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545.本を出したい~出版したい~書店に並ばせたい~儲けたい~

【お馬鹿なcoucouさんの自主出版論④】


本を出したい~
出版したい~
書店に並ばせたい~
儲けたい~

こんな人たちはnoteの世界だけでなくたくさんの人たちがいる。
死ぬまでに1冊でも本を書いて世の中に出したい、伝えたい、残したい~

それだけ本には魅力があるのかもね。

でもこのnote記事だって、ブログだって、電子書籍もある、だけれどペーパーブックになぜか憧れる~

そうだよね、紙は紙の文化と歴史があるもんね。
手触り、形、物、商品価値はまだまだ触れられるものの方が高いってことなのかなあ~

coucouさんの大好きな、キャラクター商品だってそうだよね~
スマホの待ち受けやパソコンで見るのも楽しいけれど、その可愛らしさに手で触れたい~触りたい~

だから、本や、グッズ、ヌイグルミになるんだものね~
ミッキーさんだってシールをもらえればうれしいもんね~

その理由はね、自分だけのもの、
自分を愛してくれるものはモノが一番だからさ。

でもね、coucouさんはここ数年、デジタルブックの良さとペーパーブックの良さの両方が好きなんだ。
だから使い分けするようにしているんだ。
その理由はね、それぞれの持ち味が違うんだもの。
そう、別物なんだものね~

そうそう、coucouさんの大好きな猫さんたちの写真やイラストも好きなんだけれど、どうしても抱っこしたり触りたい~
デジタルとアナログの違いってこんなところかもしれない気がするんだ~

©NPО japan copyright association Hiroaki

1.本には、こんな仕組みがあるんだよ

さて、本を出す前に、ほんの仕組みを知ってみようね~
大体、本を出すのに本当はいくらかかっているのかな?
印刷代っていくらなの?
ある自費出版では数百万かかるといわれたけれど、そんな大金は無理なので出版するのを諦めました…。なんて相談を受ける。

そうだよね、coucouさんは自分の本は全部出版社さんが出してくれたから、本の原稿以外の経費はかかっていないからその話を聞いて驚いた~
また、大手出版社もこの自費出版に乗り出してきているんだ。ただ、自費出版に見せかけないような出版の仕方もしているんだね。

でもね、今の時代、出版社の大きさで、ネームバリューがあるから売れるんじゃあなくて、やっぱり中身にあるんだよね~
そう、面白いものは売れるんだ~

©NPО japan copyright association Hiroaki

2.出版までの流れ


出版社のお話をする前に、まずはお金の話だよね。
きっと、長くなるのでつまらないと思うから、簡単に要約するね。

出版には、次の流れがある。

著者、出版社、取次、書店(+ 印刷会社、運送会社)

みんな、驚く人もいると思うけれど、この4者によって、本は読者の元に届けられるんだ。どれも外せない。
じゃあ、書店で本が売れたお金って、4者にどのように振り分けられるのだろうね。
これって、大事なんだよ~
これが単純だけど出版業界の構造なんだからね。

(1)著者の印税

そしてこの4社は協定を結んでいるんだ。
ただ、この契約は一律じゃあない。おんなじ本が売れても本屋さんによって、利益も違うし、著者に支払われる印税率も違うんだ。
(大体、著者は売値に対して7パーセントから10パーセントが印税みたい)

だから、10パーセントと仮定した場合、1,000円の本が売れて、100円が印税になる。coucouさんの場合、3,000部~5,000部だから、10パーセントだと約300,000万円の印税を頂く。

単純に、10,000部売れば1,000,000万円、10万部売れば、1,000万円となる。だから100万部の作家の収入何て物凄いよね~
でも、そんなのはcoucouさんには神風が吹かない限り無理~だからそんなものは望んでいないよ~

