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【#8 読書記録】 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく


空が見たくなった
言いたいことを言って、やりたいことをやりたくなった
自分の好きなものを、自分の手で描いてみたくなった
大事な人に会いたくなった


これは、そんな気持ちになれるお話。


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「 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 」

汐見夏衛さん


勉強も、クラスのことも、お家のことも全部頑張るマスクが手放せない優等生の女の子と、自由奔放で絵を描くのが上手で、髪の色も行動もすべて派手な男の子の青春物語。


ー 私の世界を変えてくれたのは、大嫌いな君でした。ー


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深夜に本をポチりがちな私が、タイトルに惹かれて即ポチったのがこの本。


タイトルと表紙、あらすじに出てくる高校生男女2人。
それだけで青春ラブストーリーだなって想像はつくけれど、それ以上に素敵な世界を見せてくれる物語でした。


この物語を読むと、
空が見たくなる
言いたいことを言って、やりたいことをやりたくなる
自分の好きなものを、自分の手で描いてみたくなる
大事な人に会いたくなる


そんな素敵なお話です。


途中まで、主人公の女の子の親がうざすぎて、何度ひとりで舌打ちしたかわかりませんが、それでも素敵なお話です。(笑)


文庫本はすこし分厚いけど、文字が大きで文章も読みやすいので、週末の休日で読み終えることができます。


「あ、これ学生とか10代、20代前半向けかな」とも思ったけど
素敵な世界を見せてもらえて、この本に出会えてよかったなと思えました。


少し背伸びをした本を読んだり、
逆に自分より若い読者向けの本を読んだり

それで新たに見つける、感じる世界もあるんだなって。
読書は年齢関係ありません
それを感じることができたのも、この本を読んでよかったと思う一つの理由です。


年齢に合った本を選ばないといけないと思っていたわけではないけれど、無意識にそんな行動をしてしまっていました。


これからは子供の頃に読んだ絵本とか、学生が好きな青春ストーリーとか、ちょっとまだわからない純文学とか、いろんな本に出会いたいなと改めて思えた一冊でした。




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ここまで見ていただき、ありがとうございます。

\ わたしのこと /
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