桃原さんから言われたこと その17「臨死体験」

「臨死体験した人の経験談は、大体の場合、その人の生きてきた環境に左右されています」

霊能者の桃原さんは、そんな風に言われました。

「キリスト教徒の場合は、大抵、お花畑。日本人の大半は三途の川・・・全部、日常生活で耳にしていた情報がもとになっています。死への恐怖をやわらげるため、自分でそういう境地を夢見ているのです」

シンプルにまとめるとこういうことなのだそうです。

「僕なんか、臨死体験に陥ったときは、何も信じていないから、真っ暗闇でしたよ!(笑)」

そうも言われました。

「ただね、人によってはこんな風に言われる方もおられます。『温かい寝床の上で臨死体験をする人は、割と好い夢見心地になるけれど、ストレッチャーみたいな冷たいものの上で運ばれながらの臨死体験になると、厳しい状況の夢想状態になることが多い』のだそうです」

なるほど・・・と納得しました。

ちなみに、書き手の僕自身は臨死体験は一度もありません。

ただし、以前、点鼻薬を使ったときに、10秒間ほど、突然心臓がバクバク言い出して、「あ、これが死ぬってことなのか?」と思ったことがありました。あれはいったいなんであったのか。たった一度ですが、心臓発作に近い体験をしたのです。

これは、臨死体験とは違う類いの経験ですが、「死ぬかもしれない」とおもった、人生で唯一の瞬間でした。「気をつけねば」と心から思いました。

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