#ウェルビーイングのために
well-doneの落とし穴
ウェルビーイング(Well-being)、“より良くあれ”と夢想する前にちょっと待って欲しい。世の中には「傑作意識はダメ意識」と云うモノもある。ウェルダンと上手に事を成し遂げようとして、却って失敗してしまう事のこの世に如何に多いことか!。
病気の状態(イルネス)、病気ではない状態・健康(ヘルス)、そして“より健康で豊かに恵まれた状態”(ウェルネス)とあって、人生上を見たら切りがない、下を見たらあとがない。
「well-doneの落とし穴」より良きモノを目指すあまりに、足元の現実を忘れてしまっては元も子もないと自分などはしみじみ想うのだ。
豊かで恵まれた世界観の影に、世知辛い現実が隠れているのではないのか?
下をみたらあとが無いのであれば、欠けた部分を補う必要がある。無いものがあるのならば代替えのモノがある方がいい。
ウェルビーイングとなるための、そこへ到るまでの道程、モノの成り立ち(その真価)はそのディテールを見ることがものを言う。
軽薄短小の今の世の中に欠けているのは、その成り立ちの道程に心血を注ぐことであると私は思う。
#ウェルビーイングのために 如何でしょうか\(^_^)/
文:相田久美子
ハンドルネーム:沙菜子 (36sanako)
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