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幼稚園か保育園かというはなし

私にはこどもが二人いて、どちらも0歳から保育園に入れています。
そしてどちらも年少からは、幼稚園に転園しました。


なぜ転園させたのか

保育園は徒歩で15分なのに比べ、幼稚園の方が家のすぐそばで預かり保育もあったこともあり、親の判断のみでそうしました。
正直年少の手前の子供にどちらが良いか聞いても、的確な判断は出来ませんし、親が仕事するのに都合が良い方を選択するのが良いかと思います。
雨の日、風の日、真夏真冬の日、台風の日、特別警報が出ない限りは、保育園も幼稚園も開園しています。そして会社もです。安全に登園出来るにこしたことはないので、私としては、保育園も幼稚園も家から近い、これ以上良い理由はないと思います。

ただ、通っていた保育園がすごく良い場所であれば、小学校入学前まで通える保育園だったので、わざわざ転園はさせなかったかなと感じます。

転園させて良かったこと

・まず、これは保育園も幼稚園もないとは思うのですが、前述した通り、大人の足で徒歩15分(自転車8分)が徒歩3分に変わったのは、もう本当に楽になったとしか言いようのないことでした。
・保育園は小規模ではなかったものの、1学年1クラスしかなく、人数も20名弱だったのが、30名弱のクラスが数クラスあり、色々なお友達に出会え刺激をもらえるようになった。また、その子たちの大半が同じ学区の小学校へ進むので、小学校に入学後も同じクラスに数名は同じ幼稚園出身のお友達がいたことで、すんなり小学校に馴染めたというのが大きかったです。
・保育園は園庭がほぼ無いに等しい感じで、毎日大通りなどを通ってお散歩へ出掛けさせられていたのですが、幼稚園では、広くはないものの園庭と遊具、そして植物や動物などもいて、毎日幼稚園から出ることがなかったことは、安全面でも良かったなと思います。
・毎日の持ち物も変わりました。保育園では基本的に着替えは毎日何着も持っていかなくてはならず、少し汗をかいただけで、すぐに着替えさせられていました。なので毎日の洗濯物も信じられないくらいの量になり、また、お昼寝も毎日あったので、週末にはシーツと布団を持ち帰りがありました。幼稚園では預かり保育でも、お昼寝はなかったし(希望すれば出来る)、着替えも置きっぱなしで、着替えることと言ったら泥遊びをした日くらいでしょうか。とにかく荷物も少なくなりました。

転園させて良くなかったこと

・保育園では毎日給食が出ていたため、給食のタオルやランチョンマットなどでよかったものが、通わせていた幼稚園では毎日お弁当でした。
最初は毎日大丈夫か不安でしたが、自分の会社のお弁当も作っていたこともあり、子供のお弁当箱って本当に小さいし、慣れると毎日作るのは特に負担にはなりませんでした。ただ、夏休みなどの長期休暇の預かり保育中もお弁当なので、食中毒などはかなり心配でした。
お弁当はクーラーの効いた部屋にひとまとめにして置いておいてもらえるそうですが、それでもやはり猛暑では不安が残りました。
・行事ごとで園に行くため、有休を取らなくてはならないことも、保育園時代から比べれば確実に増えました。また、私の通わせていた園では、卒園までに必ず一回は役員をやらなくてはならないという決まりもありました。幸い夫がスケジュールを結構自由に決めることができる仕事という点、私の会社も子育て社員に理解があり、早退遅刻など嫌な顔されずすることが出来ました。
・幼稚園の方が、全員で何かをするということが多いことは、息子にはあまり向かなかったように思います。保育園では、だいたいが午前中お散歩ついでに公園に行き遊び、帰ってきて給食、食べてすぐに15時頃まで昼寝、そして起きておやつ。そこから迎えまではそれぞれで好きなことして遊ぶというのが毎日のだいたいの流れでした。幼稚園では、朝の会があり、自由遊びの時間の後はみんなで一斉活動と言って、全員でお歌を歌ったり、ダンスをしたり、全員で何かをするという形式が取られていました。完全に個人主義な息子にはこれがかなりつらかったようで、この点については卒園まで様々な指摘を受けることになりました。


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