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24年 夏・九州ひとり旅⑤(小倉〜佐賀編)

1日目は小倉 門司 下関をめいっぱい楽しみました
2日目は小倉のホテルからスタート!

世界文化遺産・官営八幡製鐵所

2日目は法事の前に、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する施設の一つ「官営八幡製鐵所」へ足を運びました。
日本史でも明治の産業革命で習うのでご存知の方が多いでしょう。

官営八幡製鐵所は「スペースワールド駅」という名前の駅が最寄りなのですが、遊園地だった北九州スペースワールドの姿はもうそこにありませんでした。
子供の時に親戚と一緒に遊びに行ったこと、でっかいスペースシャトルがシンボルだったこと、キャラはファミ通 表紙を描かれる松下進さんだったこと(バンダナを土産に買った)をボンヤリと覚えてます。
閉園時にスペースシャトルを売りに出していた覚えだけど、どうなったんだろうか…。

今は大きなショッピングセンターのある
スペースワールド駅

駅から歩いて数分、展望スペースにたどり着きます。
私のようにひょっこりと立ち寄っただけの者にも、ボランティアのおじさまが写真や映像の紹介を交えながら製鐵所の歴史を丁寧に解説してくださいました。
世界文化遺産として登録されているのは、少し遠くに見える旧本事務所だった建物だけというのが残念でした。なんとなくでっかいサイロとかあるイメージだったので。
今でもこの場所には日本製鉄があり展望スペースの目の前には、列車のレールが運ばれていく様子が眺められました。

奥に見える煉瓦造りの建物が
八幡製鐵所 旧本事務所
現在はツアーでしか中に入れないそうです
キレイに復元されているんだとか
みなさんはいくつ行ったことありますか?


世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」として構成される中では
・長崎市 端島炭鉱(軍艦島)
・長崎市 旧グラバー住宅
・鹿児島市 旧集成館
を訪れているのでこれで4箇所目になりました。



昼は法事へ参列して夕方には終えて解散。
会うのが20年ぶりという親戚もいてほとんど思い出も無いのですが、その期間を埋め合わせるようにいろんなお話をして楽しい時間が過ごせました。
まだ亡くなったばかりということで、おじの思い出話をすると切なくなるので、くだらない話ばかりだったと思います。


JR博多シティ 博多駅

九州最大の街 最大のターミナル駅だけあって、とにかくでっかい!新しくなってからは初めて来たので地下を迷子になったり、ポケモンセンターフクオカへ寄ったり、家族からお土産にと頼まれていた「博多通りもん」ゲットしたり過ごしました。

KITTEのカフェで一服
ジャンプ台のような屋根を望みながら

休憩した後はやっぱり屋上、せっかくなので屋上。
「つばめの杜ひろば」へ。
キレイに緑化されていて開放感があり、ベンチや子供向けの電車の遊具なども置かれていてのんびり過ごせそう。

私の中で「博多」といって思い浮かべるイメージは、川の流れる中洲や屋台が並ぶ街、海沿いのPayPayドームや福岡タワーでした。
さて、ここから眺める風景は……いやどこだよ!
遠くに海沿いにタワーらしきものが見える?
空港に近いというだけあって、飛行機が近いなーなんて見上げていました。

奥に進むと鳥居が。ん?なんだろう。
進んでいくと足元にある九州の形をしたオブジェがあり、よく見てみると、せ……せんとくん!?
こちらは奈良のゆるキャラ せんとくんと同じデザイナーが造ったオブジェ「縁結び七福童子」というのだそうです。

屋上に祀られていたのはJRの駅ビルらしく「鉄道神社」という神社でした。この旅が最後まで楽しくケガなく過ごせることをしっかり祈願!

三の鳥居「夢門」をくぐると見えてきます
ちっこい人が九州で電車ごっこしてる!
よく見るとせんとくんみたいな顔

鉄なべ

この日の夕飯は博多駅から歩いて10分ほどにある「博多祇園 鉄なべ」へ。赤くでかい「鉄なべ」と書かれたのれんの前には、餃子を今か今かと待つ行列ができています。
小倉でも見かけたけど、福岡は鉄なべ餃子が名物なんでしょうかね?

やっと通された店内には餃子の香りでいっぱい!
カウンター前には所狭しとサインがズラーっと飾ってあり、舞台俳優や関係者の方がよく訪れているのかな?と思いました。(サイン撮影不可)

熱々の鉄なべで焼かれた餃子が運ばれてきました!相棒はもちろん冷えたビール。アツアツとキンキン。じっくり向き合い味わっていただきましたー。
慌てて食べて口の中やけどしちゃったけどね。てへぺろ。

でで〜んと書かれた「鉄なべ」の文字
鉄板アツアツ 表面カリカリ
ビールもゴクゴクすすんじゃう〜

JR九州 800系新幹線「つばめ」

博多から今度は佐賀へ向かって移動します。
博多駅から新鳥栖駅までは、憧れだったJR九州の新幹線「つばめ」に乗ることができました!
以前、鹿児島中央駅から新幹線に乗る時に楽しみにしていたのですが、違う車両が来て乗れずじまいだったのです。

白のボディに赤いライン。縦長のライト
かわいいツバメマークが描かれた入り口から入ると、水戸岡鋭治さんらしさを感じる木と柄模様が使われた内装にうれしくなりました。

水戸岡さんはJR九州の様々な車両デザインの他、神奈川では箱根 芦ノ湖の海賊船や、横浜 水信フルーツパーラーの内装も手掛けていて、他で見かけるとつい「水戸岡さんだ!」なんてまじまじと見惚れてしまいます。

ライトと鼻先が可愛らしい「つばめ」
赤いラインの先には可愛らしいつばめが!
水戸岡さんらしい柄の布地や
木が使われたシートや扉

しかし、新幹線に乗るのは1区間だけ…。
束の間の時間を楽しんだ後は、新鳥栖駅で在来線特急 リレーかもめに乗り換え。
新鳥栖駅へは、鹿児島中央駅から長崎方面への乗り換えでも訪れていて、その時はこんな遠くなんて2度と来ることないだろうなぁ……なんて思ってたのに、まさかたった3年で再び訪れることになるとは!


佐賀駅

これからみんな帰省するのでしょうか。
リレーかもめには大きな荷物を持った客をいっぱい乗せていましたが、私は佐賀駅で下車です。

初めての佐賀駅。
佐賀の県庁所在地ですが、ちょっとさみしい感じかな…と思っていましたが、駅の新しい飲食エリアは夜も賑わっていてイイね!

駅前にある手を挙げた銅像に、別府駅前にある「ピカピカのおじさん」っぽさを感じたけど、こちらはお面と太鼓でお祭りっぽい?
面浮立(めんぶりゅう)という伝承芸能だそうです。

この日は駅前のホテルに宿泊。
佐賀ご当地のアイス 竹下製菓の「ブラックモンブラン」を夜のおやつで食べて、この日は終了しました。

今では他の地域で買うことも出来るみたいだけど
やっぱり佐賀で食べるというのが良い
このザクザクとしたクランチと
チョコがたまらん〜!

翌日は熊本へ移動して宮崎の高千穂へ…という予定でしたが、地震の影響で急遽キャンセル。
この佐賀まではどこに行こう、何をしようと大体予定を立てていましたが、この後2日間どう過ごすかは考えていなかったので、結構夜中まで地図や乗り換えアプリとにらめっこしながら考えてました。

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