本「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」心得&おすすめ片付けコンテンツ
投稿日:2025/01/22
(不定期で加筆、訂正)更新日:2025/01/22
「從加法開始的極簡生活」(日本語:手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択)ミニマリストしぶの本を台湾の中国語版(翻訳、許郁文)で読み終えました。
全263ぺージの中で、印象に残った内容をいくつかnoteしてみます。
①自分一人の時間を愉しむ
一人時間は、一生の中で、非常に重要な位置を占め、ひらめきや創作は、一人時間をすごす際に、湧き上がる。具体的には、3B(Bath--入浴、Bus--移動、Bed--睡眠)と言われるリラックスタイムの時=「自分を見つめることができる大切な時間」。
②生産と消費のバランス
他の人が生産したコンテンツを消費するだけではなく、自らコンテンツを生産することを試みれば、消費したいパワーを阻止することができる。「一つ増えれば、一つ減らす」のルール。現在は「読む」「聞く」「見る」という行為は日常的に行いますが、「話す」「書く」「行動に起こす」という行為を試し、「生産」する習慣をつけてみましょう。生産だけが消費を抑制する防具となることができる。
→太るのは簡単ですが、痩せるのは難しいです。入れるのは簡単ですが、外に出すのは難しい。ネットであれこれ買って、日用品のストックが過剰に増えてしまっています。冷蔵庫は、食べるべきものが溢れており、1週間くらい買い物しなくても充分な食糧が過度にストックされています。料理を作り、まずは冷蔵庫のものを減らすという行為で、買い物欲を抑制できます。(というか、買い物に行ってはダメ、冷蔵庫の物は永遠に減らない)
③余白の美
年を取るほど、ものが捨てられない。
子供のころから「ものを大事にしなさい」と教えられたが、現在は大量生産時代で、なんでもほしい時に買え、家の中の物は増える一方。
「何も置かない床」を目指してまずは不要なものを整理する(約30%の面積を確保)。余白が生まれると、本当の自分を発見することができる。
→高校の美術の時間に、毎回10分だけ、クラスメイトがモデルになりスケッチを描く練習をしていました。この先生によく言われた言葉が「余白の美」を活かして一つの作品を完成するという話でした。
④何を捨てるのかではなく、何を残すのか
→部屋を見渡すと、確かに不要だと思われるものがあちらこちらにあります。本を読んだ機に、重い腰をあげて日々取捨選択と、お掃除、ごみ出しに励むことができています。
去年、立命館大学のオンライン講義で3S(整理、整頓、清掃)で企業経営を立て直した枚岡合金工具株式会社の話を聞きました。古芝保治会長の話がとても分かりやすくて、腑に落ちます。
ミニマリストしぶさん&古芝会長の思想をお手本にして、家の中をすっきりさせ、快適に人生後半を過ごしたいです。
この本を読むきっかけは、ayumiarukiさんのブログをみて『手ぶらで生きる』ミニマリスト・しぶの本をまず読み、続いて『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』を読みました。
耳で聞くポッドキャスト「愛の楽曲工房」の#129回もとても面白いです。実家の片付けエピソードが、プロの片付けコンサルティングによってゴールへ向かうまでの過程です。