紹介前職はツイキャスでエンジニアをしていたのですが、メルカリグループのソウゾウ社(旧)に入社して以降はPdM(プロダクトマネージャー)として、「メルカリNOW」や「メルペイスマート

Clubhouseガイドラインを日本語訳したよ

Clubhouse、楽しんでいますか?ジョージア在住のマーケティングコンサルタントのKOHです。 中学生の頃からSNS攻略フェチで、たまに自分の脳内整理を兼ねて、こうしてnoteにまとめています。 近頃は日本の市場でClubhouseの名が急速に拡大しはじめ、今後多様性に満ちていく流れを感じています。 素敵な人も増えれば、同時に変な人も増えてきますよね。 そこで、コミュニティガイドラインを翻訳しました。作成に至った経緯のマインドは以下の2つです。 1. ユーザー同士

ClubhouseをUXデザイナーが分析してみる

こんにちは!のだかつきです。今日は、サービスの分析記事です。今大流行しているClubhouseを分析してみました! Clubhouseとは、ありそうでなかったコミュニティサービスClubhouseは、公式の定義によると Clubhouse is a new type of social network based on voice—where people around the world come together to talk, listen and learn f

clubhouseに近いものをつくってた話

突然何を言い出すんだこいつはと思われるかもしれないが、私は2003年くらいにTwitterと全く同じようなサービスを思いついていた。 デジタルっぽい仕事をやりだす前で、まだマガジンハウスに通って雑誌のDTPをやっていた頃だ。人々が自分のアカウントをもって、自分が今何をしているのか、というステータスを表示できる。知り合いとつながることができて、その人たちのステータスが一覧できる(つまり、フォローだ。)、シンプルに「今どこで何してますよ!」ということを知ることができるようなサー

ダイバーシティはなぜ必要?

最近、ダイバーシティが大事!とよく聞くようになったように思う。最初に言っておくと、私はダイバーシティはめちゃくちゃ大事だし、それがない組織はこれからの時代においては大きなリスクを背負ったままの経営になると考えている。ダイバーシティがある組織でいることは超重要だ。 一方で、昔の自分はなぜダイバーシティが重要なのか、正直理解できていなかった。多様性なんかなくても優秀な人を集めてさえいれば強い組織ができるものだと勘違いをしていた。それぞれの強みを発揮したカラフルな組織が強いんだよ

「日本の田舎町に未来のシリコンバレーを」神山町に高専を作る、3人の決起物語

はじめまして。まるごとnote(神山まるごと高専noteアカウント)編集チームです。 神山まるごと高専は、Sansan株式会社CEOの寺田親弘さん、グリーンバレー代表理事大南信也さん、株式会社2100共同創設者国見昭仁さんの発案で始まった学校作りのプロジェクトです。 IT、AIといった最先端のテクノロジー教育に加え、UI/UX、アートなどのデザインも学び、社会に変化を生む起業家精神を育てる、“人間の未来を変える高専”を目指します。 寺田さんや発起人メンバーはこのプロジェク

Clubhouseで採用イベントをやった振り返りとTips

どうも、すべての経済活動をデジタル化したい石黒です。 Clubhouseが話題ですね。 個人的に「面白そうなものはとりあえず使い倒してみる」というスタンスを前職メルカリで学んだので、色んな楽しみ方/使い方にトライしていきたいと思っています。まぁ、スクリーンタイムはここ数日でこんな感じになってます…w あらゆる使い方を試そうLayerXのSlackで「とりあえず採用イベントっぽくやってみますか」という話題になり、ほんの数分で日時を即決。イベントを作ってリリースしました

Clubhouse分析メモ

ひさびさに衝撃を受けたサービスなので、感じたことをメモとして残しておかねばなるまいと思い、なぐり書きをした。 ほとんど直観的な分析で裏取り不十分な部分もあると思うので、指摘など歓迎したい。 teleful(自社でクローンとして作ってリリースしたが伸びなかったサービス)から得た知見も含む。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 追記:2021/6/8 ピークが過ぎてしばらく経って思ったことの追記。 ・想定ほど短期では伸びなかった(ごめんなさい)。初期の加熱感は消え、KO

