2024年転職の記録

昨年2024年は約半年を転職活動に費やしていたため、体感あっという間だった。
クソ忙しかったけど誰かの参考になるかなーと思ったので残しておくことにする。


前提

求職時のプロフィール

23卒(2年目)
業種:小売→メーカー
職種:総合職→営業職

1年目の年末からうっすら、アッこれ転職した方がいいかも…とは思っていた。

長く続くしんどい気持ちや、これでいいのか?いう気持ちを抱えながら、ずっとは働き続けられないなあ、と。
仕事は覚えることも楽しいしできるようになるのも面白かったけど。

忙しいを理由にずるずる先延ばしにしていたものの、尊敬してた同期が転職した話を聞いたことと、ふとしたきっかけでやらない安心感よりやらない不安が勝った。

やっぱ第二新卒カード使えるうちに転職かなあということで転職活動を開始した。

期間

2024年7月開始〜2024年11月内定承諾(5ヶ月)
普通は2〜3ヶ月くらいとのことなのでちょっと長め。

よかった点

とにかく、シフト制の会社だったこと。
平日に休みを組み込んで貰えば面接の予定を入れられたため、調整しやすかった。

企業の面接担当者に「今日はお休みとったんですか?」と聞かれても、
「もともとお休みです。シフト制ですので」と答えられるため印象がいい(気がする)し、答える気持ち的にも楽だった。


ただこれには欠点もあり、平日は現職で仕事+ES・面接準備、休日は面接行くため、うっかりすると週休0日になってしまう。

9月10月あたりの就活予定いっぱい入れてた時期はやつれてた気がするが、弛むことがなくてよかったかも…いやそんなことはないかも。
余裕持ってやりたいよね何事も。しんどかったわ。


もしカレンダー通りの会社に所属していたら、まあ休みとるか、それにも限界があるなら休職とかしてたのかな。

そこは休職した人のnote読んでください。

悪かった点

自分がやりたいことに具体的に気が付くまで3ヶ月ぐらいかかったこと。
結果的に転職活動期間が伸びて体力的にしんどかった。


これは転職活動開始時、現職が非常〜に忙しい&人手不足&先輩後輩板挟みのスペシャル状態であったため、毎日走り回っていたことに起因している。

思考回路がずっと
「もお体力使う仕事したくないお…人と話したくないお…事務職※になって座ってひとりでコーヒー飲みながら仕事したいお…」
と叫ぶため、やる気の必要そうな職を見ても食指が動かなかった。

※事務職が楽とは思っていない。やったことないししかも多分向いてないのだが、当時ほんまに話す人を少なくしたい、体力を消耗したくない気持ちが強すぎた。



後述するが、転職エージェントを途中で変えるタイミングで転職の軸を見直し、やっとやりたい仕事について考えられるようになった。

半年間のスケジュール エージェント変遷込み

前半(2024年7月〜9月前半)

7月〜8月
・エージェントなしで1社面接
・エージェント①利用開始

ずっと入れてたけど特に使ってなかったマイナビ転職アプリを眺めていて、ふと条件がよく、かつ現職の経歴であれば入れそうな会社があったため軽い気持ちで応募。

一次面接のお知らせをいただいた。

年収上がるじゃーん、受かったら儲けもんだよねえ!キャッキャ!などと騒ぐ。


しかし、面接で話してる途中で「現職と同じようなこと、もうしたくないな」と思ってしまった。スン。

申し訳ないが企業には後日辞退を伝達。


ここで、自分が
「転職活動をしていることによる気持ちの晴れやかさ」
を持つと同時に
「今の仕事が嫌だという考え」
を持っていることが発覚。

気づいてなかったんかい!と思われそうだけど、まじで忙しさと体力の消耗は思考をかなり奪うし、

もともと私は自分の気持ちに鈍いところがあるので、たまたま応募したことでやっと「ちゃんと転職活動した方がいいな」と自覚したのだった。


退職済みの同期から「エージェント使うと楽だよー」と教えてもらい、そのアプリをインストール。
エージェント①と話した後応募開始。

この時はまだ「もお仕事したくないよ」モードだったので、なんか良さげで、落ち着いて仕事できそうなとこがいいな…の気持ちでまとまりなく選んでた。

面接は1社通過、最終面接へ。
9月には事務職で内定をいただいたが、悩んだのち辞退した。

9月
・エージェント①利用中止
・エージェント②利用開始

エージェント①では50社くらい出して書類通過できたのが5社。

少ないけどこんなもんかなあと思っていたところ、
「エージェント①は、エージェント会社内で書類選考を1回行うので通過率が悪い」
と聞き、書類が直で企業に出されるエージェント②に乗り換え。

②では30社くらい?応募して5社書類通過できたのでかなりの変化。


②で面談をするのと同時に転職の軸を見直し、改めてやりたいことをノートに書いてブラッシュアップした。

最初にやれよって思うよね〜。

この頃は転職活動開始時の現職の忙しさが少し落ち着いていてというか忙しさに慣れて、将来や自分のキャリアを仕事モードで考えられるようになったのも大きいと思う。


ここでついに「もお仕事したくないよ」モードから「こういう仕事したいぜ」モードに切り替わり、やりたいことが具体的になる。

→営業職で、今後のキャリアに活かせる仕事をしたい!
→自分のスキルが活かしたい!


