【ゲーム感想】新すばらしきこのせかい は何故ここまで素晴らしいのか【ネタバレ感想】

【新すばらしきこのせかい NEO The World Ends with You】(Nintendo switch版)をゲームクリアしたので、ネタバレ感想です。

とにかくよかったです!!!!とにかくよかった!!!

このゲームのここが良い!という部分と、このゲームのここは気になった!!!という部分を分けて記録を残したいと思います。

ネタバレが時々含まれるかも!!!注意!!!

【ここがいい!!!】

○デスゲームからの脱出ストーリーは健在
 旧作(すばらしきこのせかい)と同様、ある日突然死神ゲームという1週間のゲームに巻き込まれた主人公たちは・・・というストーリー。怒涛の展開で全く先が読めずよかったです。旧作を活かしたストーリーに感動。

○個性的かつ豊かな音楽 (しかも多数)
 ジャンルが様々なのになぜか渋谷を感じる氏のサウンド。今作でも更にパワーアップしていてめちゃくちゃ感動しました。
旧作のリメイク曲が多数あります。14年前に聞いていた曲は覚えていないもの、と思っていたのだけれど、案外脳は賢いところもあるみたい。作中で盛り上がるシーンにベストマッチな音楽が来て鳥肌が立ちました。

○漫画的なスタイリッシュシナリオ表現
 漫画のコマ割りのような表現が多用されていたので、読みやすいし分かりやすい。主人公と仲間の関係が、旧作とは違い(笑)最初からかなり良く雰囲気が良い。

○立体的で迫力ある渋谷のグラフィック
 あるカメラの角度では建物を極端に傾けて見せたりしており、本来の渋谷とは異なるゆがんだ渋谷。だけど限りなく渋谷を感じるフィールドの雰囲気がとにかくグッとくる。旧作(すばらしきこのせかい)であった【104】ビルが今作でもしっかりメインのランドマークとなっていて、ポスターやイラストで旧作のものを踏襲していて心の深いところを鷲掴みにしてきます(現在の実際の渋谷に109が残っていてほんとうによかった!!!!)

○思考停止するのもok、戦略的にするのもokなバトル
 旧作のタッチペン操作はとにかく難しかった覚えがあったので、プレイ前は不安でした(旧作では、苦手なアクションがあったがために特定のキャラクターしかまともに使えなかったタイプ)。しかし、プレイしたらめちゃくちゃ安心。すべてボタン操作(X、Y、A、L、ZL、R、ZRのフル活用)だったので、わかりやすく慣れやすかったです。雑魚には適当にボタンを押してもある程度は勝てますし、ボスは程よく戦略が必要とされ緊張感をもってプレイできました。


【ここがどうにかなったらよかった!!!!!】


○マブスラがない!!!!!!! 旧作で本編よりもハマったマブスラ!!無かった!!!!むちゃくちゃショックでした!!!!なぜないんだ!!!!!!

○ボタンの酷使
 戦闘時のボタン操作(X、Y、A、L、ZL、R、ZRのフル活用)が死ぬほど忙しかったので、若干Switchボタンの調子が悪くなりました…。つらい。

○一部キャラクターの掘り下げ不足
 旧作に居なかった本作から登場した女性オタクキャラ ナギの掘り下げがかなり浅いです。大学生であることを考慮したのか最初からある程度完成されていて変化がなかったのが残念でした(ほかの新キャラ達は、皆何かしら成長している)。製作者の中にナギに似ている人がいるとのことでしたので、あまり崩したくなかったのかなと邪推してしまいました。語彙もネット語・オタク語を使うような濃いキャラだったこともあり、ちょっと引き気味に見てしまいました(あの話し方でコミュ力もある、というのは厳しいのでは??)。

○旧作をプレイしていない人には厳しい終盤のストーリーの熱さ
 旧作をしていない人が本作をプレイしたら、ちょっと後半のストーリーの熱さに冷めてしまうかも思いました(旧作キャラクターの活躍が多い、旧作知識前提の話の進め方が若干ある)。自分はSwitch版にリメイクされた旧作をしておらず、学生時代にプレイしたふわふわした記憶を胸に本作をプレイしたので、一部展開に対しよく分からずついていけない部分がありました。

色々と書きましたが

さらなる続編をずっと待ってます!!!!


プレイ期間:20210726~20210831 

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