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919.終わりよければすべて良し、終わり悪くてもすべて良し。

All's well that ends well. Even if it ends badly, all is well.

【お馬鹿なcoucouさんの逆さま論97】


©NPО japan copyright association Hiroaki

1.61番目の100の心の言葉.61th 100 heart



もう少し、もう少しだけ生きてみよう。
Let's live just a little longer.

もう少し、もう少しだけ頑張ってみよう。
Let's try a little harder.

どんなに時間がかかっても、あきらめずに頑張ってほしい。
No matter how long it takes, I want you to do your best without giving up.

たとえ、くじけそうになっても、そこで終わらないでほしい。
Even if you feel like giving up, I don't want you to stop there.

たとえ、どんなにやめたくなっても、決して、決して、やめないでほしい。No matter how much you want to quit, please never, never quit.

努力しがいのあるものに対しては、決して、決して、あきらめないでほしい。I want you to never, ever give up on something that is worth your efforts.

絶対に、絶対に、あきらめないでほしい。
I want you to never, ever, ever give up.

なぜなら、この世で根気ほど万能なものはないから。
Because there is nothing more versatile than perseverance in this world.

こう思ったら、いつまでも、いつまでも、そこにしがみついてほしい。
If you think like this, I want you to hold on to it forever and ever.

決して、決して、あきらめないで根気強く生きてほしい。
I want you to live patiently and never give up.

そうすれば、必ず夢は叶い、目標は必ず実現する。
If you do that, your dreams will definitely come true and your goals will come true.

成功と失敗の境目は、
The boundary between success and failure is

人より努力できるか、
Can you work harder than others?

遠くまで行こうとするか、
Are you trying to go far?

耐える意志があるかどうかにすぎない。
It just depends on whether you have the will to endure it.

良き考えが浮かんだら、すぐに行動に移してみよう。
When you have a good idea, take action immediately.

どうしてもやってみたいことがあるのなら、今すぐやってみよう。
If there's something you really want to try, do it now.

目指すものができたなら、すぐに行動に移してみよう。
Once you know what you want to achieve, start taking action right away.

それは、すべての人を愛すること。
That is to love everyone.

それは、すべての人に心を尽くすこと。
That is to give your heart to everyone.

充実した人生を送る秘訣は、
The secret to living a fulfilling life is

幸福をつかむ秘訣は、
The secret to finding happiness is

ただ、心を無にして願うことである。
It's just a matter of wishing with an empty heart.

なぜなら、奇跡は必ず起きているのだから。
Because miracles always happen.

希望を持つということは、希望の実現を願うことである。
Having hope means wishing for your hope to come true.

そして、この目に見えない願うということが、物事の実現に大きな役割を果たす。And this invisible wish plays a major role in making things come true.

だから、物事を希望的に考えてみる。
So, try to think about things in a hopeful way.

それを願い信じることから、その希望は生まれ、知恵が育つ。
By wishing for and believing in this, hope is born and wisdom grows.

だから、希望を持って生きてみよう。
So let's live with hope.

今の状況は、そんなに長く続く訳がない。
The current situation cannot last that long.

嵐はやがてやむし、困難もやがては必ず克服できる。
Storms will eventually subside, and difficulties will eventually be overcome.

だから、だから。
So, therefore.

もう少し、もう少しだけ生きてみよう。
Let's live just a little longer.

もう少し、もう少しだけ頑張ってみよう。
Let's try a little harder.

どんなに時間がかかっても、あきらめずに頑張ってほしい。
No matter how long it takes, I want you to do your best without giving up.

たとえ、くじけそうになっても、そこで終わらないでほしい。
Even if you feel like giving up, I don't want you to stop there.

たとえ、どんなにやめたくなっても、決して、決して、やめないでほしい。No matter how much you want to quit, please never, never quit.

努力しがいのあるものに対しては、決して、決して、あきらめないでほしい。I want you to never, ever give up on something that is worth your efforts.

絶対に、絶対に、あきらめないでほしい。
I want you to never, ever, ever give up.

この世で希望を持つことほど万能なものはない。
There is nothing more powerful in this world than having hope.

だから、だから。
So, therefore.

もう一度、信じてみよう。
Let's believe it again.

もう一度、いや、何度でも希望を持ってみよう。
Let's try to have hope again, no, over and over again.

そして、希望を信じて、希望の実現を願ってみよう。
Let's believe in hope and hope for it to come true.

