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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2020年12月の記事一覧

新米CTOになってから4年、社員3人から80人を超えるまでのロールの変遷

こんにちは、ミツモアCTOの柄澤(@fmy)です。 この記事は CTOA Advent Calendar の19日目の記事です。 前日のエアークローゼット辻さんの記事では技術選定について書かれていますので、是非御覧ください。 はじめに弊社ミツモアは、創業してからもうすぐ4年のスタートアップです。この4年でシードとシリーズAの調達を行い、社員数は3人から80を超えるまで成長しました。創業からCTOとして過ごした4年で、どのような壁にぶつかり、何をし何を考えてきたのかを今回振

実践、リモート時代にベンチャー50人の壁を乗り越えたオンボーディングマニュアル

こんにちは、Ubieのsonopyです。 今年はリモートワークが浸透したことから、「オンボーディングが重要」という声が多く聞かれました。Ubieはいわゆる医療AIスタートアップで、2020年は社員数が40名→90名まで増えました。リモートという環境下で社員数が倍増したという背景から、圧倒的な必要に駆られ、新メンバーのオンボーディング、特に「カルチャーのオンボーディング」に取り組みました。 マニュアルというと少し大げさですが、この記事では、私たちが設計したオンボーディングプロセ

あなたのチームの心理的安全は、本当に発揮されていますか?

この記事はフルリモートデザインチーム Goodpatch Anywhere Advent Calendar 2020の19日目の記事です。 さて、Goodpatch Anywhereでは「心理的安全」というワードが頻繁に登場します。一昨日のAdvent Calendarでも触れられていますね。 心理的安全が有名になったのは、Googleのプロジェクトがきっかけですが、それが初めてというわけではありません。しばしば参照される定義として有名なのは、ハーバード大学のエイミー・エ

極めてAmazon的な"メカニズム"というお話

今でこそクラウドやアレクサ、ビデオやミュージックといった多角的なビジネスを展開するアマゾンだが、もともとはオンラインの小売りであり、依然としてそれはビジネスの大きな部分を占めている。オンラインのコンシューマービジネスは、感謝祭時期のBlack FridayとCyber Mondayに照準を絞って(今はPrime Dayもあるが)、仕入れや配送センター及び実際の配送キャパシティの増強など、数か月前から準備に取り掛かり、その集大成としてこのPeak Periodを執行し、そして1

約3年間、経営者として自分の名前でメディアに出たりSNSで発信して思うこと

こんにちは。 リモートワークを当たり前にしたい、キャスターの石倉です。 2020年もあっという間にあと数日になりましたね。 今年はあまり外に出ずに家でゆっくり過ごすという人も多いと思いますが、ぜひ年末のお時間のあるときに読んでいただければ嬉しいです。 僕は、2016年からキャスターの取締役COOとして日々すったもんだありながらスタートアップの経営をしています。 会社の仕事はそれなりに忙しくやっているわけですが、2018年以降の2年間は特に意識的にテレビをはじめとしたメディア

エンジニアの仕事は、プロダクト開発という名の総合格闘技

こんにちは。クラシルを運営するdelyでCTOをしています、大竹です。 兼任で、クラシルの新規事業であるネットスーパー事業の責任者をしています。先日、イオン様との提携を発表しました。 delyは2014年の設立時に堀江さんと共同創業しました。いくつもの事業立ち上げ・撤退を経て、2016年5月にクラシルをローンチしました。当時はエンジニアは自分1人しかいなかったので、(負債も残しつつ)全てゼロから構築しました。 そこから4年半、CTOとして技術選定、メンバー採用、組織マネ

めまぐるしく変わる「支援のかたち」を裏側で支えた、READYFORのメンバーたち【2020年を振り返る】

コロナ禍にあった2020年、READYFORのクラウドファンディングによる「支援のかたち」も変化していきました。 「いま、自分たちにできることを。」という想いで、スピード感を持って、8.7億円を集めた新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金(コロナ基金)を筆頭に、新しいプログラムがどんどん立ち上がっていきました。 表立って公開したプログラムやプロジェクトの裏側で、めまぐるしく変わる「支援のかたち」を支えたREADYFORのメンバーたちがいます。 彼らはどんな想いで、ど

