【映画感想文】弾丸列車の中で起こる大暗闘とその裏に隠された陰謀! 『ブレット・トレイン』を見て
こんにちは。今日は日本の小説を元にした傑作「ブレット・トレイン」について書いていきます。
本作では、ブラッド・ピットや日本人俳優も出演し、素晴らしい演技を見せてくれています。そして案の定面白いです。
密室での殺し合いをテーマにした作品は数ありますが、この作品はその密室が弾丸のような速さで動きます。この少しのプラスが映画としての味をしっかり出していました。
前置きはこのくらいにして、本題に入っていきます。
あらすじ
運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)は、新たなミッションで東京発の超高速列車に乗り込み、ブリーフケースを盗んで次の駅で降りる簡単な仕事を請け負います。しかし、盗みは成功するものの、身に覚えのない9人の殺し屋たちに命を狙われ、レディバグは降りるタイミングを完全に見失ってしまいます。列車はレディバグを乗せたまま、世界最大の犯罪組織のボスであるホワイト・デスが待つ終着点・京都へ向かって加速していきます。
感想
面白すぎるわ。コレは。
何がって、ひっきりなしに戦闘が始まるからです。大体のアクション映画って、前にも言った通り戦闘をしていないシーンが多いんですよね。でもこの映画は主に密室での話なのでずっと戦闘しています。その多さは『ランボー』に匹敵します。
しかも、敵の暗殺者がモブというモブばかりではなく、全員個性的で印象に残るようになっていて、主人公が強敵と戦っているのがかなり強調されています。
あとは殺し屋達の暗闘が良かったです。『ジョン・ウィック』シリーズにも負けない暗闘を魅せられました。
銃に仕掛けを施したり、睡眠薬を盛ったり、毒殺したり。公共の場なので周りに迷惑をかけないようにしていますね。
そして一番の見どころは中盤からの物語のスピードです。まるで弾丸の速さでした。2回見ないと分からないほど物語が速く進むので注意が必要ですが、緊迫感を感じられ、とても良いものでした。
また、物語が進むにつれて本物の犯人が明らかになってくるのもサスペンスみたいで面白かったです。人が多く登場し、一部はほぼ刑事物みたいになっていましたが、それでもアクションの味がしっかりと残っていて、逆にマッチしていました。
暴力的で過激な作品ですが、とても楽しめました。この映画を見た自分に感謝です。
撮影・制作・キャスト
2020年のコロナ禍に制作が始まりました。なので撮影のために日本に来ることはできなかったそうです。ではどうしたかというと、アメリカ国内に特別セットを作って撮影したそうです。
マジか。絶対日本でしょ。なんであの再現度で日本じゃないのでしょうか。私は分かりませんでした。忠実に再現できていて最高です。
本作には日本人の俳優、真田広之さんも出演しています。彼は『ラストサムライ』で有名ですよね。他にも『アベンジャーズ』や『ジョン・ウィック』などにも出演していた超エリート俳優です。そんな彼は今回も安定した演技を見せてくれました。
ちなみに題名の『ブレット・トレイン』は英語で"Bullet Train"で、新幹線という意味だそうです。直訳すると”弾丸の列車”です。
最後に
今回は超爆速映画『ブレット・トレイン』について書きました。題名の通り爆速で物語が進み、爆速のアクションが新幹線内で起こるのがマジで面白かったです。プライムビデオとかで見て欲しいです。
ここで本記事を終わろうと思います。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!