桃原さんから言われたこと その23『強くあれ!』
以前、出張で中国地方に行きました。
その街で非常に有名な二つの神社にお参りし、お札も頂いて帰ってきました。
参拝している間、とても清々しく、一所懸命お祈りもしました。
摂社の一つに参る際、崖の斜面を転げ落ちましたが、芝草がたくさん生えていて、ケガもしませんでした。
「また仕事がいただけて、お参りさせていただけますように」と願いました。
さて、帰京して、霊能者の桃原さんにお目にかかりました。普段、あまりお札を自分から頂くことはなく、その分を賽銭箱に入れさせて貰っているのですが、この時はなぜか、二つのお社ともに、どうしてもお札をいただいた方が良いような気がしたのです。
それで桃原さんに尋ねてみました。
「なんで、お参りさせてもらえたのかな?自分で積極的に足を運んでおいて言うのも不思議ですが、なぜ、お参りさせてもらえたのでしょうか?」
桃原さんは少し考えてから、短くこう言われました。
「強くあれ!ということだと思います」
短く答えられるときは、それ以外にたくさんいろいろあったとしても、まずは、本人にすぐ伝えなければならないことだけに絞られるようなのです。長年そばで拝見していると、そのことは凡人である僕にも理解できるようになりました。
「ありがとうございます」
と丁寧に御礼を申し上げました。
強くあるということは、力も強くないといけないですが、何よりも、心を強く持てということのようです。毅然としろ、というだけでなく、耐えろというのもそう。
余計なことを言わずに、耐えろ、口を開くな、無駄口叩くな、不満を言うな
ー これらすべてが「強くあれ」という諭しのようです。
特に、不平不満は(僕の場合は特に)、一言たりともダメなようです。そういう感情を、霊能者の桃原さんの前で吐き出すこと自体が間違っているらしいのでした。
愚痴ぐらいこぼしたっていいじゃないか、と思われるかもしれません。私もそう感じていました。でも、どうも、良くないことのようです。
この件は、今度さらに詳しく尋ねてみようと思います。