五味太郎さんの言葉

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356231
五味太郎さんのインタビュー記事をYahooニュースで読んだ。
感染症がおさまらない現在、不安で居心地の悪い状態が続くが、それはこんなことがなくても普段からいつも不安で居心地が悪いし、逆にこんなことがあったからこそ表面にでてきた不安や恐怖なんだと言っている。
不安や不安定は常なるもの。「ふつう」のこと。
そうなんだよね。

五味太郎さんは「自分で考える頭」と「敏感で時折きちんとサボれる体」が必要だと言っている。

「自分で考える頭」はいついかなるときも必要だと思うけど、体のことはあまり聞かなかったし気づいてなかった。

この「敏感で」という言葉が肝だと思う。
多少しんどくてもつらくても気づかなかったり、忙しさに流されて感じ取ることもできなくなっていたりする。
イヤだな苦しいなと思っても、当の自分がそれを無視する。
しんどく感じたことを無いことにする。
ほかの誰も代わりに感じ取ってはくれないのに。無いことにしたってしんどさは消えないのに。

「自分の今の状態に敏感」であること。
そして、「敏感」でいることに恥や自責、自己否定の思いはいらない。
自分の状態に敏感であることは、自分で自分のこころ、自分の身体、自分の世界を守る、ということだ。


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