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駆け出しノート屋の最初の商品!についてのつぶやき

こんにちは!NOTEBOOK LABO.のMKです。
今日は、駆け出しのノート屋である当ラボの最初の商品であるグリップリングノート発売までの逡巡(?)について、徒然なるままに書いてみたいと思います。

当LABOの代表的なアイテム、グリップリングノート


グリップリングノートは、基本的にはその名が示す通り「握って(grip)」使うことを意図されています。
もちろん座って落ち着いてメモすることにもお使いいただけますが、主には立ったまま筆記する必要のある機会を想定しています。


例えば、美術館での鑑賞中にメモしたり。

商品をデザインしている最中は、「こんな『THEメモ帳』という感じの製品に凝った表紙をつけたところで、機能的にはただのメモ帳だし、誰も買ってくれないんじゃないか…」と何度も立ち止まりました。

これまでInstagramなどでたくさんの方の素敵な手帳やノートを目にしてきましたし、自分自身もいろいろな手帳やノートを試してきましたが、私を含め手帳やノートを愛でる人々が、これらを楽しむ際に結構共通しているんじゃないかと思われたこととして、左右ページを見開きでコーディネートし、その紙面のデザインを楽しんでいる、ということでした。↓例えば、こんな感じに。(インスタアカウント@a_notebook_andより引用)

なので、基本的には1頁単位で紙面を目にすることになる「メモ帳」は、そういった手帳・ノートファンの方々にとってはあまり魅力的に映らないのでは?と考えたのでした。

その一方で、そういった「THEメモ帳」的な製品で外観にこだわりがある製品は、手帳等と比べると、まだそこまで多くはないんじゃないか?ということにも気づきました。
機能としては、腰を落ち着けて丁寧に書き込むというよりは、サッと取り出してサッと書き込む「メモ帳」なのだけど、見た目にも強いこだわりがある。
そういったノートをNOTEBOOK LABO.が提案していくことで、「メモ帳」のちょっとした新しいジャンルができるのでは?と考えました。

例えば、モノクロームの写真にペイントした、世界にたった一冊のノートとか。

そうして生まれてきたのが、NOTEBOOK LABO.のグリップリングノートでした。
そして嬉しいことに&幸運なことに、当初の「全然売れなかったらどうしよう…」という私の心配をよそに、グリップリングノートは着々と皆様の元へ巣立っていっています…!(T-T)本当にありがとうございます。
諦めずに形にしてみて、そして勇気を出して世に出してみてよかったなぁ、と感謝の気持ちでいっぱいです。

素材は、イタリアンレザー、ビニルファイル、写真などいろいろ。
これからも増殖します。

これからも他の大きさ、形、素材のノートをどんどん作っていく予定ですので、今のところまだお気に入りが見つけられていない方も、ぜひぜひフォローのほど、よろしくお願いします!

NOTEBOOK LABO.
MK

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