地域で行動する人の存在に、光を当てる。クラウドファンディングパートナーになった理由

地域と、クラウドファンディング。 READYFORでは、地域や特定カテゴリーに根ざし、挑戦者・やりたいことがある人を応援する「READYFOR クラウドファンディングパートナー制度」を2020年にスタート。 新たな事業・取り組みをはじめるとき、「地域の人に広報やSNS相談してみたい」「クラウドファンディングに興味があるけど自分に合っているか聞いてみたい」といった悩みの相談役となり、必要に応じてREADYFORと地域の架け橋になっているのが全国各地にいる「READYFOR

yutoriがつくりだした私たちの場所:SNSでファッションをビジネスにするには?(前編)

昨年、ZOZOグループにジョインした株式会社yutori。そのミッションは「臆病な秀才の最初のきっかけを創る」というもので、ストリートをオンラインでプロデュースしている。統括する社長は弱冠27歳の青年、片石貴展氏だ。古着に特化したInstagramメディア「古着女子」を皮切りに、現在までに「古着男子」というInstagramメディアのほか、数種のブランド等、ビジネスを拡大し続けてきた。 片石氏に話を聞くと、「SNSによるファッションの民主化」、「リッチな体験としてのオフライ

事業とプロダクトで転職先を選んだら一致する技術スタックがほぼ0個だった話

Ubie(ユビー)株式会社でソフトウェアエンジニアをしている八木(@sys1yagi)です。Ubieに入社してすでに1年8ヶ月くらい経ってますが(2019年4月入社)、入社エントリを書いていなかったので書きます。 【特にこんな人に読んでほしい】 ・Ubieに興味があるけど、技術スタック全然違うしな〜って思ってる人 ・キャリアとか転職とか皆どういう観点で考えてるんだろと気になる人 これまでのキャリアソフトウェアエンジニアになって2021年でちょうど15年になります。Ubie

株式会社CHAT NOVELを解散します

0.導入株式会社CHAT NOVEL代表の舘です。 弊社ではチャット小説アプリ「CHAT NOVEL」(iOS/Android/WEB)を提供しておりましたが、この度事業規模を縮小し、また会社を解散する方針を決めました。 事業規模の縮小とはサービスの停止を指すものではなく、今まで作って来た900を超える作品もありますし、現状楽しんで頂いているユーザー様もいらっしゃるので「新規作品作成の停止」を指します。 ストックされた作品があるので、まだしばらく新作は出ますが、またサー

個人の想いへの“共感”から、社会に対する切実な“祈り”をかたちに。コロナ以降のクラウドファンディング論

更新され続けるさまざまな数字と情報では、捉えきれない“わからなさ”が社会を覆った2020年。 混沌とする世の中で、SNSを機軸に広がった社会運動に呼応するように、コロナ禍のクラウドファンディングも、ある種の明確な訴えを携えて私たちの社会に、登場し続けました。 2020年、REDYFORのクラウドファンディングプロジェクトは歴代最高の支援者数・支援総額を更新。コロナ禍の社会において、この結果はどのような意味をもたらすのでしょうか。 そして、私たちが投じた“意思あるお金”は

「お金だけでなく、人とのつながりが財産になる」クラウドファンディングに巡るエール

旗を立てた誰かに、エールを送る。 クラウドファンディングには、循環する支援の輪があります。 アクセスエール株式会社の松尾光晴さんは、その循環を身をもって実感したひとりです。 はじめは支援する側としてREADYFORを知り、後に自らの旗を立て、重度障害者の意思疎通を図る商品開発のプロジェクトを実行した松尾さん。 支援者と実行者。双方の立場を経験した松尾さんは今、クラウドファンディングの価値は「お金を集めるだけではない」と言います。 エールを送り、そして誰かからエールを