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発達障害ではなかったというはなし3

幼稚園から発達相談を受けてください、来年度は加配の先生が必要だと言われて、心配しない親などいるのでしょうか。

というわけで、もともとが相当な心配性な私は、まず小児科に駆け込みました。いつも行っている小児科です。
幼稚園の先生に発達相談を受けろと言われたから、それならば、児童精神科とかに行って検査が必要かどうかここで白黒つけてほしいと。
そうなのです。私の中で何が一番幼稚園に対してもやもやしたかというと、こちらは医者でも病院でもないから、診断は出来ないと。なおかつ発達障害とはそこまではこちらは言っていないですよと、曖昧なことばかり言うわけです。(あたりまえですが)
発達相談すると具体的に何が起きるかって調べたら、まず半年先くらいになる、区の発達相談の予約を取ってもらって、そこから面談、面談の上、検査が必要だと判断されたら、心理検査(田中ビネーor WISC)の予約をしてもらって、でも、心理検査も混みあっているので、そこから予約が取れるのは何か月か先。そしてそれ全部平日。
そんなに待てないし、平日にいつ決まるかわからない予定詰め込まれても、仕事どうすんだよって話で。

なので、全部すっとばして、もう精神科連れてったらいいじゃん最初からって思ったわけです。
しかし、小児科の先生のご意見は、この子は何も問題ない。この子が発達障害だったら、そこの幼稚園の園児達全員発達障害だと思いますよ。
とのことでした。
目も合う。挨拶も出来る、看護師、医師ともコミュニケーションが取れる。
これ以上この年齢(当時5歳)で何を求めますかと言われました。
ただその日は、アリの図鑑を持って行っていて、ひたすらその図鑑の中のアリ話を看護師さんや先生に話ていたので、
まぁ見た感じ5歳とは到底思えない話をしているし、こういうのに夢中になっているところを見ると、変わった子だなはとは思います。でもお母さんこういう子がノーベル賞取っちゃったりするんですよ将来。
将来が楽しみですね。お母さんはただどっしり構えてればいいんですよとのことでした。

しかし、先生は発達の専門家ではないし、と思い、私はまだ心から安心できなかったわけです。
もうこうなってくると心配性の私は結論を出してくれないと、なにも手につかずになるわけです。
そこで、自費でWISC検査を受けに行くことにしました。自費で受けるのであれば、ほぼ待ち時間なく、検査を受けられる場所があることを知ったからです。

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