上場までの道のりを18のポイントでまとめてみました

私たちの会社・識学は、2015年3月設立です。 おかげさまでそれから4年後の2019年2月22日、東証マザーズに上場させていただきました。 なぜ設立から4年以内で上場が達成できたのか? 今回はそのポイントについてお話ししてみたいと思います。 ポイントその1:「経理・総務責任者」をすぐに採用した立ち上がりがスムーズに行った要因のひとつに「管理側の責任者」をすぐに採用したことがあります。 管理側というのはいわゆるバックヤード。総務、経理、採用、人事といった部門です。 創

歴代最高支援額が集まった、READYFORのクラウドファンディングプロジェクト【2020年を振り返る】

厳しい現実や先の見えない不安が押し寄せた、コロナ禍の2020年。 でも、いや、だからこそ、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げることで、あるいは支援をすることで、少しでもいま、自分にできることをしようと想いを行動に変える人たちも多くいました。 READYFORでは今年、クラウドファンディングの支援総額と支援者数が過去最多を更新。歴代の支援総額のトップ10位はすべて今年公開されたプロジェクトとなっています。 最前線で力を尽くしてくれている人に感謝の気持ちを伝えた

不安が渦巻く社会の中で、いま自分たちにできることを。迅速・柔軟にプログラムを立ち上げたREADYFOR【2020年を振り返る】

2020年も年の瀬が近づいてきました。今年は新型コロナウイルスの影響で、個々人の働き方や生活、意識、社会の“当たり前”に変化があった1年だったと思います。 第三波が押し寄せる中、まだまだ先が見えず、落ち着かない日々が続いています。それでも一つの節目として、READYFORの1年を振り返ってみると、そうした“変化”の中で、「いま、私たちにできること」を考えて、さまざまなプログラムを立ち上げ、メンバー全員で駆け抜けてきました。変化に柔軟かつスピーディに対応することができたと思っ

営業一色のキャリアな私が、未経験・フルリモート・副業でスタートアップの1人目広報になるまで

この記事は【#PRLT(Lightning Text) Advent Calendar 2020】の第21日目(12月21日分)にエントリーしています。 ちょうど去年の今頃は、この#PRLTさんの企画をただうらやましく眺めていた「外野」の人間だったので、アドベントカレンダーに自分が並ぶのが夢みたいな気持ちです。 ただ、去年の私のように「経験はないけど、広報PRの仕事に興味がある。でも、どうすれば?」というモヤモヤを抱えている人も少なからずいるのではないかと思い、そんな人が一

サービスグロースに必要な「顧客体験サイクル」という視点

こんにちは!Reproでカスタマーサクセスを担当している岩田です。 このnoteは「モバイルアプリマーケティングアドベントカレンダー2020」の7日目の投稿です。面白かったら是非ハッシュタグ「#アプリマーケアドベント 」を付けてシェアをお願いします! このnoteでは「顧客体験サイクル」という"回転的な視点"からサービスグロースを考えることの有用性をまとめています。 あくまでB2Cのアプリグロース文脈で執筆しておりますが、もしもB2Bサービス文脈で考えたい方は以下のno

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スタートアップマーチ 名前はまだない

ZOZOのテックカンパニーへの変遷、CTOとしての取り組みを振り返る

こんにちは、ZOZOテクノロジーズで執行役員CTOをしている @kyunsです。 本記事はCTOA Advent Calendar2020の 16日目の記事となります。 この記事ではZOZOでの2年半を振り返り、テックカンパニーを目指す中でCTOとしてどのようなことに取組み、結果としてどういう変化が起きたかについて紹介したいと思います。 同じような立場のCTOやこれからエンジニアリング組織を強化していきたい方々の参考に少しでもなればと思います。 自己紹介と背景 私はヤフ