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【動画Ver.】「生き方」のコンパス Vol.37 人の器
みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。
以前、テキスト記事で投稿した「人の器」を加筆修正し、動画にしました。
以下、加筆修正したテキストになります。
今回は、人の器についてのお話となります。
よく「あの人は器が大きいね」。なんてことを言いますよね。
器が大きいとは一般的に、包容力がある、小さいことを気にしない、おおらかである、寛容である、こんな意味でしょうか。
それでもやっぱり人は人、生まれてから、一度も怒ったことのない人なんて、いないのではないでしょうか。
また、器の大きな人が、ごくまれに怒ると怖い、なんていうことも聞きますよね。
器が大きいとは、ネガティブ感情に支配されるまでに余裕がある人、とも言い換えることができるのかもしれません。
生きていくうえで、できることならネガティブ感情に支配されることは避けたいですよね。
自分の中に潜む最悪な人格が表面に出てきてしまい、自分自身も相手も傷つけてしまいます。
上手にコントロールできている人もいるでしょうが、なかなか難しい。
特に距離感の近い人に対しては・・・。
こういったことは、仕方のないことなのでしょうか。
避けられないことなのでしょうか。
ちょっと訊いてみましょう。
あのね、
腹が立つ場面に出会って、急に「どうにかしたい」って思うのはどうなんだろうね?
やっぱり、日頃の小さな積み重ねが、モノを言うんじゃないのかな?
やり方はいろいろあるよね。
例えば「あ、だんだんイライラしてきたな?」というように、自分を俯瞰して見るメタ認知。
これを日頃からちょっとした場面でやっておくと、いざという時、効果を発揮するかもしれないよね。
また、何かひどいことを言われたりしたら、自分自身で自分を慰めたり
「あんなこと言うなんて、ひどいよね?」と、感情にフタをせず上手く処理する、なんていう方法もあるよね。
その他、嫌な出来事があったら、すぐに自分自身に対して「ありがとう」と心の中で唱え、「ありがとう」に見合った行動をとる、という方法もあるの。
こんな積み重ねが、器を大きくしてくれるんじゃないかな?
日頃何もせずに、その時だけどうにかしたいって、なかなか難しいかもしれないよね?
どうかな?
マキちゃんからも、みなさんにメッセージを伝えてみようか?
はい!それでは弦巻マキが、みなさんにお伝えいたします。
あのね、
器が大きいってね。
例えば「おちょこ」に入った水に、一滴だけ黒いインクを垂らしたら水は濁るよね。
これが器の小さな状態なの。
でも、浴槽の水に一滴だけ黒いインクを垂らしたらどうだろうね。
水はほとんど濁らないよね。
これが器の大きな状態なの。
器を大きくするには、日頃からのちょっとした心がけ、行動が積み重なって、だんだんと大きくなるの。
そうやって大きくなった時、嫌な場面に出くわしても「心の中にある水は濁らない」のかな?
それからね。
小さなイライラや、モヤモヤを溜めないことも大切だよね。
あるレベルに達したら、そのネガティブな感情は、必ず何かしらの形で表面に出てくるんだから。
言葉や態度にね。
だから、自分の器を大きくするためには、
一つは、日頃からの心がけ
もう一つは、感情にフタをせず、上手く対処すること
これをやるだけでも、随分器の大きさは変わってくるんじゃないのかな?
きっと今よりも、大きな器になるよ。
あなたならね!
今回は、人の器についてのお話でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。