業種を絞りこみ、条件を絞り込んで探すとこんなに応募しやすいのかと驚く。

本来このように始めれば2、3ヶ月で終わるのでしょう。

後半(2024年9月後半〜11月)

後半はもう書類作成!仕事!面接!適性検査!仕事!で進めるのみだった。

10月は私生活もめっちゃ忙しかった(忙しいアピ)けど、
でも思い悩んだりすることは少なくなって、いつかいい企業に出会えるだろうの気持ちでどんどんこなしていった。

最終的に合計10社くらい面接受けたかな?書類で言えば80社くらい。

3社に内定をいただき、その中で一番理想に近い、軸に近い仕事ができる企業に決めました。




長かったーーーーーー!!!!

書類選考

そんなに書くことないけど、志望理由は
・chatGPTで土台作る→土台参考にしながら書く
・書いた文を再度chatGPTに「これを80点として100点の文にして」と渡す
・比較して調整
が早いしうまく作れる。

0から1をchatGPTに任せて、1から10を自分で作るイメージ。

土台のままは絶対使えないけど、ここ違うなー、ここ言い回しいい感じ、と書き換えつつやれば自分の言いたいことが手間かけずにまとまる。

最終の比較は、chatGPTが100点にするためにただ難解な語彙を引っ張ったり、語意を変えたりするから必要。



入れる内容は
・その企業の魅力
・その企業でやりたいこと
この2点が最低限。

あとは言い回しだけ変じゃなければ書類でも面接でも使える。

面接

よく聞かれたこと ※志望理由や自己紹介以外

「今日は休みとったんですか?」
「今の仕事のやりがいは?」
「なぜ2年目の今転職しようと思ったんですか?」
「仕事で困難があったらどうしますか?」
「弊社について知っていることを教えてください」←結構焦る
「○○というような仕事はできますか?」

心構え

・「恋人探しのマッチングアプリだと思ってやる」こと
1社、ものすごく魅力的でここで働きたい!と思った企業にお祈りされた時はめっちゃ病んだ。それはもう、普通に泣いた。

なんでこんなに頑張ってるのに;;;;;ってなった。

あれです。アプリでタイプの人に切られた時と一緒ですね。

普段からこの心構えがあれば、そのうち
「自分を選ばなかったヤツに流す涙などない」
と思えます。

私は一晩泣いたら気が済んで、もう終わった恋だもんね♪と思えました。

・面接は会話でありプレゼン
面接は会話はよく言われるけど、楽しく話すだけで普通に時間過ぎてしまったりする。
営業職の面接だと、特に話好きなおじさまとかに当たる確率が高い。

話している側は気持ちいいかもしれないが、そのぶんこちらのターン数が減るイコール印象が薄れる。

話が盛り上がる時こそ、踏み込んで
「今おっしゃってた仕事、私の強みが活かせるなと思いました!(強気)」
「こういう方々(面接官)がいるところで働くのは理想的です!(媚)」
などと売り込んでいくのは意識した。

新卒も転職も総じて就活はクソ

そもそも始めた7月がスーツに適しておらず、こんなんやってられないよと何度も思った。
交通費は多くの会社で出ないし、圧迫面接もあった。

企業の立場は確かに強いけど、新卒であってもこちらだって選ぶ側というのは絶対忘れてはいけないと思う。
これもマッチングアプリ思想でいけば、うまくいかなさそうな人とは付き合わないのと一緒。
なんか違和感のある企業は言語化して避けていくのが良いと感じた。

てか将来顧客になり得るのに圧迫とかないだろ。


終わりに

転職したいのに何もしてなかった時より、忙しいけど転職に動き始めてからの方が確実に元気になった。
私は現職との並行を選んだけど、転職活動集中するために休職も選択肢としてはあったから、忙しさやスケジュールを合わせていくしかないと思う。



皆様、
就活はクソなので、皆様が少しでもこの記録を見て、参考にしたり励みにしたりしていただけたら嬉しいです。

以上、初めてのnoteとして、転職の記録でした。
読んでいただけてありがとうございました。








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