必ず、夢はかない、願いは必ず実現する。
Dreams do come true, wishes come true.


<ノーマン・ビンセント・ピール博士の言葉より>創訳 coucou
<From the words of Dr. Norman Vincent Peale> Original translation coucou


Ⓒお馬鹿なoucouさかの逆さま論「特別編」
ⒸStupid oucou's upside-down theory "Special Edition"
61番目の100の心の言葉.
61th 100 heart


©NPО japan copyright association Hiroaki


2.12月31日なんて、大嫌いI hate December 31st


12月31日なんて、大嫌い~
だって、世の中のすべての人たちが幸せそうなんだもの。町中が騒がしく、笑顔に包まれてお祭り騒ぎ~カウントダウンだって大嫌いさ。

毎年、31日になると想い出す。
考えてみると30年近く、この日は泣き続けていた。
そう、coucouさんの人生のカウントダウン、もう終わり。


今でこそ、ありえないけれど、12月31日は、どこの会社も、銀行さえも営業していた時代。毎月月末は支払日と集金日となる。
年末だって変わらない…。
coucouさんは飲食店やお店の商売の取引先が多いため、
クリスマスも年末や正月を家族とともに過ごしたことがない。

ああ、普通の生活に戻りたい…。

毎月、毎月、お金が足りない…。
いつも資金繰りに追われる日々。
毎日、常に数カ所の銀行回り。
もちろん、銀行借り入れによるつなぎ資金の申込み。

毎月怖いのが給料日、アルバイトや社員を合わせて100名近い、お店も4店舗出店。もちろん、本社機能は別。毎月数百万の人件費と、数千万近い支払いと利息の津波。みんな給料日は楽しそう。そのお金で遊んだり飲みに行く....。
だけど、coucouさんの頭の中はお金のことで頭がいっぱい…。

もし、予定通りにお金が入らなかったらどうする?
もし、相手が倒産してしまったらどうする?
お金を踏み倒されたらどうする?
もし、自分が倒れたらどうする?
お金を支払うことができなかったらどうする?
自分が倒産してしまったらどうする?
そう、毎日が、どうするの連続。

まるで頭の中はお金の亡者と化していた。

いつも思う、自分の人生は間違えていたと…。
だけど、途中下車は不可能...。
事業というものは拡大すればするほど心の重圧は激しくなる。
なんと孤独で不安で怖いことなのだろう。

みんな同じなのだろうか?
だから、経営者はその寂しさから逃げるために夜の街を徘徊し続けているのだろうか?当時の飲み屋は経営者だらけのゴミ捨て場、いや、吹き溜まり~
みんな孤独で、人を信じることも、自分を信じることもできない。
だから、お金を支払って夜の酒場に自分の居場所をつくる。

coucouさんはね、用心深い~
だって、命をかけているんだもの。自分の判断ミスひとつで会社なんて簡単につぶれてしまうし、誰も助けてなんてくれない。まさに、弱肉強食の競争社会。

そして、止まることのできない自転車操業~

いつも、年末に想い出すことがある。
それは父のことだった...。

父は11歳のときに父を亡くし、母と病気の兄と幼い妹と4人で寒冷の地、樺太の大地で生まれて育った。曾祖父たちが樺太開拓団としてこの地を訪れ、膨大な土地を開拓していた。しかし、父を失い、わずか11歳の父が家族の面倒を見る立場となった。

だが、母と二人で膨大な荒地の開拓を続けるのは不可能となり、母屋を別の開拓団の宿泊施設に変えてわずかながらの収入を得ていた。開拓団に人を斡旋している組織があり、そこへ毎月集金に出向く。

12月31日の大雪の日に、coucouさんの父と母は二人で数時間かけてそこに向かった。もう、後がない、生活資金も底をつき、病気の兄と、幼い妹にせめて何かを食べさせたかったからだ。

だが、やっとの思いで着いたが、そこでは、
「今は金がない、来月に出直してくれ…」といわれた。
母は、「わずかでいい、ほんのわずかでいいですからお金をください…」と頼み込んだ...。

「ないものはないんだよ、俺たちだって苦しいんだ~」という。
「ほんの数十円でもいいですから…」
「来月、出直してきな…」

「..…」
しばらく、その会社の前で二人は雪の中にいたという…。

帰り際、また数時間かけて積もった雪道を帰る。

母が父にいう。
「ごめんね、ごめんなさいね…。こんなとき、おとうさんが生きていてくれたらね…」母は父の手を握りしめながら二人で泣きながら家に向かった…。
そして、このときに決心した。

