口は災いの元シリーズ(今年の日本シリーズ)

日本のことわざに「口は災いの元」がある。

ネットで調べると

「不用意な発言が思いがけない災難を招くということ。」

「口は禍のもと」、「口は禍の門」などとも言う。

(Weblio辞書より引用)

今年の日本シリーズ、多くのプロ野球解説者はホークス絶対有利だった。

第1戦と第2戦、ホークスが快勝しこのまま4連勝かと思ったが。

ある事で歯車が変わってしまった。

矢印で辿ると以下のようになる。

ホークスが、2連勝。

村上打撃コーチ『東?宮城の方が断然いい』

小久保監督『口笛って何。指笛?笑ってしまいましたね。みんなで大爆笑していました』

ベイスターズ打線に投手陣に勢いをつけてしまう。

ホームで3連敗を喫してしまう。

小久保監督『有原とモイネロいるから』の発言に更なるアレに拍車がかかる。

第6戦、有原投手ならびにホークス投手陣が打ち込まれ11失点という大敗。

今回の件で村上コーチ、小久保監督の発言に関してはニュアンスや

やり取りの雰囲気がわからない。そんなことを差し引いても不用意すぎるし不適切だったのではなかっただろうか?

ただでさえ、金満球団で最強という称号で敵も多いチームが更に敵を増やしてしまった。

小久保監督のベンチでの顔つきもどこかシーズン中より強張っていたように見えました。

福岡に来たときに全体ミーティングで桑原選手がチームに鼓舞をした事もあって

DeNAの選手が奮起して意地とがむしゃらさで勝ったシリーズだった。

繰り返すように言うけれど、小久保監督も村上コーチの発言もダメだったと思います。

東投手が大したことなく、オリックスの宮城投手の方が上、と言う感じの事を言ったのは一番まずかった。

東投手、最多勝も戴冠して今年も先発ローテーションとして守っていたエース。

それにも関わらず東投手を見下して。その発言が伝わったか定かではないが、

あの日の東投手は見た目はいつも通りだが気持ちは怒りの感情を出させてしまった。

結果的に東投手が鬼神に変貌し。鬼の投球により、シリーズの流れが完全に変わってしまい、

最終的にはDeNAの圧勝と言う結果になったと言っても過言ではない。

全てはホークスも悪いかもしれない。ただ一部のホークスファンの言動も許せない。

他のファンを見下して小馬鹿にして「負ける気がしない。」とか言っていたホークスファンもいた。

球団も監督、コーチも選手に至っても相手を見下した結果が「大敗」だった。

ペナントレースももぶっちぎってリーグ優勝した。クライマックスも何も苦しまれずにストレート勝ち。

日本シリーズも敵地で2連勝して、正直心のどこかで舐めて余裕ぶっこいていたと思う。

ヒーローインタビューや監督やコーチののコメント見ても明らかだった。

そしてベイスターズならびに他球団ファンを敵に回した。そしてベイスターズの勢いが止まらなくなり

ホームで3連敗を喫して崖っぷちなって窮地に追い込まれた時に、

それを乗り越えるパワーもチームに無かった。なぜなら常に余裕があった。

大型連敗もけが人も出てもパリーグ5球団を手玉に取って左手うちわで頬を叩いていた。

いざ、追い込まれた時にチームの流れを変える選手はいなかった。

ベイスターズには桑原選手がいたからこそ変わった。だけどホークスには一人もいなかった。

「口は災いの元」シリーズ。まさか1989年にあった近鉄と巨人の日本シリーズもそうだった。

近鉄のある投手は発言が「口は災いの元」となって巨人に4連勝されその投手が叩かれた。

まさか35年ぶりにこういった事になるとは思いもよらなかった。

そして最後にホークス球団、ホークスに関わるメディア、ホークスファンに言いたい。

オリックスファンの自分から言う事じゃないですが。

今のホークスには「素直、謙虚、感謝」が無さすぎる。

この言葉、芸人の森脇健児さんがよく言っている言葉だ。みんなは笑っているが。

チームもファンもメディアも忘れているのではないか?

もう一度、気持ちを入れ替えてほしいと願っています。

そして日本シリーズ翌日にホークスは相も変わらず大型補強をするという記事と

育成選手の大量戦力外通告の記事と見るといったい「育成のホークス」はどこに行ったのだと言いたい。

長文、失礼しました。

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