色の名前を訳すのって難しいよなぁ
翻訳しているときのお困りごとって色々あると思うけれど、
その中に色の翻訳がある。
色の認識って人それぞれだけれど、作品に書かれている色は主人公が見ている色だから、読者になるべく同じ色を認識してもらうために、
訳語は慎重に選ばなければいけない。
前に趣味で訳した作品の中に、「Une mer d'un bleu noir」というフレーズがあった。直訳すると「夜の青の海」といったところだろうか。
「夜の青の海」だとなんだか野暮ったいし、詩的な文体の作品だったので、
これをなんとか