父はお金を稼ぐために丁稚奉公をすることにした…

©NPО japan copyright association Hiroaki

3.お金まみれの青春Youth full of money


どうして、coucouさんの人生ってこんなに壊れてしまったんだろう?すべての夢の道を捨てた世界…。
もちろん、経営者なんて向いていない。
ただ、11歳のときのcoucouさんの命を救ってくれた父のために何かしたい、それだけだったような気がする。

もし、戦争がなければ、と考えてしまう。

父は、丁稚奉公をして散々人に騙されて炭鉱に努めることになった。ここでは年なんて関係ない。力があれば一人前。幼いときから開拓団として過酷に働き続けてきた父にしてみればこんな労働は恵まれていたという。そして、お金を稼いで、貯めて、母と兄と妹たちを引取り、学校に行かせた。
そして平和な幸せの時が続いた。

しかし、17歳で戦争に志願。
どうせ、赤紙が来ることはわかっていた。
お金も自分がいなくなったとしても、当座は家族が生きていけるまでため込んだ。

そして、前線に旅立つ…。
樺太の港から船にのる父に、
見えなくなるまで手を振り続ける母の姿が最後となった...。

戦争が終わり、無事に帰還したが、母もいなくなり、兄と妹の3人となった。
そして、行くあてもなく、戻る場所もなくこの世を去って行った戦友たちの家に巡礼をはじめた。靖国神社には今でも、その仲間たち英霊が眠る。
父は航空兵、特攻隊の飛行機の整備士だったが、みんながいなくなったら特高に志願する気だったという.…。

※誰も読まない、誰も読み切れないnote~「あこがれ」。かなりの長編となりnote記事では最高の文字数、68,201文字となり、本にすれば180頁ぐらいの分量。勇気と時間のある方は御読みください~

※note史上ナンバーワンの大長編「あこがれ」のリアルストーリーにすべてを記載しました。これはcoucouさんの父の物語。お時間のある方はお正月にお読みくだされば幸いです。


coucouさんの人生ってまさにお金とともに生きてきた気がする。
なにもかもがお金、頭の中はいつもお金のことばかり。
仕事もだんだんとさらに増え続ける。数千万から数億以上の年商に膨れ上がっていった…。借入金も同時に億単位となる。

さらにcoucouさんは恐怖心のかたまりとなり、ノイローゼ状態となる。子どもたちにも八つ当たりしたり怒鳴ったり、自分を許せない分、人さまも許せなくなっていく。答えのない、出口の見えない、希望のない、未来が見えないお金まみれの世界が続く.…。

拓郎の歌が聴こえた、「人生は恋と歌の旅♪」だけど、coucouさんは「お金と希望のない旅」…。なんて、ひどすぎる人生なんだろう。

そして、毎年、12月31日の夜は高速道路を走り続けていた…。

coucouさんは異常と思えるほど用心深い。
それだけ酷すぎる弱肉強食の世界。

ましてや、東京進出を果たし、イタリアントマトとともに活動拠点は、渋谷、青山、六本木、飯倉が仕事場となる。ただ、その中でいろんな出会いもある。山本寛斎、マクドナルドの田さん、BANの石津謙介さん、東京タワーの前田さん、キャンティの川添隆太郎さん、など大物の経営者と出会えたことは今でも忘れられない。

この頃は、もう家には戻れないホすテル生活が続いていた。
coucouさんは、常に何かあった場合を想定して、土地や資産、数億円。預金もいざとなったらと積立し約1億円くらいをプールし続けていた。でも、現実はcoucouさんの心は満たされないし、安らげないし、恐怖心は増すばかりだった。事業も軌道に乗り始めNHK、民放と様々なテレビで報道されたことも追い風となっていた。

それでも、毎年、12月31日は家には戻れなかった…。


©NPО japan copyright association Hiroaki

4.12月31日はcoucouさんの去るときDecember 31st is when coucou leaves.