高いか、安いかは別にして、著者は一銭も負担しないのだから当然だよね。ただし、人気作家は別だよ~好条件だもんね。

(2)書店さんの利益


次に書店さんも利益が必要~
書店さんの利益率は約20パーセントといわれている。
1,000円の本が売れたら、200円が利益になる。
(印税より高いけれど家賃や光熱費、人件費を考えれば安い方かもしれない)
でもね、場所を貸している商売だから本に対するリスクは少ない。売れなくても返品できるわけだからね。利益が少なくとも在庫のリスクも少ない。

1,000万円売って、200万円の荒利、2,000万円売って、400万の荒利、3,000万円で600万円の荒利。賃料、人件費、光熱費が大変な商売だよね。だから本屋さんが減っている気がする。
ここは、「取次店」との契約が結ばれている。

(3)取次店さんの利益


次に取次店~
著者の印税10パーセント、本屋さんの利益20パーセントとしたら、次は取次店の利益だね~

この取次会社の取り分はね、約10%程度だといわれている。
1,000円の本が売れて100円が取次の取り分となる。
あれ~著者の印税と同じで少ない~

と思うけれど、取次店には一切リスクはない。その理由はただ「横流し」しているだけの流通だからなんだ。ただ、出版流通を支えているのはこの取次店のおかげだといえる。

(4)出版社さんの利益

それでは、最後に出版社の利益はどうなのかなあ~

結論からいいますね~
出版社の荒利益は約60パーセント。
(純利じゃあないよ)

利益率が物凄く大きいと思うけれど、この中から本の印刷代の支払いがあるんだ。
例えば、1,000円で本を売ったら、600円の利益が出ることになる(荒利)

1,000冊売ったら、60万円の荒利。3,000冊売ったら、180万円の荒利。10,000冊売ったら600万円の荒利。100万冊売ったら、6,000万円。(だから1,000円以上の本が多い~)

また、在庫のための倉庫費や、人権費、その他、日々の返品があるため本当の純利益はさらにダウンする。だから、せめて印刷代や経費分が最低補えねばならない。


著者(10%) ー 出版社(60%) ー 取次(10%) ー 書店(20%)

そして、蛇足だけど、有名作家やファンの多い作家は当然売れるよね。ただ、内容にもよるけれど。そして、coucouさんのような3,000部~5,000部どまりの作家もいる。(儲けは薄いけれど損をしない、させない)

そして、無名作家や新人作家さんたちもいる。
でもね、有名作家の人たちも昔は無名だった。そして、有名になれば他社の条件の良い出版社に衣替えする人も多い。そうなると、専属契約でもしない限り有名作家をとどめておけないけれど、それは無理なこと。

だから、常に出版社は無名作家や、新人作家の登竜門として門が開かれている。

長くなりました…。
クリエイターさんたちはこの仕組みを知っていると思うけれど、知らない人もいるので要約してみたんだよ。

©NPО japan copyright association Hiroaki

(5)話してはいけない本の製造原価


最後に出版社さんの60パーセントの荒利の一部、本の印刷代はいくらでしょう?これを答えられる人は意外と少ない~それに業界では隠されているんだものね…。

本の製造原価
2,000部印刷して50万円から60万円だそうだ~
3,000部で100万円以下。
さて、後の判断はみなさまにお任せ申し上げますね~

あ~干されるcoucouさん…


©NPО japan copyright association Hiroaki


3.自らの体験や経験を書いてみる!

前回の「100歳からの出発」はどうかなあ?
人生はね、歳は関係ないよね、この方々を見ていると。
そしてね、みんなそれぞれの体験を持っているんだということがわかるね~



どんな有名人であっても、どんな作家であっても、もとはみなド素人~

たとえ美しい文章を書けるからといって体験や経験のない創作ではつまらない。それに、体験や経験のないものは読む人に共感を与えるのはむずかしいよね。
だからね、文章なんて下手でかまわないんだよ。
下手であっても人に喜びを与えたり、何かの参考になったり、お役に立つ内容の方がどれだけ貴重で、どれだけ素晴しい気がするんだ。

