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『ゴジラ-1.0』のゴジラが滅茶苦茶プロレスラーしてた件
※本投稿には『ゴジラ-1.0』のネタバレが含まれます。鑑賞予定の方は鑑賞後にお読みください。
こんにちは。しょうです。
いつもの映画感想のように良かった点と悪かった点をつらつらと並べて感想を書いてましたが、Xのフォロワーの方と少しスペースで話して意外とウケたので本投稿はそっち方面に全面リライトしてお届けします。
怪獣プロレスではなくリアルなプロレスも知っている方だと少しは理解してくれるのかなと思います。まぁ好き勝手書いてるので軽い気持ちで読んでもらえればと思います。
多くの人が語らないからこそ今回のゴジラを怪獣プロレスラーとして自分なりに語っていこうと思います。
今回のゴジラの印象
さて、ここらリライト後の本題です。
『ゴジラ-1.0』のゴジラに対して『滅茶苦茶プロレスラーだった』と凄く変なタイトルを付けてしまったのですがこれが私の率直な感想です。
時代的にも設定的にも初代ゴジラに近く、いわゆる怪獣プロレスの頃のゴジラとは遠いというのが本作の一般的な感想だと思います。(わかる、私もそう思います。)
本作にはゴジラの対戦相手となる怪獣がいません。しかし、対戦怪獣がいない=ゴジラがプロレスラーでは無いということにももならないというのが私の考えです。
ゴジラは立派にプロレスラーでした!
今回の投稿ではそういった側面を少し掘っていこうかと思います。
プロレスラーはプロレスラー以外とも戦う
そもそも現代におけるプロレスは多様化がかなり進んでいて会場に関しては東京ドームで戦うこともあれば、東京ドームの周りの路上で戦うこともある。さらには新幹線の中でも戦うことすらあります。
これは会場だけに限った話ではなく対戦相手にも言えることです。
まぁ、なんというか……簡潔にいうとプロレスラー以外とも戦います。
さらに簡潔に言うと人間以外とも戦います。
例えばDDTプロレスが管理するアイアンマンヘビーメタル級王座の歴代王者を見てみると…
・焼き鳥/2012-08-03/東京
・ビール/2012-08-03/東京
・赤井沙希写真集 「LIP Hip Shake」/2021-02-28/東京
・チーバくんのぬいぐるみ/2021-04-03/千葉
・リンゴ (果物)/2022-03-25/東京
・iPhone 14 イエロー/2023-10-29/NV州ラスベガス
・情報提供者一覧
何を言ってるかわからないと思いますがこれが現実(特殊な事例ではあります)。
プロレスラー以外とプロレスをすることも当たり前(当たり前ではありません)の世界なのです。
その中でもアイアンマンヘビーメタル級最多保持記録を持っている平田一喜とヨシヒコの戦いを見てもらいたい。
見てわかる通り、ヨシヒコ選手は人形です。人形相手に一人で(こんなこと言って良いのか?)飛んだり跳ねたりしているわけです。
一見馬鹿っぽいですが試合をコントロールするのは平田選手のため平田選手側にかなりの技量が求められます。
この圧倒的実力があるのに対戦としては成立し面白い、これが今回のゴジラvs人間にもあてはまると思います。ボクシングや総合格闘技、その他スポーツにおいて圧倒的実力差はワンサイドゲームになりかねないので結構つまらない展開になりますが、実力差があっても面白くなりうる可能性があるのがプロレスの面白いとこだと思います。
今回のゴジラも単に蹂躙するでは無く、人間から放たれる殺意はあるが非力な銃撃にリアクションをし、プロレスとして成り立たせた。
対怪獣じゃなくても怪獣プロレスじゃなくてもゴジラはプロレスラーだったと言えるというわけです。
今回のゴジラが優れたプロレスラーだったと思うそのもう一つの要因が受けの美学です。
※ヨシヒコ選手は人形ですがちゃんと強いです。今書いてたことは忘れてください。
受けの美学
受けの美学とはプロレスにおいての重要な要素のひとつです。Wikipediaのプロレスラーにも大項目として受けの美学という記述があります。
これを体現していたのが今回のゴジラであると考えます。
例えば機雷を口に入れられて爆破される時のゴジラ、あれはデスマッチファイターの蛍光灯を口で受けるのに近いとビジュアル的にもそう思いました。
センシティブな画像なのでここでの引用は控えますが『デスマッチ 蛍光灯』などでググれば沢山出てきますので是非。そこは自己責任で!
また、不意打ちで高雄の主砲を受けるて高雄に一直線に向かっていくシーンもレスラーが不意打ちをくらって切れるムーブに似ています。ここのリアクションが薄く高雄に見向きもしなかったら正直あのシーンは微妙な流れになってしまいます。
受けからのリアクション、瞬発力、返し技どれをとっても優れたプロレスラーと言える。
9受けたら、10にして返す。そんな猪木の言葉を体現しているかのような立派なレスラーだった。
最後のフロンガス付きタンクのワイヤーで縛られるシーンや引き上げられてる最中に水深800mで止まってるところも人間の技を受けてやると言う気概を感じられる。
だって横には逃げれなくても下には1500mもの抜け道があるんですよ???
頭が良いとか悪いとかじゃなくてなんとなく逃げません?
浮きを噛み切る力あるなら、助け舟と連結している隙に戦艦を海に引きずりこみません???ここをレスラーと見るとご都合主義的なシーンから一気に一流の受けの美学をもったレスラーに見えてきて結構面白いかなと思います。
体格もかなり筋肉質で強そうな見た目をしていたので、このプロレススキルも活かして次作は怪獣と戦ってほしい。本当に優れたレスラーだった!
まとめ
怪獣プロレスしていないという点の逆張り的な感想を書いていみました。
まぁ別に逆張りしたいわけではなく今の多様化されたプロレスにおいて十分にプロレスラーとの素質を感じたのは本当のことです。
対怪獣のちゃんとした怪獣プロレスをすごく見て見たいなと思いましたね。
最後に平田選手、ヒロムちゃん戦頑張ってください!!!!!(謎の応援&告知)
あとアドベントカレンダーを作ってるので参加してもらえると泣いて喜びます。お願いします。参加者が全然いないんです!!!
感想
ここからざっくりリライトする前のをベースに箇条書きで書きます。2度目を見たら追記しようと思います。
試しにSNSプロモーション機能を使って見ました。Xのポストをリポストしていただければ無料で見ることができます。
100円と設定していますがリポストしていただければ無料です。
お金はいいのでリポストしてください。。。。。。
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