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過去問で鍛える受験力(受験勉強編#15)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

実質6浪、最後の受験。フリーター後に大学受験を決意してからまもなく2年。これまで計2回、大学を受験しました。いずれも失敗します。

しかし、挫折と経験を積み重ねたこともあり受験勉強は順調に進んでいました。

前回までの話はこちら。


学力の基礎が身に付き始める

国語(古文・漢文・現代文)、英語(英単語・英熟語・英文法・長文読解)、世界史(世界史の流れのインプットと問題演習)…。

単語集、参考書、問題集をひたすら繰り返し、
9月には全教材は3周目に入ります。良い調子で進んでいました。

休憩を除くと一日10時間~11時間は勉強していたと思います。
これまで小、中、高からフリーターに至るまでまともに勉強したことはありませんでした。23歳にしてようやく「勉強」というものに慣れてきました。

勉強の集中力もずいぶんと長く続くようになったと思います。
RPGのゲームで例えると、最大HPが増えたようなイメージです。
フリーター後、勉強し始めたばかりの頃は集中力は30分も持っていませんでした…。

要領が悪く物覚えの悪い私でも、ようやく記憶が定着してきました。
理解できるようになると勉強が楽しくなってきます。

しかしこれは少し危険な予兆で、一度浪人すると実態のないプライドが肥大化し「進学するなら上の大学に行きたい」…と、浪人をやめられなくなります。

受験勉強中毒・浪人中毒と言ってもいいでしょうか。

赤本(過去問)を買う

これまでの実質4浪目、5浪目での大学受験では赤本(過去問)を一切解いていませんでした。

本来は赤本を解いて大学の問題の傾向を掴むべきなのですが、
赤本と向き合うのが怖くなってしまい、手に取ることもありませんでした。

これが私が過去2回、大学受験に失敗した理由の一つです。

「もう同じ失敗は繰り返さない」
本屋で赤本を買いに行きます。

志望校である文系MARCH1校の赤本を手に取ります。

パッと見たところ、やはり問題は難しい…。
しかし、全く歯が立たなかった前回の受験とは異なり問題をよく読めば解けそう…。

学部ごとの赤本をいくつか購入し、本屋を後にします。

赤本を解き始める

この日から赤本を解き始めました。

実践さながら時間を測って解いていきます。

難問に苦戦しながらも、おおむね問題を解けていました。
自己採点もそんなに悪くはない…。

しかし、その先も解いていくと年度ごとに難易度の波があり、
来年度はどんな難問が出るのか予想できません。

ここで危機感を感じたことは収穫でした。

今の実力のままではまた不合格になるだろうと予感し、これまで以上に勉強に力を入れていきます。
(危機感を感じることも赤本に取り組むメリットなのでしょう。気づくのがあまりに遅すぎますが…)

赤本を読んでいてもう一つ発見がありました。

赤本には、大学の概要や進路、学部の説明が詳細に記されており、カタログを読んでいるようで興味深いものでした。

大学に進学した後のイメージが湧いてきます。

会計学科に進学し、公認会計士になる!
あまりに壮大で無謀な目標ではありましたが、大学に進学した後の解像度も上がり、勉強に熱が入ります。

続く。

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