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「生き方」のコンパス Vol.19

ハピネス・アドバンテージ(幸福優位性)。


みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。

今回は、ハピネス・アドバンテージ(幸福優位性)についてのお話となります。なかなか聞きなれないワードかもしれませんね。少しずつ説明していきます。

私事で恐縮ですが、私の勤めている会社で社内改革コンテストを応募しており、立候補しました。従業員数はおよそ12,000人。コンテスト予選通過は6チーム。かなりの狭き門ですね。応募する内容は、個人がポジティブな感情を持って仕事に取り組むことで、その人の能力が最大限に発揮され、このような人が多ければ多いほど、組織の力も強くなるというもの。

これをポジティブ心理学では、「ハピネス・アドバンテージ(幸福優位性)」と呼ばれており、海外でこれを取り入れている企業もありますが、日本ではあまり耳にしません。

私が目指しているのは、この「生き方」のコンパスで紹介しているようなことも、いろんな人に理解していただき、まずは個人の幸福度を上げていくことです。それから管理者クラスに、「人の心を動かす」指導法をお伝えしていき、ハピネス・アドバンテージにつなげていく、というもの。

何となく、分かったような、分からないような、って感じでしょうか?

ちょっと良くない例かもしれませんが、例えばの話、明日の早朝4:00からお客さんのクレーム処理の仕事をしなければならないとしましょう。出社し、一生懸命対応しましたが、終わり切れずにその日は徹夜・・・。想像しただけでうんざりですね。(笑)

一方、明日は楽しみにしていた旅行で、早朝4:00に出発します。旅行の宿泊先で、なんと大好きな有名人と会うことができました。さらに少人数で夜中まで、お話することもできました!この場合、寝不足だろうが、疲れていようが、そんなもの関係ありませんよね。(笑)

好きなこと、面白いこと、興味のあることといった、ポジティブな感情を持って物事に取り組むと、人はより大きな能力を発揮する。この心理を活かしたものが、ハピネス・アドバンテージということになります。(ちょっと例が極端すぎますが)

あのね、仕事でも何でもそうなんだけど、会社で掃除を任せられた時、目立たないところに埃があっても他人には分からないかもしれないよね。でも、掃除を任せられたんだから、周りの人が気持ちよく仕事に取り組めるようにと思って、一生懸命に掃除すると、嫌だと思ってた掃除でも面白くなってくるの。ここはどうやって掃除すると、よくゴミが取れるんだとか、どの洗剤がいいんだとか、工夫が生まれてくるの。

それでね、そういった人を上司は、このまま掃除ばかりさせておかないの。もっともっと付加価値の高い仕事が回ってくるの。(決して掃除に価値がないっていうことじゃないからね)

それからね、人生上手くいく人ってね、「貢献」「親切」を心がけているの。会社でも、給料もらう分プラスアルファの仕事をしてるの。困った人がいたら助けてあげたりするの。そうすると、自分の気分も良くなるんだよ。

また、特に仕事は辛いことに耐えて、苦しんで努力した先に、成功があると思われているんだけど、楽しんで、没頭して成果を出すやり方もあるんだよ。本当はそっちの方が成果は出やすいんだよ。

仕事の楽しさ、面白さを取り入れるって、遊びのことを考えてるんじゃないんだね。楽しんで仕事に取り組む。仕事だから、もちろん大変なことが多い。でも、楽しみながらやると、10の大変さが、7になったり5になったりすることもあるんだよ。

今の会社を、ハピネス・アドバンテージを取り入れた企業の代表としたいと思って、こんなことやっていくの。これも自分のため、同僚や上司のため、会社のため。それが社会貢献になっていくんだね。

今回は、ハピネス・アドバンテージについてのお話でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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