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福岡ソフトバンクホークス 記事まとめ

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#福岡ソフトバンクホークス

多くのファンが満足する「日本シリーズ」のあり方についてそろそろ考えるべき

今年の日本シリーズは4勝2敗で横浜DeNAベイスターズが優勝した。26年ぶりの日本一。小学生の頃、初めてやった野球ゲーム「パワプロ99 開幕版」で石井琢朗選手(現コーチ)から始まるマシンガン打線を彷彿とする打線でホークスを圧倒していた。まさに横綱野球。日本一にふさわしい戦いだったと個人的には思っている。DeNAファンの皆さんおめでとうごさいます!! ただこのシリーズを「下剋上」と評するのはいささか違和感がある。ホークスファンとして下の3つの立場を体験したからだ。 ① リー

ホークスの敗因

そんなのみんなわかってるわ。 「あんまり勝つ気が無かった」から負けたんだわ。 後手後手に回る継投も、飛び飛びのよくわからないリリーフベンチ入りも、五番六番が手厚い打線も、ベンチワークの稚拙さが目立ったよね。 小久保裕紀さんの二軍監督時代のインタビューを読んで、そのマネジメント能力やモチベーターとしての力量をある程度買っていた他ファンとして、日本シリーズ中に於ける発言の数々は、非常にがっかりするものだった。 短期決戦がこれ程までに下手クソだった監督は今までいただろうか。

【2024年ドラフト評価】福岡ソフトバンクホークス編

こんばんは。鉄太郎です。 この記事では2024年ドラフトにおける、ソフトバンクホークスの指名について語ります。以前の記事で紹介した評価方法をもとにお話しさせていただきますが、あくまで個人の評価・感想ですので、その点ご承知おきくださいませm(__)m また、この記事は有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もしいいね!と思っていただけた場合は、私のモチベーションを上げるお菓子代としてカンパいただけると大変うれしいです。 それでは本編をどうぞ(≧▽≦) ドラフト

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第5回「ミドル・ボスはモヤモヤ中!?」

「あれ? 何か今日は、ゆみさん…、あ、ミドル・ボス大人しいですね」 月刊誌の入稿が一段落し、つかの間のまったりタイムに突入した編集部で、 あいちゃんが不思議そうに首を傾げる。 「あぁ、野球シーズン、終わっちゃったからね」 としもむー。 どうやら毎年、野球シーズン終了とともに魂が抜けるらしい。 そう。ミドル・ボスことゆみさんは、大の野球好き。 埼玉西武ライオンズ命! の人なので、イマドキ話題の大谷翔平選手にはさほど食いつかず、ライオンズ以外のパ・リーグ球団にはそこそこの

【現役引退】「投手・和田毅」の軌跡を振り返る(1)もっとも多く投げ合った投手

福岡ソフトバンクホークスの左腕、和田毅(43歳)が現役引退を発表した。 「投手・和田毅」の足跡を振り返ってみよう。 島根県立浜田高校 和田毅は1981年2月、島根県出雲市出身。 島根県立浜田高校の野球部では2年で夏の甲子園(1997年・第79回大会)に出場、初戦で秋田商にサヨナラ負けを喫して敗退した。 秋田商はエース左腕の石川雅規(現・東京ヤクルトスワローズ)を擁し、和田からサヨナラの押し出し四球を選んだのも石川だった。 翌年1998年、3年夏に2年連続で夏の甲子園(第

大山(阪神)、佐野(横浜)、石川(ソフトバンク)は、FAを決断するのか、1野球ファンとして正直に感じてること。【野球】【NPB】【エッセイ】

 FAは「選手として勝ち取った権利」であると自分は思ってる。現実論として「多くの選手はFAに辿り着けずにひっそりと去る」から。  だからこそ、どのような結論にせよ、「後悔しない」と思える最適解であって欲しい。  その上で「やり切った、完全燃焼できた」と思える感じで、引退試合を叶えられる感じであって欲しい。そう、「残留」「移籍」のいずれの結論でも「歩んできた道に、意義があった」と思える感じにと。  (←移籍市場に関係して、選手個人の分析に比重を置いたnote記事。尤もFA

隙が生まれた日本シリーズ?