そして、1995年(平成7年)、突如としてバブルが崩壊し始めた…。
それでも、バブルには関係のないcoucouさんたちは影響も受けず、さらに事業拡大のための中国進出(上海、北京)の準備を始めていた。韓国ルートも十分に確保し、体制を整え始めていた。

もう、さらに命がけとなっていった。
そう、敗れたときはこの世を去るとき。

もう、止まらない、止められない…。

しかし、国内では、次々と証券会社、保険会社、銀行が軒並み倒産か合併を繰り返していた。coucouさんの街の銀行もデパートもほとんどが消滅となった、前代未聞、あり得ない、信じられない時代を迎えた。

そして、想定外だったことが次々と起こる。
coucouさんの仲間たちが次々とつぶれ続けていく。この仲間たちは28人(同級生たち)、誰も就職などできない落ちこぼれのはみ出し者たち。それに、どこも雇ってなどくれない荒くれ者たち。だから、みんなで力を合わせて自営、独立していった。(全員、出席日数が足らず、高校を卒業できたのは卒業式のあとの夏だった…毎日、一緒に遊んでいたから仕方がないよね…)

そう、町中の銀行が倒産、合併を繰り返し、みんな銀行融資がとまり、事業を継続することができなくなった。
さらに、親友たちが、次々に命を落としていく。何人も自殺し、何人も夜逃げし、自己破産を繰り返していく。28名の仲間が何かしらの事情で全滅してしまった…。
みんな、敗れた時はこの世を去る気持ちだった。

何人もの友人たちは死を選んだ。
もちろん、苦しくて逃げたものもいるけれど、大半は生命保険を多額にかけて、命で支払った。coucouさんも億単位の生命保険に加入していた。(自殺だと金額が少ない…みんな知らなかった..だから、死んでも足りない)

そして、みんな兄弟のように力を合わせてきた。通夜や葬儀は生き残っている仲間たちで行い、残された家族たちを債権者から守り続けた。
自己破産できるものはそれでいい。
でも、自己破産できない者もいる。

それは、資産と同じ債務も相続の対象となり、自己破産するためには数百万円以上が必要だったことと、当時は、暴力団新法なる法律がなく、債権を次々と譲渡され、その輩たちが債権回収業の世界になだれ込んでいた。だから、自己破産して法的に債務(借金)がゼロになったとしても、取り立てが続く世の中だった…。
そして、町中の不動産業、商店、中小企業、優良企業が次々と倒産し続ける。これは間違いなく人災。(時の橋本龍太郎総理の「総量規制」という法律を作ったこと)、そしてその火種は日本全国に広がり、未だにこの失われた30年間が戻らない…。(こんなお話はつまらないから、ここまで…)

そして、その仲間たちの一人一人を見送った…。

そう、coucouさんも、最後の生き残りだったけれど、潰される、最後に自分の番だ、と思った…。
そう、12月31日は、coucouさんの最後のとき…。


©NPО japan copyright association Hiroaki

5.ああ、それでも人生って素晴らしいAh, life is still wonderful


coucouさんはすべての関わる人から嫌われた。
当然だよね、たくさんの人たちに迷惑をかけ続けたんだもの。
妻の実家からも勘当され、縁を切る人はあとを絶たない。
そばに寄り添う者たちは汚い債権者たちか取立人、回収屋たち。coucouさんの家族はもちろん、弟家族、父や母たちの生活までも奪ってしまった。

どうすることもできない…。
生きる意味もない。

coucouさんが依頼していた顧問弁護士たち3人が離れていく。弁護士費用が払えないから、事務的に契約解除される。
そして「coucouさん、弁護士を雇えないようじゃ、生涯、債務奴隷として生きるしかないな…」と、捨て台詞を吐かれた。弁護士抜きの裁判を24カ所抱えて、日々、裁判所に出頭して罵声を浴び続ける。
あまりにもひどい罵声のため、裁判長が怒り出す。

「彼は、誠心誠意を込めて逃げずにこの裁判を受け続けている。
この人だって人間なんだ...」

なんと凄い言葉なんだろう…。

帰り際、その裁判官がcoucouさんに「死ぬなよ、coucouさん…」という…。なんと酷い世界の素晴らしい言葉なんだろう。

coucouさんは泣いてしまった…。

ここまで読んでいる、みんなはどうしてcoucouさんが潰れてしまったか?不思議に思うかもしれない。でも、その説明をするだけでも数万文字が必要となってしまう。だから、一言でいえば、生き方を間違えたといえるかもしれない。(※過去のcoucouさんのnoteでは解説済みのため省略)

