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神戸市の未来が絶望的な理由

みなさんこんばんは。from Kobe to the othersです。
今回は神戸市の未来が絶望的な理由を説明するとともに解決策を提示したいと思います。

住民の福祉という観点がそもそもない
 
神戸市は地下水のPFAS汚染を隠していました(こちら)。ミネラルウォーターの製造メーカーを名指しで批判すべきだったとまでは言いませんが、なんらかのかたちで住民に注意喚起くらいはできたのではないでしょうか。住民の健康にかかわる重要な事実を隠蔽する体質は昔から変わっていません。阪神大震災時におけるアスベスト被害を過小評価していた問題(こちら)は今は風化しかけていますがこれも大問題です。放っておけば住民はそのうち忘れるだろう、直ちに被害が出るような問題でなければ責任がふりかかることはないだろう、という行政特有の怠慢さが如実に表れていると言えるでしょう。先般、西区で小さなお子さんが虐待死するという痛ましい事案が発生しましたが(こちら)、神戸市の児童相談所の怠慢はかねてより有名です(こちら)。

SDGsという観点がそもそもない
 
都合の良い時だけSDGsという言葉を使い(こちら)、須磨に動物虐待施設を建設してしまう愚かさは小学生でもその矛盾に気が付くレベルのモノです。子供からおかしいのではないか?と指摘されたらどう答えるのでしょう?高校生や中学生は遠慮してないで市長にしっかりこの点をしつこくしつこく何度も何度も質問してください。行政がこんな態度だから大手メーカーが住宅近接地で石炭火力発電プラントをなんの遠慮もなく稼働しているのでは?行政のモラル崩壊によって町全体のモラル低下が起きていることを理解した方が良いと思います。汚泥肥料からはPFASは取り除いているのでしょうか?瀬戸内の海苔や牡蠣は食べても大丈夫なのでしょうか?神戸市は地下水のPFAS汚染を隠していたわけですから毎日検査して数値をHPで公表してください。海はみんなのものです。神戸市だけのものではありません。毒を海にばら撒かないでください。地下水が海に流れ出ることを知らないのでしょうか。

教師の質が絶望的
 
神戸市では数年前に教師間での陰湿ないじめが全国的に報道されて大問題になりましたが、いじめの隠蔽、いじめ自殺の隠蔽は日常茶飯事で、教育委員会が学校長にいじめの事実を隠せと指示するありさま(こちら)。しかもまったく懲りる様子がなく何度も何度も同じことを繰り返し(こちら)、最近は教育委員会の事務系の方が過労自殺して遺族と裁判になったそうです(こちら)。教師のなり手がいないのは当たり前でここまで状況が悪化するのを放置してきては、いまさら名誉挽回は不可能に近いでしょう。部活の廃止は個人的には賛同しておりますが、逆に言えば、そこまで追い詰められているとも考えられ、廃止にしたからといって直ちに教師の応募者が増えて質が確保できるとも思えません。そもそも須磨に動物虐待施設を建設してしまうのは、自治体として教育的視点が欠落しているからではないでしょうか。SDGsの軽視は教育軽視につながっていると考えます。

極端な金儲け主義
 
ルミナリエの有料化には大変におどろかされました(こちら)。祇園祭の有料席には内部から反対意見があがったようですが、ルミナリエの有料化ではそういう声が内部から上がらなかったのでしょうか?ルミナリエも本来はお祭りではありませんよ。ルミナリエはお祭りではありません。理解できていますか?お祭りではありません。須磨に動物虐待施設を建設してしまうセンスの無さはあらゆる事柄において共通しており、もはや挽回不可能なほどに良識ある市民からの支持は失われたと言わざるを得ないでしょう。

ちぐはぐな政策
 
株式会社神戸市の政策はバブル崩壊以降は功を奏したことはありません。ポーアイは当初ファッション都市にするといってアパレルメーカーを誘致しておきながら、その一方でマンション群を建設したりアパレル業界からは非難轟々でした。神戸市はそういう声を無視してとにかく余ってる土地を売りさばくことを優先し自らファッション都市を廃墟に変えてしまいました。その後無節操にも医療産業都市構想をやり始め、不便な所に病院施設を集約しこれも市民からは非難轟々です。企業や住民の声をとにかく無視し身勝手なまちづくりに突き進む利己集団が神戸市と言えるでしょう。


解決策

from Kobe to the othersとしては、とにかく早く「神戸市から引っ越す」ということを提案したいと思います。神戸市は若者を吸い上げる大都市を非難していますが、神戸市のやっている政策は「神戸らしさ」を徹底的に破壊し小さな東京都や小さな大阪市になることでしかありません。なんと須磨シーは大阪の海遊館に勝つためにシャチを目玉にしたんだそうです。そんな視点でまちづくりをしているんだったら東京や大阪に引っ越した方がいいに決まっています。箱ものばかり建ててしまいもう今から後戻りすることはできず、完全に道を誤ったと言わざるを得ません。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
from Kobe to the othersでは今後神戸市以外の街の魅力を発信していく予定にしています。

※この記事は前回投稿した記事を少し修正したものです。




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