ソフトバンクホークスファンだけど 同じチームとは思えないほどの 負け方 パリーグ貯金42の圧倒的強さ CSでも負けなしなのに 今年1番悪い試合が最後に。 以下 辛口記事になっております。 美しさがモットー 小久保監督采配 ・5番近藤 →2番3番では? ・リリーフは先発大津と  先発スチュワートJr.継投が大失敗  →普段やらないことやった  やるなら中継ぎより抑えにして ・火消しをルーキーに任せる  →負け試合ですか?  ・岩井晒し投げ→  岩井心の中で早く終わっ

この時がきた 

 我が横浜Denaベイスターズが見事日本一に輝きました。本当におめでとうございます。ここまでの道のりは本当に長かった。プロの解説人も圧倒的にソフトバンク有利を予想していた中、勝ち切った今回の日本シリーズ。本当に最高でした。  今回のnoteは、その日本シリーズを全試合、全イニング、TVの前にかじりついて見た感想を書きたいと思います。高校野球をかじったぐらい人間ですので、あくまで1ファン、素人として書きますのでよろしくお願いします。  日本シリーズの第一戦、第二戦は横浜にと

11月5日までのこと

慌ただしい日々が落ち着き、束の間の時間を過ごしている。 書きたいこと沢山だから書くね、ちょっと長いけどよかったら読んでくれたら嬉しい。 ◆ 10月27日 Shangri-laのワンマンライブにご来場いただいたすべての方に、心からお礼申し上げます。本当にたくさんの方にきていただいて嬉しかったです。ライブ中にも話したことだけど、去年とまったく同じ日付で開催しました。理由としては、昨年は父が危篤状態でそれはそれは心ここに在らずの状態でライブしてしまった。という悔しさと反省でした

口は災いの元シリーズ(今年の日本シリーズ)

日本のことわざに「口は災いの元」がある。 ネットで調べると 「不用意な発言が思いがけない災難を招くということ。」 「口は禍のもと」、「口は禍の門」などとも言う。 (Weblio辞書より引用) 今年の日本シリーズ、多くのプロ野球解説者はホークス絶対有利だった。 第1戦と第2戦、ホークスが快勝しこのまま4連勝かと思ったが。 ある事で歯車が変わってしまった。 矢印で辿ると以下のようになる。 ホークスが、2連勝。 ↓ 村上打撃コーチ『東?宮城の方が断然いい』

和田毅、引退から福岡を思い出す

遂にこの日が来たか、という気持ちが強い。 福岡であれほど愛された和田毅引退の報を聞いて遂に一つの時代が終わったと思わずにはいられない。 多くが松坂世代最後の現役、などがメインであると思うが、こと福岡に住んでいたり関係した人々にとっては「ダイエー時代が遂に終わる」といった気持ちの方が強いのではなろうか。 事実和田毅の引退はダイエーホークスを応援していた幼少期の自分にはなかなか重い引退だ。福岡県民にとって和田毅とはそんな存在だった。多分私くらいの、もう四十代に片足を突っ込んだ世

ソフトバンクの和田投手。「サウスポー物語」が終幕。島根の県立高校からの出世物語。プロ生活22年。米国での苦しい時期を乗り越えて日米通算165勝。お疲れさまでした

ソフトバンクの和田毅投手(43)が現役生活に別れを告げた。島根の県立高校からの出世物語。決して剛球投手ではない。巧みなコントロールで相手打者を翻弄した。プロ生活は22年。1試合1試合が真剣勝負だった。米国時代はけがに苦しんだ時期もあった。それがさらなる成長の糧になった。日米通算165勝。立派な投手人生だった。 1998年の夏の甲子園。和田投手は島根県立浜田高校のエースだった。進学校だ。決して甲子園の強豪ではない。新潟の新発田農に初戦で勝つと、優勝候補だった東東京の帝京にも勝

ベイスターズ26年ぶり日本一

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 三浦監督の采配ズバリ  2024年11月3日 ベイスターズは日本シリーズ第6戦 11-2でソフトバンクに勝ちました。ベイスターズは26年ぶり日本一です。セ・リーグ3位からの日本一は2010年千葉ロッテの3位から日本一以来の下剋上でした。ベイスターズの先発大貫は4回56球

DeNAが「史上最大の下剋上」。26年ぶり日本一。「先手必勝シリーズ」を制した。それぞれの「リベンジ」が完結。公式戦で貯金わずか2のチームの成長物語

DeNAが「史上最大の下剋上」を成し遂げた。26年ぶりとなる日本一。「先手必勝シリーズ」を制した。それぞれの「リベンジ」が完結。日本一へ王手をかけた第6戦も、投打がガッチリかみ合い大勝。ホームの横浜で「胴上げ」を披露した。今季のセリーグ公式戦で貯金がわずか2のチーム。球史に残る成長物語を頂上決戦で刻んだ。 3日に横浜で行われた日本シリーズ第6戦。DeNAにとって、重要なポイントは2点。まずは何としても先取点を奪うこと。そして先発の大貫晋一投手がどこまで粘れるか。 1点目は