後に、coucouさんは本を書き始めた。そして「真・倒産の心理」というタイトルである大手出版社に持ち込み、二つ返事で発行が決まった。
内容はこのcoucouさんのすべてのリアル・ノンフィクションだった。この本が発行されればcoucouさんと同じように事業で苦しんでいる人達の希望の書となるはずだった。だけど、突然、出版が中止となった。

それは、その出版社の顧問弁護士が中止を迫ったからだった。その理由は、政治批判、銀行批判、弁護士に対する批判だったからだという。全て銀行名も登場人物も実名。567のワクチン批判と同じような圧力と感じた。

その後、その出版社も倒産した…。
本当は起死回生のヒットを飛ばしたかったんだと思う。


世の中はも死んでも解決しないことだらけ、自己破産してもそれで終わりじゃあない。夜逃げをして逃亡しても終わらない。何よりも、自分の心の中が生涯終わることがない。友人たちからcoucouさんは学び続けた。

そして、第4の道、「存在する道」を選んだ。

関わる全ての人たちに嫌われていても、そこで生きる。父と母のいた、ここで生まれたところ。coucouさんはここで生き続ける。
みんながどう思おうがお任せした。
その第4の道は「逃げない」「自己破産しない」「死ななない」「存在する」という選択だった。
これらは友人たちやその家族たちがcoucouさんに見せつけた教えなのだから。彼らとともに存在することを選んだ。

©NPО japan copyright association Hiroaki

6.coucouさんの最後のお願いcoucou's last request


coucouさんは、自分で自分の葬式をしたいと、債権者たちにお願いした。coucouさんの会社にせめて6カ月住まわせてくれと頼んだ。
(行くところもないし、家族に危害を加えたくない)

もちろん、簡単に了解された。
その理由はこの場所にいつもいること。どこにも行かない、離れない、逃がさない。いつなんどきも対応できる。彼らにとっても都合がいい。電話代も彼らに払ってもらう一文無し状態。

そして、毎日、債権者たちと銀行、弁護士、輩たち。お互いが名刺交換して債権者グループとなる。そして、coucouさんの会社内で日々、会議が行われる。最初の頃は、恨みつらみ、怒り、憎しみの言葉ばかり。coucouさんは毎日滝のように罵声を浴びせられ続ける。別に、迷惑をかけたんだから当然だと思う。

そして、ある日、coucouさんのすべてを提出した。それは、すべての土地建物の権利書、小切手、手形帳、通帳、実印、印鑑証明、要求されたもののすべてを用意し、書けと言われる白紙委任状やすべての書類に白紙のままサインした。そう、言われるがまますべてに答えた。

そして、ただ一つだけ条件をお願いした。
「これらのcoucouさんのすべてに関して、この中から誰かが代表となって窓口を統一してほしい..これで儲けても、何をしても自由、みんなで分けてほしい…」
そして、もちろん、この債権者たちの中にいた弁護士に全員が任せることとなった。あとは、coucouさんの問題ではなくて、みんなが自由にすればいい。

そして、その弁護士は自分の依頼主に都合の良いやり方をしたために、内部分裂をした。なんて、人間はいやらしいんだろう?お金の魑魅魍魎たち。勝手に争ってほしい。coucouさんはすべてを差し出したのだからね。(結局彼らにはお金が手に入らずに一部の人間が持ち去った…)

そして、約束の6か月間でcoucouさんはこの場所から追い出された…。


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7.素晴らしき、或、人生!Wonderful life!


この、12月31日から6か月間、会社内から一歩も出れずの軟禁生活。coucouさんは、どうやって生活していたの?これも過去のnoteに書いてあるけれど。いろんな人たちとこの6カ月過ごした。

嘘みたいな話なんだけれど、来るたびにパンを買ってくる債権者がいた。
お米を10キロ持ってくる者がいた。でも炊飯器がない。するとリサイクルショップから買って持ってくる者がいた。
現金を50万円届けに来た人がいた。汚い紙袋に入れてそっと差し出す人。
コンビニで飲物を買ってきたり、12月は寒いだろうと洋服を届けてくれる人。お菓子を持ってくる人、缶詰をもってくる人。

なんだこれ?

