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映画『人数の町』感想箇条書き
・これ映倫Gじゃない!
・ディストピアが好きな人は観て損なし!
・基本的人権を「へぇ〜」とか「習ったねぇ」くらいに思ってる人は必見!
・一度でも治験を受けてみたことがある人、一度でも利用規約を読まずに同意したことある人も必見だ!ウワッとなる!
・ほとんどノンBGMなのがめちゃくちゃ良い
・あのバルブ回すやつ、放射能に関するなんかでは?原発のなんかとか…
・3%の副作用のやつ、不可逆的で慢性な影響が出るやつとかあるでしょ絶対
・普段手放しで信じてる情報とか手放してる権利がどんだけ尊いかって話だった
・怖い!この映画怖い!
・ノイズが最初音楽っぽいのから始まるのが手心加えられてる感がして屈辱的。そこが良い…
・人数ってつまり浮動票なんですね。浮動票集めるの怖…
・万が一抜け出せたとしても息のかかった病院に入ってしまったらチップで検知されてしまうのでは?と思った。でもそんなことしなくても、というかその手段に限らなくても抜け出した人の特定・追跡なんかは容易にできそう。実際してたし
・チップを抜く闇医者もいるのかな、とは思ったけどそもそも裏の世界の業界で更にその裏を行こうと思ったらリスク高すぎだし、それに見合ったコストをデュードから回収できなさそうだからやっぱ居ないかも
・ナイフ持ったデュード達が列を成して歩くシーン、主人公の夢なのか殺人犯が結構居ることの暗喩なのか、それとも殺人欲求を叶えるためのスペースがあるのか、なんなんだろう
・最初は(ディスって発散して食事にありつくってのはわかるけど、何で褒めて食事が出てくるんだろう)って思ってた。人数やってるからか…
・ディスったり褒めたり、とにかく人数やらないと乾パンか腐りかけのご飯しか食べられないの、”無課金ユーザー”って感じ
・子供がヒモで繋がれてるっていうだけでわかるこの倫理観のヤバさ
・老人の町めちゃくちゃ気になる。老人の町で1本観てみたい。老人が無茶苦茶やらされてる倫理の無い世界を観てみたい。覗くだけ!ちょっと覗くだけだから!
・でも老人の町に限らずこんな町あったら絶対やだ
・バスの乗り場書かれた紙があんな簡単に取り出せるのがやだ。あんな身近なの嫌
・デュードはSCPで言うところのDクラス職員。チューターは羊飼い的役かと思いきや意外と猟犬みたいな立ち位置。檻の中の人間だった。帝愛地下帝国の班長みたいな感じ
・でも数ヶ月で家族とそれに見合った大きな部屋持てるくらいには自由きいてるんですねチューター
・「端末の充電が保つ範囲に充電ポイントは無い」って絶対そうだと思った。警備がザルすぎるもの
・キスしてからの警報ボタンパンチは心の中で(ワーオ…)って思った
・モモちゃんのところにチューターが来るシーンは(WTF…)って思った
・浜辺で陣痛が来たシーンはてっきり食事に遅効性の毒か中毒性の高い物質か何かが混ぜられててそれが効き始めたのかと思った。でもそれくらいやってるかもしれない
・この映画、嫌すぎ。ベクトルの方向は『嫌』だけど作品自体のベクトルの絶対値はめちゃくちゃ大きい。だから大好き
・描かれる情報は少ないんだけど、それが逆に作品世界の情報量を上げててスゲェ…となる
・同じ日に観た『事故物件 恐い間取り』は終わってからなかなか皆立ち上がらなかったのに対し『人数の町』は終わってすぐ立ちあがってたのが印象的だった。すぐこの世界から離れたかったから自分もすぐに立った。皆もそうでしょうたぶん……
・スクリーンに入る前に仮面マークとプールのハシゴマークと食事マークの入ったポストカード貰って、観る前は(なんだろうこれ。まあよくあるポストカードかな)って思ってたけど観た後は(こんなマーク入ったカードいらねぇ…。一刻も早くこの作品の世界から縁を切りたいよ)ってなった。でも大好き
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