映画『降霊』感想箇条書き
・大杉漣、草彅剛(特別出演)、哀川翔、きたろうとか、とにかくビッグネームが連なる映画だった
・草彅剛の特別出演って、なんかプッシュがあったのかな
・草彅剛の走ってくるシーン、アイドル〜!って感じがしてちょっと面白い
・そうかそうか霊の見え方ってこういう感じか 多少の脚色はあると思うけど
・ならどうやって撮り方指示したの?黒沢清見える人なの?それとも実際に見える人に指導してもらった?それともたまたま?
・肩から手が見えるシーン、怖い
・女の子の霊が役所広司を見上げるシーンのパキッて音、嫌〜
・黒沢清の映画で主役を張る「役所広司」ってもしかしてスターシステム?全員だいたい同じ性格の人?
・バグパイプ好きですねぇ黒沢清さん
・「おぉおぉぉおおおお」っていうBGM怖い
・運命は自分の手で変えていくみたいな事言ってたけど、女の子がケースに入り込んだのは運命でもそっから警察に通報しなかったのは自分の選択なんだよな…
・女の子の直接の死因、窒息死かと思った。部屋で女の子が床に転がってる→死んでる…の判断が早すぎるしその前の妻を部屋に入れようとしないシーンとかも殺しちゃったってバレないように動いてるとも見える。でも「死んでる…」の判断が早いのは作劇上の描写短縮とも見れる範囲のことだし、自分が殺した自覚があるならあのキレ方にはならないんじゃないかなとも思う。あくまで匂わせの範囲かな
・個人の犯罪ものは本当に心臓に悪い。すぐ通報しよう…
・仲良さそうに見えた「普通の夫婦」に亀裂が入る瞬間、すごくやだ。心から通じ合ってるんじゃなかったのか…。何かあると夢見てたから平凡な生活で平凡なあなたと一緒に居るのよって、かなり言われたくない。そう言われる自分にもなりたくないし、そういうセリフが出る状況にもなりたくない。しかもその後また前みたいに二人で暮らしてるんだよな…。
・今回も黒沢清問答があった。神主さんと役所広司の会話の辺り、地獄とか運命とか幸せに生きるには慎ましく生きる云々のとことか。
・『CURE』の時も思ったけど、黒沢清監督にとってスナック菓子は「歩きながら少し口にするスタイリッシュでアーバンなもの」なんじゃないの。自分にとっては濃い味を摂取して食事の代わりに詰めるものだけど………