文章には老若男女、年齢、文章経験や専門知識などなくてもベストセラーを出している人たちが世界中にはたくさんいるよね。

また、出版のプロフェッショナルだからといってすべてがヒットするわけじゃあないし、専門家だから売れるということもない。

本の生命(いのち)はね、体験や経験にあるんだ~

人は千差万別、すべて異なるところに人生の教訓や学びがある。
本はそんな使命をもって生きている気がする、このnoteの世界もね~

©NPО japan copyright association Hiroaki


 
 

4.人に喜んでもらう、楽しんでもらう、感動を与える本をつくるんだ~


 こんなことって、ない? 本を読んでいたら思わずうなずいてしまったり、納得してしまったり、共感、共鳴するときがあるよね。

また、本を読んでいて、とっても感動して涙が出るときもある。
coucouさんなんて、みんなのnoteでよく泣かされている…。

でも、その良い本なのに友だちは「泣くほどでもなかったよ!」なんていう人もいる。そう、自分が感動したからといって、すべての人が感動するわけではないよね。
でも、思わず納得してしまうんだ、coucouさんの場合。

つまりね、自分の考えに近かったり、自分と同じ思いがそこにあったりすると、人は感動する。
その感動って、共感であり、再確認だよね。

このように本の面白さって、本を読む人は、自分の体験や経験に照らし合わせて、その文章の中にある言葉や想像する場面を浮かべていることになる気がする。

だからといって、このことをむずかしく考える必要はないけどね。

自分の体験や経験を素直に、正直に表現することで、このような共感を与えることができる気がする。
自分の喜び、自分の悲しみ、自分の淋しさ、自分が感動したことなど、人の喜怒哀楽ほど感動を与えるものかもね。


©NPО japan copyright association

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

今回の【お馬鹿なcoucouさんの自主出版論③】はね、出版社さんや自費出版専門の会社さん~嫌われるかもしれない。
特にこの内容はcoucouさんが干される恐れがある~
それは本文のたった2行程度なんだけれど、それがとどめになるかも~
でもね、本当のことなんだもの。

何も知らないクリエイターさんたちが多額のお金を払って本を出す。出せる人はそれで幸せかも知れないけれど、金額を聞いて、驚いて、完全に本の世界を諦めてしまう人も多いんだ~

でもね、諦めないでほしいんだ~

もちろん、coucouさんのこのnote記事がたとえ貴重なものであったとしても、その内容をよく取る出版社さんなんていないよね~(悪く取られる)

でもね、coucouさんの取引している出版社の社長さんたちは、coucouさんをけしかけるんだ~
もっとやりなさいってね…。

でも、その出版社さんたち、coucouさんを鉄砲玉にするんなら、あとのフォローをしっかり頼むよ~
coucouさんをけしかける出版社さんはね、良心的だと信じているんだからね~でも、彼らみたいな人たちには、同業者さんたちの話なんて無理だよね、coucouさんみたいな半端な者なら、失うものが少ないもんね…。

、というわけで、本内容は出版社さんからは嫌われてしまうかも知れないけれど、これから本を出したいと考えている人、夢を見続けている人たちにはとってもリアルで現実的な本の出し方なんだ~

そう、coucouさんみたいな人間だからできるのかもね~
だって、中途半端なんだもの~
でも、中途半端って好きなんだ。
どっちつかず、どちらの方も持たないんだもの。

だけど、coucouさんはね、その中途半端な中で、本を出したい人優先の考え方なんだ。

でもね、本は出せばいい、出ればいい、だけじゃあないんだよ~
出す以上、意味が必要になるんだよ~
意味のない本なんて、自分だけでいいもんね。

それじゃあ、自分だけがわかればいいっていう日記なんだもの。
大きな違いはね、その本を見てくれる人、読んでくれる人、手に取ってくれる人、その人のお役に立つこと、共感し合えることが大切なんだもの~

今日はね、coucouさんがドキドキ~
出版の本音と裏側を知って欲しい…。



ねえ、読んでくれている、みんなあ~

coucouさんと一緒に「わらしべ長者」になろうね~

coucouさんはね、この世界でも生きて見るんだ~

みんなとね~

では、またあした~

今日も佳き日でありますように…。



coucouさんのホームページだよ~みてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru








 
 

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