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猫の保護活動をやめた理由


3年間の保護活動で
100匹以上の猫を保護してきた。
そして100匹以上をずっとのお家に
ご縁を繋げる事ができた。
そして13匹が我が家の子になった。
保護活動を本格的に始めてすぐに
保護依頼も多くなり
保護してすぐの医療費(ワクチン、検査代
避妊去勢手術)飼育費、治療が必要な子は治療費、薬代、処置費がかさみ
料金を頂く事にとても抵抗があったが
やむなく保護するにあたり受け入れ費を
頂く事にした。
猫のお世話を苦に思ったことは一度もない
ストレスになったのはやはり人間関係。

保護依頼について
・命を助けて頂くことはとてもありがたい。
でも助けて預けてそれで満足の方がほとんどだった。受け入れる時に一緒に里親探しの協力をお願いしても0に等しかった。
料金が発生しているのでそれも要因なのかもしれないが協力して欲しかった。
1人で抱え込むには荷が重かった。
・子猫と聞いて引き受けた子が生後半年を過ぎているような幼猫である事が多く、人慣らしから
始めなくてはならず時間と労力を要した。
そういう事例に限って兄弟姉妹数匹になる。
・本人や家族が飼ってるものの問題があり
飼えなくなったので引き取って欲しいと相談
される事も多く断ろうとすると、じゃあ外に放つと足元を見てくる方もいる。
行き場のない猫の受け皿となりたかったけれど
人が関わると厄介だ。

譲渡について
・募集をかけて来ていただく里親希望の方が
虐待目的でない事を見抜く事が最重要事項になる。人を疑った目で見なくてはならない事が
とても嫌だった。まして会話が得意ではないので
人と話す事自体がストレスだった。
・猫への愛は人それぞれどれも間違っていないと
思うけれど私とかけ離れた価値観の方との交渉はストレスしか感じなかった。
・里親希望の方へお願いするトライアル。
その間の約束が守ってもらえなかった事で
猫が慣れないと譲渡不成立になる事も多く
迎えに行ったり戻って来た子の怯えた不安そうな
表情がいたたまれなかった。
限界を感じて保護活動はやめた。
これはHSP気質が活動に向いていなかった
のかな…と自分を納得させている。
猫とだけ関われるならどんな事でも
受け入れられるのに…
これから寒くなる季節、外猫が心配。

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