「生き方」のコンパス Vol.107
感情を抱きしめる。
みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。
まず最初に。
私の記事を、きしゃこく先生に紹介いただきました。
きしゃこく先生には、いつもお世話になっております。
#しゃかせんを通じて、自分の言い分を貫き通すことよりも、相手の言い分も聞いてあげられる器の大きな人が増えると嬉しいです♪
きしゃこく先生、ありがとうございました!
さて本題に入ります。
今回は、感情を抱きしめるということについてのお話になります。
私たちは、ついつい自分自身のことを粗末に扱ってしまいがちです。
「私って、ダメだなぁ~」
「またやっちゃったよ!なんてバカなんだろう」
「こんな自分が嫌いだ」
いかがでしょうか?
多くの人が、無意識にこんなことを思ったりするのではないでしょうか。
これが「自分自身のことを粗末に扱っている」ということなのです。
もっと自分を大切にしてみませんか?
これは決して、やりたい放題にやることや、周りに迷惑をかけてまでわがままになる、ということではありません。
言い換えるならば、自分の感情にしっかり向き合い、あるがままに感じたことを受け止め、抱きしめるということでもあります。
具体的には、どうやったらいいのでしょうか?
あのね、セルフコンパッションって知ってる?
たとえばね、あなたの大切な人が辛い目に遭っているとしたら、どんな言葉を投げかけてあげるのかな?
「大丈夫だからね」
「辛かったよね」
「大変だったよね」
っていうような感じで、励ましたり、慰めたりするんじゃないのかな。
でもね、自分自身にはそんな言葉を投げかけたりしないのかな?
冒頭に合ったように、
「私って、ダメだなぁ~」
「またやっちゃったよ!なんてバカなんだろう」
「こんな自分が嫌いだ」
っていうような言葉だよね。
あのね、こんな言葉をね・・・。
あなたの大切な人に言ってしまったら、どうだろうね?
あるいはね、あなたが信頼している人から
「あなたはホントにダメな人だよね」
「またやったの?あなたはバカだよね」
「あなたを嫌っている人は多いよね」
なんてことを言われたら、あなたはどう思うのかな?
「とてもひどい」って思うよね。
でもね、自分自身にとって、あなたは「とてもひどい人」になっていないかな?
だからね、大切な人を励ましたり、慰めたりするような言葉を、自分自身にも投げかけるの。
大切な人と同じくらいに、あなた自身も大切にするの。
辛い時や、苦しい時だけじゃないの。
何かができた時でもね。
「私、すごい!ここまでできたんだ!」
「私って偉いよね!よく頑張ったよね!」
って、自分をほめたり認めたりするの。
こうやって、自分で自分の心を抱きしめたり、認めたり、励ましたりするの。
そうやって自分の感情にしっかり向き合うとね、
少しずつ、少しずつ、心が満たされてくるの。
だんだん自分が満たされてきて余裕が出てきたらね、
周りの人に対しても自然に優しく接することができるの。
それでもね、嫌なことや辛いことがあったら、誰でも落ち込んだりするよね。
そんなことが続くと、誰かに八つ当たりすることも、あるよね。
人を信じられなくなることも、あるよね。
迷惑な行為だってわかっているんだけど、そうしてしまうことも、あるよね。
それってね。
あなたの心が悲鳴を上げているの。
「どうしてわかってくれないの」
「なんでこっちをむいてくれないの」
「誰か助けて」って。
その気持ちをね。
誰も理解してくれなかったら、本当に苦しいよね、辛いよね。
誰も理解してくれないから、周りの人にもキツく当たったりしてしまうんだよね。
そんな状態で自暴自棄になったり、自分を責め続けたりしていたら、あなたの心はどうにかなってしまうの。
だからね。
あなた自身を大切にしてほしいの。
誰も理解してくれなかったとしてもね、少なくともあなただけはね、自分の気持ちに寄り添ってほしいの。
自分自身を、あなたの最高の理解者にしてほしいの。
そうやっているとね。
周りの人も、あなたに理解を示してくれたり、心に寄り添ってくれる人も出てきたりするの。
嫌な気持ちを抱えてしまった時こそ、あなたの心の傷を深くしないで。
あなたの気持ちを、抱きしめてあげて。ね。
それがね。
あなたの幸せにつながっていくからね。必ず。
今回は、感情を抱きしめることについてのお話でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
「うれしいお知らせです!」をいただいております。
みなさんの温かいご支援に感謝致します。
いつも本当にありがとうございます!