ある債権者は、
「coucouさん、3,000万円をなしにするから、復活してもらいたい…」という人がいた。最高額の6,000万円の債権者が、「いらないから生きて欲しい..」という。こいつは今でも飲み屋に行って酒を奢ってくれる。そして、「お前にはだいぶ儲けさせてるらったからな…」と笑う~

なんだこれ?

coucouさんの大嫌いな、12月31日にお餅とおせち料理を届けてくれた飲食店のオヤジがいた(数年前すい臓がんでなくなる。なくなる前の言葉が「俺、お前の恩人なんだよな..」と自慢した)

そして、6か月後、この彼がオンボロ軽自動車を買ってくれて、ある都議会議員の秘書として雇われることになった…。その議員に自分のことを説明した。あなたに傷をつけたり、迷惑をかけたくない、と伝えたら。俺が守ってやるという…。

なんだ、これって?

この日、coucouさんは除夜の鐘をはじめて聞いた気がする。
そして、生きていてよかった、と、初めてうれし泣きした...。

フランク・チャブラの映画「素晴らしき、或、人生!」の映画を見たとき、こんな映画なんて、嘘っぱちだと思っていた。まさか、自分がその主人公になるなんて夢にまでも思わなかった(coucouさんの過去noteに記載)。

coucouさんは、12月31日は生涯忘れられない。
coucouさんが死んで、また生まれた記念日となった。
coucouさん42歳の冬。
それから新たにカウントアップとなる。

人生って、あなたが思うほど悪くはない♪
歌が聴こえる~


※これは、coucouさんがこの世から消えようと思ったときに出会った女性のお話。初対面で「もう、死なないでください!」で言われた…。

お時間のある方は、見てください~映画 「素晴らしき哉、人生!」


8.終わりよければ、すべて良し。終わりが悪くても、すべて良し。All's well that ends well. Even if it ends badly, all is well.

さて、本日は12月31日、本年365日目のカウントアップ、
明日からも366日目が続く。

本日は、coucouさんの記念日の特別バージョン~だからいつものパターン。誰も読まないかもしれない。ここまで到達することが嫌になっちゃうかも知れない。途中でやめちゃう人がたくさんいると思う。だって、長すぎるし、noteのセオリーから外れているんだもの。

でもね、ここまで読んでくれた人にcoucouさんから素敵な言葉のメッセージを贈るね~

こんなことしかお礼できないから~

さて、このタイトル、変だよね~
「終わりよければ、すべて良し。終わりが悪くても、すべて良し。」

coucouさんは昨年末から本日までに3回の入院と手術に追われた。

もしかすると、本音は、今度こそ終わり、
駄目かな?とそのたびに覚悟していた。

目に見えない身体の中のこと。
確かに内視鏡カメラから覗けば大きな醜いモンスターが膨んでいる。とげとげのその怪物からは赤い液体が流れていた…。
今まで、この世を去ることばかり考え続けていたけれど、今回は生きたい、もう少し生きたいと願った...。
だからね、今だから白状するけれど、過去最大、最悪の苦しい年だった…。

そして、いつもの12月31日を迎えた…。

そこで、もう一度考えて見たんだ。
そして、これが、ここまで読んでくれたnoteのみんなに贈る言葉なんだ。


©NPО japan copyright association Hiroaki

9.62番目の100の心の言葉.62th 100 heart

「noteを書き続けるすべての人たちへのメッセージ」"Message to all those who continue to write notes"


もし、人生が364日、不運だったとしても、
Even if life is unlucky for 364 days,

365日目が幸せだったら、すべて良しとなる。
If you are happy on the 365th day, everything will be fine.



人生が364日幸運だったとしても、
Even if your life is lucky 364 days,

365日目が不運なら、
If the 365th day is unlucky,

今までの幸運が泡のように消え去ってしまう。
The good fortune you had up until now will disappear like bubbles.



もし、人生が365日不運だったとしても、
Even if life is unlucky 365 days,

365日目の午後に幸運が訪れれば、
If good luck comes on the afternoon of the 365th day,

すべてが幸運に変わる。
Everything turns into luck.


もし、人生が365日の夜まで不運だったとしても、
Even if life is unlucky for 365 days,

わずかな残された時間で幸運を感じることができたなら、
If you can feel lucky in the little time you have left,

すべては好転する。
Everything will get better.

もし、人生が365日の夜11時55分まで不運だったとしても、
Even if life is unlucky until 11:55 p.m. for 365 days,

わずかな残された5分で、幸せを理解できたなら、
If you could understand happiness in the few minutes you have left,

人生のすべてが幸せに変えることができる。
Everything in life can be changed to happiness.

それはね、
That's right,

涙を流せること、
Being able to shed tears,

笑えること、
Things that make you laugh,

肉体があること、
Having a body,

何よりも、
More than anything,

人を思う心があること、
Having a heart that cares about others,

自分に心からありがとうって祝福できること。
Being able to bless myself by saying thank you from the bottom of my heart.

わずかに1分、わずかに数秒、
Just a minute, just a few seconds,

思えるだけで人生って簡単に変わる、変える。
Life can easily change just by thinking about it.

こんなことができることを知って欲しい。
I want you to know that you can do it.

そして、そのわずか1分、数秒の間に、
And in just a minute or a few seconds,

大切な、大切な人、かけがえのない人たちの笑顔を思い浮かべればいい。
All you have to do is think of the smiles of your loved ones, those who are important to you, and those who are irreplaceable.

きっと、涙が出てくるかも知れない。
I'm sure there will be tears.

そう、必ず、奇跡は起こるんだからね。
Yes, miracles do happen.

みんな、信じてほしい。
I want everyone to believe me.

あなたは素晴らしい人なんだから。
Because you are a wonderful person.

そしてね、
And then,

無事に生きているんだもの。
He's alive and well.

それ以上のものなんて、
There's nothing more than that

この世に、
In this world,

何にもないよね。
There's nothing there.

だって、
Because,

奇跡なんだから。
It's a miracle.

そう、すべて良し。
Yes, all good.

終わりよければ、すべて良し。終わりが悪くても、すべて良し。
All's well that ends well. Even if it ends badly, all is well.


ほら、まだ、まだ時間が数秒残っているよ~
Look, there's still a few seconds left.



Ⓒお馬鹿なoucouさんの逆さま論「特別編」
ⒸStupid oucou's upside-down theory "Special Edition"
62番目の100の心の言葉.
62th 100 heart


©NPО japan copyright association Hiroaki
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coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
機関銃のように止まらない、お馬鹿なoucouさんのnote。みんな長すぎて嫌になっちゃうnote。でも、一人ぐらいお馬鹿な人がいてもいいよね。
だって、12月31日なんだもの。
でも、本音はね、12月31日にこんなお話で申し訳なく思う。
このnoteはcoucouさんの間違った人生の教科書。そして内省記録。

このnoteを読んでくれた人たちにcoucouさんの間違った人生と、恥ずかしいお話を伝えることで何かのお役にたてばと思った。

このnoteの世界に入ってたくさんの人たちと出会って、励まされて、元気をいただいて、1000日修行をはじめた。
1001回目なんて、今はどうするか考えてなんかいない。

だけど、人生で一番楽しいこと。

それはこのnoteと出会って、みんなと出会って、noteを書き続ける幸せをもらっている。

coucouさんだって、幸せになっていいんだよね。

今回のnoteはみんなにお礼なんだ。
お馬鹿なcoucouさんのnoteを読み続けている人達がいる、これって、まさに奇跡、「素晴らしき、或、人生!」なんだもの。

いつまで続くかはわからない。
いつまで続けられるかわからない、だから続けている。

まだまだ話したりない。

だって、みんなでカウントアップし続けたいんだもの~



ほら、まだ、まだ時間が数秒残っているよ~
Look, there's still a few seconds left.


本年も、こんなに忙しい年末の最中なのに、ここまでお読みくださいましてありがとうございます。とてもうれしくて、感謝申し上げます~

さて、いろんな事ばかりの年だったけれど、やっぱり「終わりよければ、すべて良し」「終わりが悪くったって、すべて良し」、だって、こうして生きてみんなと会えるなんて、奇跡だよね~
生きているだけで何にもいらないもの。
そうすれば、好きなこと、好きな人たちと会える~
この最上のnoteの世界でお話しすることも、聴くことも、読むこともできる。こうして、お互いが支え合っている気がする…。

ありがとう、素晴らしい新年をお迎えくださいね~



文字数15,667文字

とうさん、かあさん、弟よ、coucouさんは今日も生きてるよ、ありがとう。

映画 『ふたりだけの夜明け(Vivre la Nuit)』 より ふたりのテーマ(Voici le Jour) song by Daniel Licari

coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~


coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

Production / copyright©NPО japan copyright coucou 

Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru


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